きゃめるさんの映画レビュー・感想・評価

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マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

4.0

みんな大好き「マッドマックス怒りのデス・ロード」においてマックスと並ぶもう一人の主役、フュリオサのオリジン・ストーリー。タイトル通り、フュリオサの戦士としての成長過程が話の主軸であるため、前作にあった>>続きを読む

ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉(2024年製作の映画)

4.0

いや熱かった。概ね史実通りなんだけど、フジキセキをクローズアップする事でタキオンの悲劇性とジャンポケの成長をより強調する構成がニクい。その分カフェが割食った感は否めないものの、前作から引き続き登場する>>続きを読む

帰ってきた あぶない刑事(2024年製作の映画)

3.6

徹頭徹尾、ヨコハマを舞台に舘ひろしと柴田恭兵(と仲村トオル)のかけあいを楽しむ作品なので、ヒロインのキャラが薄いとか敵がショボいとかプロットが雑とかヤボな突っ込みは禁止ですw そんな中、どこか憎めない>>続きを読む

劇場用再編集版 ウマ娘 プリティーダービー ROAD TO THE TOP(2024年製作の映画)

3.8

史実を上手くキャラとドラマに落とし込んでるのは評価できるが、元が全4話の配信なだけに若干駆け足に感じられるのは仕方ないよねー。あと線と枚数減らしてダイナミックさを強調してんのは演出プランなのか苦肉の策>>続きを読む

マリウポリの20日間/実録 マリウポリの20日間(2023年製作の映画)

4.2

散発的な爆撃から徐々に民間に被害が及び、果ては病院までもが攻撃対象に。少年や幼女、臨月間近の妊婦さえも救われず命を落とす描写のその一方で、被害者であるはずの市民が略奪行為に走る様も見せ、戦争被害のリア>>続きを読む

ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

3.8

「人間ドラマなんか極力排除して怪獣バトルやりたいなぁ・・・せや! ほんなら人間のいない世界を舞台にすればええんや!」てな訳で本作のメインステージは地底世界ですw ほぼ同様の理由でゴジラは何かしらの象徴>>続きを読む

キングオージャーVSキョウリュウジャー(2024年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

キングオ本編への客演だけじゃ物足りんとばかりに、今や売れっ子の竜星涼や飯豊まりえまで駆り出した上にガッツリ絡めるの、ファンサービスにも程があるだろ(落涙 強いて不満を述べれば、脚本三条陸なら「ウッチー>>続きを読む

キングオージャーVSドンブラザーズ(2024年製作の映画)

3.6

「混ぜるな危険」再び。ドンブラらしくキャラの個性とかかけ合いに全振りしてるのは「こうゆうのでいいんだよ」って言うべきなんだろなぁ

名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

4.0

映画恒例、トム・クルーズ顔負けのアクションが堪能できるのはもちろん、平次やキッドの見せ場深掘りもバッチリ、話の構成もミステリ作家が脚本担当で細部まで破綻無し。いやホントによくできたエンタメでございまし>>続きを読む

ゴーストバスターズ/フローズン・サマー(2024年製作の映画)

3.6

脚本の粗をヒロインの可愛さでフォロー・・・できてないよなぁ。旧作キャラとかゴーストとの友情とか素材は悪くないのに本当もったいない

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

登場人物が多岐にわたる上に時系列が幾重にも織り込まれ、一回の鑑賞で全てを把握するのは恐らく困難。それでもなお観る価値はあると断言する。マンハッタン計画を題材としながらも、メインはあくまで(タイトル通り>>続きを読む

夕陽のガンマン 4K復元版(1965年製作の映画)

4.2

セルジオ・レオーネ、クリント・イーストウッド、エンニオ・モリコーネのトリオだけでも最高なのに、更にリー・ヴァン・クリーフが加わってもはやネ申。プロットも捻りが効いてて2時間ちょいを飽きさせない上に、ワ>>続きを読む

ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

3.8

キングスマンの監督がまた一段とはっちゃけたスパイアクション。メタフィクション狙ってプロット捻りすぎたせいで「いやそうはならんやろ」的な展開が目につくが、ユーモアを楽しむ映画だと割切ってしまえばこれはこ>>続きを読む

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.0

砂の惑星アラキスは実在したんだ、と思わせてくれる圧倒的なまでのビジュアル。これだけで大勝利。先行公開はあえてのドルビーシネマ選択したから、次はIMAX行かないとな!

仮面ライダーギーツ ジャマト・アウェイキング(2024年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

尺の都合か話に多少の粗はあるものの概ねまとまりはいいし、メイン四人の扱いも丁寧、何よりアクションが(生身での披露も込みで)キレッキレで流石は坂本監督だとw 近年のVシネでは当たりの部類なんじゃないスか>>続きを読む

ポーカー・フェイス/裏切りのカード(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

序盤サスペンス要素を漂わせながら中盤予想外の方向へ転がり出し、ラストはまさかのヒューマンドラマ。どうしてこうなったと思いはするものの、ラッセル・クロウの風格が物語をギリギリ成立させていてそれなりに観れ>>続きを読む

マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

3.6

「マーベル」だけど「ヒーロー映画」じゃない、この前提を理解してないと多分低評価の嵐。まぁそれ抜きにしてもヒロイン三人の掘り下げが足りてないだとかかなりのご都合主義だとか、マイナス要素ばかり目立っちゃう>>続きを読む

ウルトラマンブレーザー THE MOVIE 大怪獣首都激突(2024年製作の映画)

3.8

劇場版だからといって大上段には構えず、あくまでシリーズ中の1エピソード的な作りなのが実にいい。その一方で情緒を優先した詰めの甘い〆はちょっと引っかかりもするが、まぁたまにはいいかw 何にせよ「これで完>>続きを読む

仮面ライダー555(ファイズ) 20th パラダイス・リゲインド(2024年製作の映画)

3.6

尺の短さと井上脚本って事であまし期待はしてなかったが、意外としっかり纏まっていたw 一方で真理の扱いに首をひねったりとか旧555はやっぱ高岩さんじゃないとなぁとか、不満もなくはない。まぁでも、今の東映>>続きを読む

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.8

まっっったく期待せずに観た訳だが、不安材料だったキャストへの違和感はそれほどでもなく(皆無とは言わない)、むしろかなり丁寧に作られた印象。丁寧な分、話の導入だけで終わってしまったきらいはあるし、キャラ>>続きを読む

エクスペンダブルズ ニューブラッド(2023年製作の映画)

3.6

年の始めはあんま深く考えずにスカッとする奴がいいよねと思ってたんで、その意味では期待通りというか、よくも悪くも期待値そのまま。ステイサム(だけ)無双とスタローンの出番が少ないのが意外ではあったけど、ま>>続きを読む

アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

兄弟間の確執や仇敵のリベンジなど、前作からの要素を余さず拾って纏め上げる、その意味ではよくできた続編。ただし前作ほどのワクワク感までは感じられず、どこか物足りなさを覚えるのも事実。DCEUラストを意識>>続きを読む

劇場版 SPY×FAMILY CODE: White(2023年製作の映画)

3.8

各キャラあるいは疑似家族のあり方にハマってる人、あるいはエンタメをエンタメとして割り切れる人なら楽しめる。
ストーリー? 考えるな、感じろ。
現場からは以上です

ボルサリーノ(1970年製作の映画)

3.8

1930年のマルセイユ、若いチンピラ二人が女を巡って喧嘩を始めるがそれをきっかけに意気投合、協力して裏社会でのし上がっていく様を描いたギャング映画。まぁ半世紀は前の作品だけに話はかなり大味。だが主役の>>続きを読む

ナポレオン(2023年製作の映画)

3.6

本気でナポレオンの生涯描こうとしたら150分どころか300分あっても足りゃしない。なモンで話はいきおいダイジェスト、専らジョゼフィーヌとの関係にフォーカスを当てる構成。確かに人としてのナポレオンは表現>>続きを読む

翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~(2023年製作の映画)

3.7

最高にくっだらない(褒め言葉)馬鹿映画が帰ってきた。いつもの地元自虐ネタはもちろん、伊勢谷友介不在へのツッコミに始まる中の人ネタ、果てはコテコテの関西ギャグまで盛られて若干胸焼け気味w だがこんな世の>>続きを読む

(2023年製作の映画)

3.9

荒木村重の乱より始まる陰謀暗躍裏切りそして愛欲。タイトル通り、のっけから首はポンポン飛ぶわストレートに衆道描くわあげくたけしがまんまビートたけしだわw(意図的な演技プランとは思うが)で、予想に反してか>>続きを読む

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.0

古い因習の残る閉鎖的な村、製薬業で財をなした名家当主の逝去に端を発する一族の相継ぐ不可解な死、東京から来た青年へ想いを寄せる美少女・・・全編に漂う横溝テイストだけでもたまらんのに、鬼太郎父と青年水木と>>続きを読む

JFK/新証言 知られざる陰謀【劇場版】(2021年製作の映画)

3.6

映画「JFK」から30年、新たに公開された資料から定説の矛盾をあぶり出し、ケネディ暗殺の真相に迫るドキュメンタリー。示された結論が正しいかはさておき、オリバー・ストーンがケネディ政権当時のアメリカを理>>続きを読む

マーベルズ(2023年製作の映画)

3.8

ヒーローもヴィランも全て女性という、ジェンダーへの配慮に行き届いた実にディズニーらしい映画。いやそれは別に構わんのだが、問題はモニカとカマラのキャラがドラマの方まで追っかけてないと把握できない事。簡単>>続きを読む

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