ミツルさんの映画レビュー・感想・評価

ミツル

ミツル

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セーヌ川の水面の下に(2024年製作の映画)

3.2

最後の「そうはならんやろ」の連続がすごい。
サメ大勝利で終わることってあるんだな〜。
活動家のミカが望んでいた世界に近い終わり。

セーヌ川の水質が悪すぎて、サメの登場がめちゃくちゃホラー。
東京オリ
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.2

アマプラで観たら国内作品だからか字幕が出ず…。
セリフが聞き取れないから仕方なしに音を大きくしていたら、ゴジラに伴う爆音が爆音すぎてずっとリモコン片手に微調整していた。たぶん映画館だったら満遍なく大き
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ビースト(2022年製作の映画)

3.0

ずっと「娘たちうるせーな!!!」って思って観てた。
あんなに横でやいやいわかりきっているマイナス要素ばかり言われたら、考えもまとまらないだろうに、お父さんって大変。

夜のシーンは暗すぎてよく見えなか
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守護教師(2018年製作の映画)

2.8

犯人の小物ムーブがすごかった。
うっすらずっと嫌な感じが漂う街で、ローカルな権力者とそれにおもねる大人たちが、街の行き止まりっぽさのある嫌な感じを加速させる。

ロリコンの常套句「本当に好きだったんだ
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平和の木々(2021年製作の映画)

3.4

ムテシが助けてもらった立場なのにずーっと全員に対して平等に嫌なヤツで、シスターも食糧を盗もうとするし、追い込まれると人間性が出るというより歪むなと思った。
白人だけ国連に助けてもらえるチャンスがあった
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バービー(2023年製作の映画)

3.4

バービーランドがすごくバービーだった。
実際は知らないのに、「こんなバービーグッズあったよね!」という気持ちにされたので、バービーの本質を掴んでいる人が美術担当にいるに違いない。

定番型バービーが自
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.0

今回も「トムはまた無茶して…!!」とハラハラするシーンはあったんだけど、もうあらかたのヤバいアクションは見慣れたきてしまったというか、刺激に慣れすぎている自分を発見した。
列車の上で戦うことに慣れてし
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シティーハンター(2024年製作の映画)

3.1

ガンアクションがすごいという前評判は本当で、正確無比で「これでこそ冴羽獠!!」の繰り返しを楽しめた。
鈴木亮平、本当にすごい!!
足も漫画のように長いし、アクションすべてがカッコよかった!

正直なと
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.0

横溝正史味がある殺人事件は反則技のような方法であっさり解決し、なんとも胸の痛む結末だった。
サヤの「本当の自分を見てほしい」という願いは「出会って数日の人間に対して要求が高すぎて無理でしょ」と思ったけ
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ロスト・フライト(2022年製作の映画)

3.2

思っていたよりぬるっと戦闘シーンが終わったけど、機長側の戦力が圧倒的に不利だからジェラルド無双するのはちょっと無理かな〜という判断だったのかも。
ジェラルド・バトラーが「軍にいた割にあまり戦闘経験のな
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マリー・ミー(2022年製作の映画)

3.5

オーウェン・ウィルソンとジェニファー・ロペスによる現代版「ノッティングヒルの恋人」。
やっぱり一般人役は人の良さがにじみ出るタイプじゃないと成立しないなと思うとともに、ジェニファーロペスのカリスマ性が
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.4

綾野剛がめちゃくちゃ狂児だった。
顔立ちでいったら組長の北村一輝のほうがマンガに似てるんだけど、でも「紅」歌ってる顔とかとぼけ顔がすごい狂児でビックリした。
あれが演技力ということなのかはわからないけ
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シャーリー・チザム(2024年製作の映画)

4.0

まだアメリカ大統領に女性がなったことはなく、黒人の大統領もオバマ元大統領が初だったことを思うと、70年代に立候補しようとしたシャーリーのすごさがわかる。
実際はもっとたくさん襲撃や脅迫に近いことがあっ
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ザ・ロストシティ(2022年製作の映画)

3.4

もうインディ・ジョーンズやハムナプトラ的な映画はネットがある現代じゃ難しいと思うんだけど、ありえなくもないギリギリの力技で実現させたのも良い。
最後までずっとあの派手ラメジャンプスーツなのかと心配して
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.4

子ども時代にマリオで遊んだことのある人はみんな楽しいはず。
カートが64で止まっている人にはわからない形かもしれないけど、switchから入った子どもへの目配せを感じて良かった。

ピーチが攫われるだ
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THE MOLE(ザ・モール)(2020年製作の映画)

3.0

CIAやMI6でもない一般人が、自分から企画を持ち込んで始めたことだということが信じられないくらいに大胆なドキュメンタリー。
観終わった後、ウルリクが無事に生きているのか思わず確かめてしまった。
それ
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80 For Brady : エイティ・フォー・ブレイディ(2023年製作の映画)

4.0

ご都合主義でも良いし、むしろそれがロードムービーの良いところ。
ガールズパワーの究極の形が映画になっている。
老後も集まってワーワー騒げて、病気の時も支えてくれる友達がいるって素晴らしい。

みんなそ
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マイティ・マイツ ~12人の屈強な戦士たち~(2021年製作の映画)

3.2

フットボールの初期の話だから防具も質素で、オープニングからケガが続出しているのも「それはそうなる!!」と力強く頷いてしまうほど。
気のせいかもしれないけど、フィールドも狭かったような…?

孤児院に入
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星の旅人たち(2010年製作の映画)

3.2

袖触り合うも多少の縁ってこういうことなんだなってわかる映画だった。
入れ替わり立ち替わり同行者が変わるのかなと思ったら、なんやかやでずっと同じメンバーだった。
歩いての移動というのが、癖のあるメンバー
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.0

ラッセル・クロウが強そうで話題になっていたのに、対する悪魔憑きの少年があまりに華奢で、「殴り合いになったら大変なことになるのでは…」と心配しながら観ていたけど、祓い方はオーソドックスなエクソシストだっ>>続きを読む

マーベルズ(2023年製作の映画)

3.2

急なミュージカルはディズニー所属になったからなのかしら…と思ったけど、3人ともそれぞれのやり方で楽しそうだったから良い。

ちょこちょことキャロルが親密な人間関係に慣れていないところを露呈して、モニカ
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Lift/リフト(2024年製作の映画)

3.0

軽快な泥棒物。
意外性はなくても最後まで面白かった。
金庫が開く仕組みはちょっとよくわからなかったけど、全く問題なし。
なんでレーザーを当て続けると開くんだろう?

ハッカー集団のリヴァイアサンは絶対
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ナイアド ~その決意は海を越える~(2023年製作の映画)

4.0

60歳を過ぎての挑戦は、すごくアツい「負けへんで!」のストーリーだった。
「28の頃より今のほうが精神力がある」と言っていて、確かになぁと思った。
でも同時に、ナイアドの我の強さと他の人に挑戦記録を横
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.2

スピードやパワーがすごいわけではないけど、それでも圧倒的に強いジョン・ウィック。
戦いっぱなしだと息が切れたりしていて、「ジョンも人間なんだな」と思った次のタイミングで車にゴンゴン轢かれまくったりして
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雪山の絆(2023年製作の映画)

2.6

しんどい。とにかくしんどい。
ずーっと雪山なのに、雪山の装備がゼロすぎるのも生き残るための決断も、それをしてるのにちょっとずつ人が減っていくのも、全部しんどい。
アンデス山脈、人に限らず生き物の生存に
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バッドランド・ハンターズ(2024年製作の映画)

3.0

ゾンビというわけでもなく、戦術と指令が通るので団体で襲ってくるけど、首を切り落とさないと倒せない軍人たちって結構な強敵なのでは?と思ったけど、対するのはマドンソクなので、全然問題なかった。
銃使ってる
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シャザム!~神々の怒り〜(2023年製作の映画)

2.8

重めのトーンが多いジャスティスリーグ系列の中で唯一のコメディ担当だから、しょうもなくても許される枠ではある。
キャラが多いせいもあってなんだかボヤけた感じは否めなくて、それが残念。
「フィラデルフィア
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.0

これは万にひとつのストーリーではない、私たちのすぐそばで起きていてもおかしくない話。
性被害はいつだって被害者の落ち度をいう人がいるし、他の犯罪被害者に当てはめるとそれは完全に不当だとわかるはずなのに
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テイカーズ(2010年製作の映画)

2.7

意外性はなく、こうなるんじゃないかなーと思っていたエンディングにそのまま向かっていくので、良くも悪くも休日2日目の午後にぼんやり観るのにちょうど良い感じ。

作戦が上手くいかず、メンバーがみんなで「ど
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ランボー ラスト・ブラッド(2019年製作の映画)

3.8

ランボーの手数の多さがすごい!
攻め込んでくる車両の列を見た時は「もっとまとめて爆破とかしておかないと多すぎない…?」って思ったけど、杞憂だった。
むしろカルテルメンバーは倍くらい必要だった。
ランボ
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スライ:スタローンの物語(2023年製作の映画)

4.0

虐待されても父親は父親で、大人になっても切り捨てられないんだなぁと思うととても切ない。
スタローンの少し寂しそうな、もの悲しげなまなざしの理由がわかったような気がする。
彼は傷ついた表情がとてもうまい
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毒戦 BELIEVER 2(2023年製作の映画)

2.8

前回のエンディング直前とエンディングを結ぶストーリーだったけど、正直なところ蛇足かな〜という感想。
どうなったか明確に知りたかったわけじゃないし、想像の余地があるのが美点だと思っていたから。
イ先生も
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355(2022年製作の映画)

3.6

かっこいいアクションシーンが良かった。
どちらかというと道具には頼らず素手で戦うシーンが多くて、彼女たちのかっこよさが際立っていた。

目的のために仲間になっていくのはわからなくもないけど、ファン・ビ
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ハート・オブ・ストーン(2023年製作の映画)

3.4

Netflixジャパン、あらすじにネタバレ書くのをいますぐやめろ!!!書いてあるやつは消せ!!!!
何気なく見た画面に話の流れが軽く描いてあった衝撃ときたら。
そろそろかな…と気になってしまい、いざそ
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モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

3.4

ソマリアの内乱の始まり方が、まだ大丈夫だろうと静観していたら急に水があふれた感じで、でも反乱軍の勢いはかなりあって正常性バイアスや茹でカエル理論の実例ってこんな感じなんだろうなと思った。
権力を持って
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犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

4.0

マチェットナイフだろうが銃だろうが、「圧倒的筋肉がありますんで!」とステゴロで圧勝するマ・ドンソク、観てる側に「そんな訳ないじゃん」を一瞬たりとも感じさせないのは本当にさすが。
結局筋肉だよね!!とい
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