セリーさんの映画レビュー・感想・評価

セリー

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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007年製作の映画)

3.8

今回初めて存在が明かされた“不死鳥の騎士団”
まさかムーディが戻ってくると思ってなかったし、シリウスやルーピン、スネイプと親世代の活躍と心強さが最高に上がるポイントでした!

だけど映画全体を通じて、
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ハリー・ポッターと炎のゴブレット(2005年製作の映画)

4.0

ハリー、ロン、ハーマイオニーたちが初恋を経験したり、学園ものっぽいわくわく要素とシリアスさと拭えない悲しさが混ざり合って楽しめる作品だった。

物語は分かりやすくて、ハリーが運命へ立ち向かっていく姿に
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ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年製作の映画)

4.5

この作品はハリーがアイデンティティを探す回だった。両親と関わりのあった人が次々と現れ、想像もしてなかった両親の死にまつわる真相が明かされた。

全編にハリーの抱える孤独が表現されていて、だからこそシリ
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ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002年製作の映画)

3.5

まだまだ無邪気で子どもっぽいハリー、ロン、ハーマイオニーが堪能できて嬉しい。
だけど、本編はなかなかダークホラーだった…。最後のハリーのバトルが素晴しくアクションも加わって、ハリーの成長も感じる事がで
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アイデア・オブ・ユー ~大人の愛が叶うまで~(2024年製作の映画)

3.0

最近こんなに度直球な作品も珍しく、あまりにも夢物語すぎる。笑
一回挫折して再開するまでに数日かかった。

アンは歳を重ねても美しいし、何よりpopスターがあまりにも子犬系年下男子すぎてかわいい。それし
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ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

4.0

人生で初めてハリーポッターの世界に触れました。

ハリーは親戚一家に虐げられていた普通の男の子だったんだね。そんなハリーが自分は魔法使いだと知り仲間と出会って、宿敵に立ち向かうストーリーが入門編として
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私は世界一幸運よ(2022年製作の映画)

3.0

他人の望む自分を演じてしまう、他人が望む言葉を発してしまう、そうしているうちに自分が分からなくなるというのは、とても共感した。

あんな事があったのに彼らに何も言えず、怒りをぶつける事すらできず、悲惨
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シティーハンター(2024年製作の映画)

4.5

表情や骨格、体つき、話し方、声のトーン、銃の使い方、戦い方、車の運転の仕方が冴羽獠そのままで、そこに存在していた!!!!
キャストもスタッフも原作リスペクトすごくて愛があって良きです。

物語もプロロ
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.5

是枝脚本ならではの家族のあり方や、いびつさ、底にいる人たちの生活や社会問題など様々なメッセージが込められていた。

今回なぜ韓国の里親制度にスポットを当てたんだろか…正規の養子縁組難しいのかな?まぁで
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.0

この手の話は何度も擦られていて定番の形だけど、それぞれ胸に抱えてる熱い想いがあるからこそ、いつだって胸を焦がすのではないだろうか。

FacebookやSkype、新しいテクノロジーの登場によっていい
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正欲(2023年製作の映画)

3.0

本を読みたいと思いつつ時間取れなくて映像を先に見てしまった。
けど見終わったら、やっぱり本で読みたい、読まなければ、という気持ちになりました。

「正欲」というタイトルが逸材すぎた。
正直な欲や、正し
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ナポレオン(2023年製作の映画)

4.2

彼は英雄なのか、偉人なのか、独裁者であり戦犯なのか、リドリーの手によってそのどれでもないただの人間ナポレオン像が浮かび上がったようで心に残った。

今回ホアキンが演じたナポレオンは全体を通して描かれる
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

4.0

タイミング合わなくて観れていなかったのでtama映画祭でようやく観れました!

2分間が永遠にループし続けて、順応する人や騒ぎを起こす人、絆深めたり、全然笑えない方向に進んでしまう人や、そんな中でもフ
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東京ランドマーク(2019年製作の映画)

3.5

tama映画祭にて上演されたので、念願叶ってスクリーンで見れました!

何気ない日常にある、平凡な3人の物語。
3人が一緒にご飯食べるシーンだったり、コインランドリーや歩道橋を歩くシーンが暖かくて、特
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たかが世界の終わり(2021年製作の映画)

3.0

Tama映画祭で上演されたので、ついに!
コロナ禍で俳優や舞台、芝居の存在意義について考えさせられた結果、第7世代実験室企画したと。
なるほど、前知識何も言ええないまま観たので、110分ワンカットの小
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.0

マリコの人生波乱万丈すぎてつらい。。。

友達のためにこんな必死になってくれる片割れ最高すぎる。その深い深い愛に何度も胸を打たれた。

マリコの遺骨を持ってベランダから飛び降りるシィちゃんと、ラスト最
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

3.0

トビーのスパイダーマン見てきたからなんとなくトムホver見てなかったけど、より軽快になってめちゃくちゃcuteなスパイダーマンだったね!

金ローで見るくらいがちょうどいい。

この時からアベンジャー
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劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)(2023年製作の映画)

3.0

原作でも描かれてエンジェルダストが改変され現代に設定が移った物語。海原とエンジェルダストと謳われたのでワクワクしてたけど、最終章の序章なのかな?

今の時代に暴れ回る冴羽獠が見れたのはシビれたし、戦う
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.0

スピルバーグがどんな風に映画と出会って惹かれていったのか、存分に見せてもらいました。
どんな家族に囲まれてどこで誰とどう過ごしてきたか。
芸術は時に孤独で傷つけられる…その意味を思春期に知ったからこそ
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バービー(2023年製作の映画)

4.5

世界観も物語も予想以上に最高だった!
圧倒的な歌とダンスとギャグ。それにダーバーシティフルコースを加えてエンターテイメントにしたの最高だった。

女性だけじゃなくて、男性も、現実が生きづらいと感じてる
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バビロン(2021年製作の映画)

3.0

1920年代めちゃくちゃに浮かれてた時代のゴージャスでクレイジーなゴールデンエイジを、ジャズミュージックでリズミカルに映し出されていて、見ていて楽しい。

ハリウッドが無声映画から、「トーキー」に移り
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少女は卒業しない(2023年製作の映画)

4.0

4人の少女の成長を描いた青春群青劇。

現実的には卒業なんだけど皆このままを望んでいて、だけど、まなみの答辞、後藤の電話、部長の森崎、作田さんのクラスメイトと、ターニングポイントとなる成長のキーがとて
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

4.8

話は淡々としているけど、良い緊張感が続いて、惹きつけられる。涙が溢れたシーンがいくつもあって、本当に心に色々なものがガサガサと残る作品。

特に印象的だったのが、冒頭のシーン。
キラキラした映画の撮影
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リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

3.0

気になりつつ…実写版のリアルを受け入れられるかな?とそわそわしていたが、エリックの吹替が海宝直人に決まったので、はりきって公開日に見に行きました!

海のシーンの美しいことよ。当然ながら実写版は映像に
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別れる決心(2022年製作の映画)

3.0

悲観的で壮大なラストシーンめちゃくちゃ良かった。
事件と恋愛をいったりきたりする構成と、タイトルの意味…。
単純ではないところが、なんか惹かれるポイントなんだろうな。

「あなたの未解決事件になりたい
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AIR/エア(2023年製作の映画)

4.5

マットデイモンとベンアフレックのコンビ大好き!運動嫌いな中年男性のマット最高に良い!

誰もが知るビジネスサクセスストーリー、最高に高まる、心が元気になる作品でした!
世界を変える人って本当にその圧倒
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わたし達はおとな(2022年製作の映画)

3.0

全てにおいて曖昧な2人に、妊娠が発覚してから急に押し寄せる現実が重すぎるリアル。

よくあるテーマだけど、この監督、脚本だからこそのリアルな会話劇。長回しも多くて見てる方はヒリヒリしました。

もうい
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佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

3.5

切なさと、憂さと、儚さと、僅かな希望が盛り込まれていて、全体的に胸がぎゅっとなる。
朝まで飲んだ日の街の風景や家が、情緒的に切り取られていて、映像が好きだった。
脚本は少し粗く思ったけど、でもこういう
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.5

映像も音楽もかなりポップに作り込まれてるけど、内容は重たい復讐劇。脚本が緻密すぎてすごい!

ライアン=その他大勢で、自分はただの傍観者だ悪くない、何もしてないって責任逃れすぎるよね。
主犯も周りも自
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ある夜、彼女は明け方を想う(2022年製作の映画)

2.8

「明け方の若者たち」の彼女目線のオリジナルスピンオフ。

うん、なるほどねーとはなるけど…。
やっぱり最後までちょっと年下と遊んでみたかった感しか感じ取れなくて。

本編だと彼がなんとなく前を向き始め
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明け方の若者たち(2021年製作の映画)

3.0

どこまでも刹那的に甘い2人。
2人が…3人が過ごした若い日のマジックアワー。
全てが尊くて切なくて沼のような5年間。

初めての朝にかかるキリンジはズルくない?
あんなエモいシーンある?というくらいエ
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.2

余韻すごい。
きっと誰もが抱えたことのある感情と瞬間。
どれだけ懐かしく想っていても、どれだけ大切に想っていても、今はもうない。

毎日思い出すワケではないし、今どうにかなりたいワケでもないけど、だけ
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タイタニック:ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター(2023年製作の映画)

4.0

またスクリーンで見れる日が来るなんて!
公開当時も、その後のリマスターアンコール上演も何度もスクリーンで見たし、家でも何度も見たけど、またスクリーンで見れて大感動!

タイタニックは終盤のパニックの中
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HiGH&LOW THE WORST X(2022年製作の映画)

3.0

中本悠太が俳優デビューという事で記念にスクリーンでハイローというものを人生で初めて体験してきました。

悠太が演じた須嵜亮めちゃくちゃかっこいいね!悠太が演じたからより魅力的に見えたのかもしれない贔屓
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.0

4DXで行ってきましたー!
はぁぁ疲れた…ずっと一緒に逃げていたので本当疲れたわ。
まさかのイナゴが物語の中心なので、本当気持ち悪いーーー!
T-REXの戦いのシーンもっと見たかったし、ブルーちゃんど
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ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

3.0

これ見たっけ?と思いながら再視聴。
メイジー登場シーンで、思い出した!映画館行ったけど怖すぎて記憶から消してた…。

噴火のシーンのブラキオサウルス切なすぎて涙出た…。
前半の噴火パートはハラハラドキ
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