ちゃさんの映画レビュー・感想・評価

ちゃ

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映画(300)
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.5

2時間半があっという間。女性も男性も芯があって魅力的なのに人間らしく間抜けで、緊張感あるシーンもなんだか笑えてくる。

地球は女で回ってる(1997年製作の映画)

3.3

洋題のDeconstructing Harryがしっくりくる。小説と現実の境界がなくなっていくのが面白い。

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

3.4

見終わっても苦しさが残る映画。社会階級の違いによって異なる周囲のセクシャルマイノリティへの理解度、食事や仕事観が歪みを生み出していく様子が見てて辛い。エマの絵と最後の会話に少し救われる。

地獄の黙示録(1979年製作の映画)

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t.s.エリオットが言うところの虚ろな人間が、恐怖と怯える心を失った人間が、戦争を戦争たらしめる。
彼らは本来どこにでもいるような人間で、家族もいれば仲間もいる。ただ戦争と死に麻痺し、薬や慰問で疑念を
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ハンナとその姉妹(1986年製作の映画)

3.0

友人に頼んで人工授精をしたり
妻の妹を好きになってしまったり
姉の元夫を好きになってしまったり、なんでもあり

コーヒーをめぐる冒険(2012年製作の映画)

3.4

邦題につられて。
白黒映画なのにここまで温かみが伝わるのか、と思う。ついていない一日でも人の温かさに包まれていることや戦争を乗り越えて享受されていることを再認識する。コーヒーをことごとく飲めない様子に
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素敵なダイナマイトスキャンダル(2017年製作の映画)

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情念を表現したいという思いの成れの果て
当時のグレーで刹那的なその界隈の様子がわかる

マンマ・ミーア!(2008年製作の映画)

3.2

年齢性別関係なく一人一人が自分の恋愛や人生を楽しんでいる様子に元気をもらえる
母娘のお互いを必要としながらも自立して歩いていこうとする葛藤のようなものが描かれていて良かった

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.1

半地下の人間の争い、地上の人間の無関心、ただどちらも愛する家族との暮らしを守りたいだけ。
格差社会の縮図を描写しているがその中で複数家族の愛も感じられた。

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.3

カップルなのにそれぞれ好き勝手にニューヨークを楽しむ姿が自由で見ていて心地よい。
エルファニングの破壊的な笑顔と下着姿にやられた。

恋におちたシェイクスピア(1998年製作の映画)

3.4

軽い気持ちで見始めたものの気付けば引き込まれあっという間に観切ってしまっていた。
男装しても隠しきれないヒロインの女性らしさ、恋に落ちた時にしか表現できない美しい言葉の数々に惚れぼれした。
ところどこ
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セレンディピティ(2001年製作の映画)

3.1

コンプレックスをロマンチックに解釈してくれたら好きになっちゃうよね

セッション(2014年製作の映画)

3.0

圧倒される。
完全を求めることはこうも非人道的で恐怖を感じるものなのか。

ギター弾きの恋(1999年製作の映画)

3.5

女たらしの自分勝手な男、だけど自分の好きなことは時が経っても隣にいる相手が変わっても貫いていて、その度に子どものように振る舞うから憎めない。
そして彼に盲目なハッティが可愛すぎる。

映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2016年製作の映画)

3.4

都会の人と物の渦に呑み込まれながら、死を身近に感じながら、微かな希望に縋って生きる意味を模索する登場人物たち。辛い出来事に囲まれていても希望を信じてみようとする慎二の真っ直ぐさが良かった。
美しい色彩
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

3.2

近いはずなのに踏み入っていない、楽しいことを共有する3人の距離感が、男女の友人関係をうまく表してるなぁと思った。

グッバイ、サマー(2015年製作の映画)

3.1

自分には個性がないと嘆いてる彼に、君はとても面白い!と言いたくなる。笑

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.4

ベッドシーンが多く見ていられないと思ったが、終盤に惹きつけられる。陣治の十和子への無償の愛と何をも赦してきた様子、またその愛に気付かない十和子の態度に胸が痛んだ。