chelseaさんの映画レビュー・感想・評価

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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

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高校生の恋愛の話だけど、高校生ならではというより恋愛そのものの普遍的なテーマだったような気がする。
とにかく出展が多い!!こちらに知識がないと拾えない。
メガネをかけた芋虫、フクロウ、パイナップルの絵
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ジョーカー(2019年製作の映画)

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まずどうしてもカッコいい。タバコとダンス。孤高の主人公。タクシードライバーで孤高の主人公だったデニーロが今度はあの役に配置されてるのもジョークなんでしょ?どうアーサー?
アーサーは心優しいけどそのもろ
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ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

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ん?と思うところはあるけど、そのひと場面の美しさや、恋人の型としてのエモーショナル感みたいなものはたくさん散りばめられていて、ヒューグラントがあのツラで本屋やってて、着てる服もラフなトラッドスタイルで>>続きを読む

マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ(2015年製作の映画)

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クソほど主体性のないイーサン・ホークが観れます。
主人公が不倫して勝ち取ったイーサン・ホークを元嫁に返そうと話を付けに行ったが当然めちゃ怒られて、元嫁にめちゃ怒られたわーって話を親友の男性にしに行った
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カモン カモン(2021年製作の映画)

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クレジットでマイクミルズが監督だったの見て、そこでクリップした理由を思い出した。
リアルすぎて、なんてのか、そのまますぎて、stupidな伯父さんがんばれ〜、と、どちらかというと預けた側目線で鑑賞して
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

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友人が「共感性羞恥」と言ってて、さらに「あなたが観る映画ではない」と言われたので素直に観なかった作品。
ナンバーガールとスチャダラのTシャツが世代的にはうれしかった。
確かに、何度もどっと湧き出でる感
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あちらにいる鬼(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

家を契約した後に白木夫妻が並んで歩くシーンで、篤郎が内側、奥さんが車道側になってたのがこの夫婦の関係性をよく表してるなと思った。
クズ男、ダメ男もいろんなタイプがあると思うけど、白木は何か責められそう
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バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

主人公は確かソンギュンガン〜では一匹狼の色男役だったけど、今回は口は半開きでいかにもアホ丸出しな顔つき、金持ちじゃなくてもマウント取れそうな五軍感溢れる歩き方、服もダサい、小説も書けない、とにかく取り>>続きを読む

先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

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小気味良い。ただ、夫に作画を担当させて仕事に復帰させたのは愛よね。復讐と愛、どちらも与えたんだね、そしてゴルフを奪い、イケメンを据え置いたんだね、凄いことよ。
あと私は柄本さんの演技が一番好きだったん
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オン・ザ・ロック(2020年製作の映画)

4.9

泣いた。すべてが眩しくて憧れでした。

星5にならないのは主人公たちへの私のつまらない嫉妬心からです。

情愛中毒(2014年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

鳥籠がたくさんあるパティオ、庭園ピクニック、秘密の花園感、すべてが失楽園を示唆しているようで、途中まではうっとりだった。お洋服や家のインテリア、音楽喫茶の内装もオシャレで、美術がぶっちぎりで良い。奥さ>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

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フェミニズムがテーマの作品ということが作中でちゃんとわかるような親切なつくり。過去に何があってどう復讐していくのか、その果ては、というのが要点なのかなと最初は。
ただ途中で彼女が自分に言い寄る旧友の男
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ペパーミント・キャンディー(1999年製作の映画)

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比較するの違うけど、構成はボクたちは〜に似てる。オシャレさポップさは皆無だけど。主人公の事がわかり過ぎるので感想は言葉少なになるけど、正解だった選択なんてなかったんじゃないだろうか。人はいろんな面でで>>続きを読む

オアシス(2002年製作の映画)

5.0

自分とセンスが合ってた。ラストが軽快な音楽だったので、ふたりにとっては会えないことなんか何でもないことなんだなって思えました。精神的に繋がってるんだなと。恋人に求める社会的ステータス、会える回数や連絡>>続きを読む

ノマドランド(2020年製作の映画)

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私はいま心が通常運転じゃないからおよそつまんない感想しか浮かばないけど、心温まるロードムービーではないので根っから陰キャの自分にはドンピシャだった。夫を亡くした妻がキャンピングカーで旅に出て、たくさん>>続きを読む

夜の浜辺でひとり(2016年製作の映画)

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やっと観終えての感想:祖国を離れたり、ボーッとしたり無理に笑ったり、海で寝転がったり、普通にしてても奇抜なことをしても、殻を破っても守っても、結局自分の状況は変わらずに地球はまわるんだよね。人生の主人>>続きを読む

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

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ビールとポップコーンがよく似合ってるはず!と思ってビールとポップコーンをむさぼりながら鑑賞していたら、むさぼるように眠った。

ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

エモとしての小沢くんがもうしんどい。
ぜんぶしんどいけどエンディングがキリンジの人だったので少しホッとしました。
大人ってなんでしょうね。

ミッドサマー(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

北欧オシャレとホラーの組み合わせは対比として最高だと思う。
世界観としてはグランドブダペストホテルのようにぶっちぎってオシャレで、あれのオマージュグッズなんかを自作してる人たくさんいそう。あんなお花畑
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

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またしても強ブラピの映画だった。ブラピもうずっと強ブラピじゃないですか。そろそろアホなブラピもみたいな。あとディカプリオはいくつになっても泣き顔が似合うよね〜。あとタランティーノやっぱ最後にドタバタす>>続きを読む

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

やっと観た。心待ちにしていたのにずっと観れないでいたのはなんとなく心がえぐられる気がしてたからで、まあ案の定心がえぐられた。
自分もキムジヨンだったし、今まで接してきた同世代の子を持つご近所さん、保育
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

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エンタメ映画でした。さいこう楽しい。マッドマックスとかベイビードライバーとか思い出したね。前作のように誰かが自ら犠牲を払う事を正義とするあの韓国独特の暗さのようなものはなくなり(そこが良さだと思ってい>>続きを読む

美しい絵の崩壊(2013年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ただ背徳に溺れる美しさだけを描くのではなくて、ちゃんと生臭い現実を描いていたのがよかったですね。美だけを追求すると、海、容姿の良い四人の男女、真実の愛、セックス、正直これだけで成り立つんだけど、きちん>>続きを読む

チワワちゃん(2018年製作の映画)

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原作の内容忘れて、手を伸ばせばそこの本棚にあるのだけど、原作がどうとかもういいや。
この監督が岡崎京子の漫画をアウトプットするとこの感じになるのだな、と。
映像のつくりがいわゆる日本の古典的な映画監督
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彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

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思ってたほど不倫がテーマじゃなかった。松坂桃李とそうなるシーンだけは形としてそうだけど、肝はそこになかった。
私はいつも十和子のような女が羨ましい。自分の感情を綺麗に言葉にできる人が。感情にほぼ100
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ビースティ・ボーイズ 撮られっぱなし天国(2006年製作の映画)

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映像作品としても好きだなと思ったし、ひさしぶりにライブに来たようで楽しかった!ヒップホップ詳しく知らないしオラオラしたのは好きじゃないけどビースティだけは好き。

デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

あんまりジャームッシュだからどうという先入観を持たずに観たけど、途中からもうこれどう転んでも事態が逆転することはないのだなと薄々勘付いたのでそこでやっぱりって思った。
ジャームッシュ像について詳しく知
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

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生徒会長もそのツレもまったくイケてなくない。遊んでるバカだとばかり思ってたチャラグループが実は学力ほぼ同レベルだったと知ったときの生徒会長の自我の芽生えシーンが一番好きだった。国も違えば文化も違う、高>>続きを読む

愛がなんだ(2018年製作の映画)

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名前のない関係は怖い。相手になんの権限も持てないし、それを相手に確かめる権限さえない。名前のない感情はもっと怖い。自分でさえそれがなんなのかわからない。名前のない関係、名前のない感情、普通なら病む。そ>>続きを読む

ふがいない僕は空を見た(2012年製作の映画)

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性欲と恋愛感情が同じ箱にあると大変だよね、それを受け止めるほうも。

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

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映画というよりも映像作品としてカッコいいなと。Fワード吐きまくりだけどなんでか下品さや退廃的な空気はなくむしろ道徳的な路線だと思いました。映像の質感と音楽ありきな気もするけど、ああいうドヤ感たっぷりだ>>続きを読む

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