chokusinさんの映画レビュー・感想・評価

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トランサーズ/未来警察2300(1985年製作の映画)

2.3

なぜかPrime Videoのオススメに出てきたので見てみた。1984年制作で日本では劇場未公開の、まぁそれもそうだろうなという低予算SFアクションで正直なところ若かりし頃のヘレン・ハント(めんこい)>>続きを読む

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.3

1作目からは20年以上だ、変わってしまったもの、変わらざるを得なかったもの、変わらずにここにあるもの その気があればまだ跳べる、手を携えてくれる誰かがいれば最高だね……という宣言か
リブートでもリメイ
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コンティニュー(2021年製作の映画)

2.6

無限ループ或いはコンティニュー状態な主人公がなんやかんや奔走するというやつ、尺も100分と見やすくて良い。ループものには良作も多いんだが今作に関してはテンポ良く展開するはずのところを自らブレーキかけて>>続きを読む

屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

2.3

原作どおりなんて無理だろうから改変もやむなしとはいえ、これはなぁ、もう少しなんとかならなかったのか…という思いに。
特に気になったのはこの手のミステリー映画は必ずこういうコミカルな(と作り手が考えてい
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ノイズ(2022年製作の映画)

3.0

原作漫画は未読なので脚色がどの程度かは分からないが徹底してシリアスなサスペンスとするのかトラブルのピタゴラスイッチ的にある種のコメディとするのか、実際に中盤あたりでコントめいた展開もありここからギアを>>続きを読む

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.8

シリアルキラーを追う探偵モノ(段々とノワールの趣が強くなるけど)なこともあってか176分という長尺も意外に苦痛ではなかった(でも長いけどね) 見てる間にジャンル的にたぶんアレとかアレとかアレも参照先な>>続きを読む

ウィリーズ・ワンダーランド(2021年製作の映画)

3.3

まず88分という尺が正義だ。ホラーのセオリーに則り登場人物もそのロールに忠実だがそこに規格外の異物が紛れ込んだらコントめいた展開に、という。楽しかったです、ホラーが苦手な人でも大丈夫だと思う。

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

3.4

前作もだけど映像はほんとに凄い、でも140分は長いかなぁ、本題に入るまでが割と怠く感じるし。そして次回に続くだものね。グウェンがカッコ可愛いのは良かったが。リメイクのたびに突っ込まれる「またベンおじさ>>続きを読む

レイジング・ファイア(2021年製作の映画)

3.0

困ったな、自分でも驚くほど乗れなかった。個々のアクションには呆れるほど凄いものもあるのにな、なぜだろう。クライマックスのあからさまな『ヒート』オマージュな一連は正直なところ「そこまでやるとコントと紙一>>続きを読む

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.0

尺は95分と短めな方なのに途中がたるいと感じてしまうくらいには自分にはちと合わないタイプだったことが意外だった、いやほんとに。アクションパートとか見応えあったし堪能もしたのに全体的な満足度は低いという>>続きを読む

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.0

いろいろ思うこともありますが、日本版のみのキャッチコピー「すべて、終わらせる」が実はこの映画を端的に言い表していたのだなぁと。忌憚の無い言い方をすれば「あれ?『ハリー・ポッター』見に来たんだっけか?」>>続きを読む

SHADOW/影武者(2018年製作の映画)

3.4

三国志ベースだが架空の国が舞台らしい。面白かったです。『HERO』や『LOVERS』あたりを思い出しました、こっちは水墨画のように徹底してモノトーンだけど。刃でできた傘を使い突入するあたりは『グレート>>続きを読む

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.3

ほぼネタバレを知った上で見たようなものだが、なんというか、引退セレモニーだなーって感じだった。最後にサプライズでもあるかと思ったがそんなことはなかった。長いシリーズだが歴代の中でその誕生から退場までが>>続きを読む

EXIT(2019年製作の映画)

3.3

フリークライミング・アクションという感じですが面白かったです。こういうの上手ね韓国映画は。 芸は身を助く…みたいな話ですが、主人公が絶妙に情けないんだけど見てるこちら側が頑張れと応援したくなる人物とし>>続きを読む

囚われた国家(2019年製作の映画)

3.5

派手さは無いがヒリヒリするような緊張感がラストまであって良い。面白かった。

人数の町(2020年製作の映画)

3.0

その気になればこのシステムは実現可能かもしれないし類似のものは既にあるかもしれない…と思わせる設定の妙、面白かった。

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

3.8

とても良かった。劇中で三箇所のみに流れる音楽(とそのシーン)も印象深い。

モンスターハンター(2019年製作の映画)

2.8

異星を異世界に置き換えた『スターシップ・トゥルーパーズ』か『エイリアン2』を見せられ「ところでモンハンはいつ始まるの?」と思ってるうちに30分経っていた。モンハンだと思わなければまあなんとか。怪獣映画>>続きを読む

ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

3.2

十分に面白かったんじゃなかろうか。続編でありつつほぼリメイクでもある点で『フォースの覚醒』に構造は似てるかなーとも思ったり。なんにせよ主演のマッケナ・グレイス嬢がたいへん魅力的であったのは間違いない…>>続きを読む

ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

3.0

T2からの正当続編かはさておき、真っ当なリブートだなーとは思いました。今作で登場した新キャラが敵味方問わず魅力的だったのは良かった。特にマッケンジー・デイヴィスが本当に最高でこれだけでも十分に元は取れ>>続きを読む

守護教師(2018年製作の映画)

3.0

主人公は舞台となる町に赴任してきた教師なんだが話が展開するのがほぼ学外なこともあって学園物の雰囲気は意外と薄い。このフォーマットなら渡り鳥シリーズ的に続編も可能な感じではある。『アジョシ』のあの子が幼>>続きを読む

ヒックとドラゴン 聖地への冒険(2019年製作の映画)

3.8

もうなんかね、感無量です。もちろん完璧とは言わない、気になる部分はあったし。でもそういう難癖みたいのはもういいな、何度かホントに泣きそうになってしまったし。このシリーズを最後まで見届けられて本当に良か>>続きを読む

サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

3.3

これはまた、意地が悪いラストだこと。逆に誠実であるとも言えるか。80年代の郊外を舞台にした少年たちのひと夏の冒険的なルックから勝手に、甘酸っぱくほろ苦い、どこかノスタルジックな……とか思い描いてると「>>続きを読む

キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

3.2

アクションの洗練を極めたようなMCU群の中でなんだか妙に「どっこいしょ感」があったのは90年代が舞台だからというわけでもないのかしら。いやブリー・ラーソンは魅力的でしたけどね。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.3

なんだかラスト辺りで泣きそうになってしまった。起こらなかった逆転劇とあの数時間後に迎える誰も知り得ない明日に。これは美しくも悲しいある種切実な夢なのだろうからそれを共有できるかどうかで賛否で分けるもの>>続きを読む

移動都市/モータル・エンジン(2018年製作の映画)

2.8

昔のアニメに多かった劇場版という名のTVシリーズ総集編的なダイジェスト感が漂う一本だった。メカとか登場人物とか魅力的なのにもったいないなーと思ったら原作第一部の映画化なのだと(全四部作だそう) 途中か>>続きを読む

アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

3.2

原作ファンの評価は分からないが面白く見られた。アリータがだんだん若い頃の遠藤久美子に見えてきてしまったのはご愛嬌として、早く続編を作ってくれないか。

ファースト・マン(2018年製作の映画)

3.0

良かったです。実際の彼がどんなモチベーションだったかは分からないがそこへ辿り着けばもう一度娘に会えるのではと、“あちら側”を覗うかのようなライアン・ゴズリングの眼差しが印象的

FRANK ーフランクー(2014年製作の映画)

3.3

伝記映画でもあるということに驚かされる。なんだか少し悲しい気分にもなったのは、自分は間違いなくジョンだからかもしれない。

オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主(2013年製作の映画)

3.5

面白かったです、やっと見られてよかった。心霊探偵モノですがクーンツの原作シリーズは未読なのでちょっとビターなラストにいい意味で驚いた。監督・脚本はスティーブン・ソマーズだったとは知らなかった。シリーズ>>続きを読む

グランド・マスター(2013年製作の映画)

3.3

これもイップ・マンものの一本ではあるのか、カンフー映画ファンには評判良くないみたいだが実は結構好きである。

メリー・ポピンズ リターンズ(2018年製作の映画)

3.1

不朽の名作として愛され続ける前作から半世紀ぶりの続編、とんでもないプレッシャーだったと思うが出来映えとしては十分、楽しいミュージカルだったと思う。前作に思い入れがある人ほど点も辛くなるかもだが、あれは>>続きを読む

アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

3.2

風変わりな話なんだけれど結局どこに辿り着くんだコレと最後まで引っ張られる面白さがあった。「嘘から出たまこと」的な展開でもあるんだが、強めの酒を呷ったか日本じゃペケな葉っぱでもキメたのかというような酩酊>>続きを読む

蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)

3.2

二つの前作と比べてどうこうよりも三者三様なバージョン違いとして楽しめた(原作からして作者が違うわけだし)。基本的に主人公のリスベットはふと立ち止まる瞬間はあっても逡巡して立ちすくむことのないキャラクタ>>続きを読む

LOGAN ローガン(2017年製作の映画)

3.3

老眼なローガン…なんてダジャレも憚られるようなすべてを始めた男とすべてを見届ける運命な男の最後の道行きとその終着が描かれる。かなりヘビーな内容でスピンオフだとしてもこれをやれてしまうあたりに懐の深さを>>続きを読む

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