原作は「ワッと驚かす」ところはなく、怖くない場面が急に怖くなる違和感みたいなものを表してたけど、映画はかなりわかりやすくなっててなんだかなーだった。あんな「怖いぞ〜」って雰囲気出さなくても怖い映画にな>>続きを読む
タナダユキは最初に笑わせてつかみはオッケーな感じが好き!女性のしたたかさ、柔らかさ、いやらしさ、激しさ、突拍子もなさ、そういうものを肯定して、男の人のしょーもなさを愛してる。思いが通じ合うのではなく、>>続きを読む
これぞロードムービーってやつだ!登場人物の言い分は支離滅裂なようでいて、真実はいつもこうなのかもしれない。筋が通るから真実なのではなく、矛盾する、振り回される感情がいつだって本当に思えてしまう。
黒沢清の映画はいつも途中まで見入って急に「えっ」っていう映像効果が入る。笑ってしまう。笑わせるつもりないだろうし、監督が自家中毒に陥ってるんじゃないかと思わされる。
「笑わせる」ということの屈託のなさや喜びの原動力を感じた。流れよりも瞬間がきらめいてる。悲しい話で笑わせるのが北野映画のニクさだよな〜
このキャラクターに高倉健を当てはめるのは卑怯ですらある!だってクズだもんなあ。不器用だってただそれだけで許されてる、許されているということの自覚もない…しかしかっこいいと思わされることが終始悔しかった>>続きを読む
園子温の作品はどれも等しく嫌いだけど、ヒミズは面白かった。きっと他の映画よりしつこくないからだと思う。震災を絡めたことで話がより軽妙になるっていうのもすごく不思議。さすが園子温、業が深い!
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サイモンとニックのボケ・ツッコミがたっぷり味わえる。最後の仲間が死んでなかった〜イエーイってハイタッチするシーンはバカバカしくて最高。人間が滅びないのは頭がいいからじゃなくって救いようもなくバカだから>>続きを読む
姪っ子と劇場で観たことがこの映画をさらにいいものにしてくれた。入り込みたい、やってみたい、そういう気持ちに浸らせてくれる女の子のための映画。雪の魔法でお城とかドレスとか作りたいよね!松たか子歌めっちゃ>>続きを読む
なんてカッコイイんだろうか。カッコイイということの説得力をこうまで感じる映画、ない。松田優作やってみたいよね、この映画観たらあの見下ろす仕草を真似しちゃうよね。
まっちゃん、そこまで説明しなくてもまっちゃんが面白いってみんな知ってるから。ギャグは説明しすぎで、ストーリーは説明しなさすぎ。テレビの中と映画の中で観る側とこうも食い違う原因はなんだろう?
この映画を「面白い」って勧めてくれた人の感想が一番面白かったな、要点がまとまってて。
このレビューはネタバレを含みます
見つめあおうとすると、隔てられた鏡に自分の姿だけが映る。それだけでこの長い映画を観ることを納得してしまった。こんな風にしか生きられなかった、って自分の一番嫌いな言葉がつい口をついて出てしまう。
狂気のトミーリー・ジョーンズ、サービス過剰なジム・キャリー、単純かつ残虐な拷問の数々…そんなことが懐かしい!
90年代特有の色合い、テンポ、大団円。好きだなあ。吹き替えもいい。この時期はまだ映画の数が少なかったから吹き替えにも力入ってるよなあ。
世界も変わるし、自分も変わる。変わらないものにこだわるんじゃなくて、触れ合うことでおこる変化を、丁寧に楽しめる作品。
「映画」のような一方通行でなく、「舞台」にかかるものは演者と観客のやり取りで出来上がっているのだということが伝わる良作。池松くんの演技熱がひたすら光ってる。
アイアンマンは女の強さにいじけないところが素敵です。グウィネス・パルトロウはいいなぁ〜
もちろん好きなんだけど、「5人揃ってもパワーバランスが崩れない」「クライマックスへのたたみかけに高まる」って感想は謎。。。そうかなあ…
アクション最高!リスペクトと愛に溢れてる。本当に死人出てないんだよね?
観る前から「3時間もある!」と寝る気満々で再生したけど、開始まもなく寝かせてもらえないことを悟る。命の喜びがたっぷり詰まっていて、観ている3時間はとても贅沢な時間だった。パッチ・アダムスと並ぶ名作。
鬱々としていて据えた雰囲気の漂うストーリーにもかかわらず、行き詰まりではなく思いの切実さや瑞々しさばかりが伝わってくる。いつだって今しかないと思うから、大切なものから順番に失っていく。これほど刹那的な>>続きを読む