寿都さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

寿都

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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.7


高齢ノマドになってまで生きたくない(好きでやってるなら別)と思う一方で、
逆説的に生の実感というか、「生存することが人生である」ことを最も感じさせるライフスタイルだ。

レジャーとしての、ままごとサ
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グザヴィエ・ドラン バウンド・トゥ・インポッシブル(2016年製作の映画)

4.7

映画鑑賞に飽きていて、映画監督ドキュメンタリーの方が100億倍おもしろく感じる。

アメリカン・マーダー: 一家殺害事件の実録(2020年製作の映画)

5.0

American Murder : The Family Next Door
見終えてみれば、なるほど納得なタイトル。

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

-

ルーニーマーラチャンッ‼️あこがれるゥ!
モノトーンを基調に統一された衣装と美術がここちよい
お仕事映画として観るとたのしい

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

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「彼の名前はボブ・ポールセン( ゚д゚)」って最初に言いはじめた隊員、「マインドハンター」のテンチ捜査官ではないか⁈(ホルト・マッキャラニー)出世したんだな

お節介の押し付けは暴力だ、とか表現される
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屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ(2019年製作の映画)

4.7


被害者ともども底辺オブ底辺なシリアルキラー。ありそうでなかった奇妙な作風で、オリジナリティは素晴らしい。蝿をもっと飛ばすべきだと思う。
殺人鬼大好き人間だった若い頃の自分が見たら大興奮したであろう。
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歓びのトスカーナ(2016年製作の映画)

4.7


精神障害者施設が舞台のコメディタッチドラマとして、なかなかのケッサクです
ヴァレリア・ブルーニ・デテキスはなんとも癖になる女優で、二連ちゃんでみた(「不完全な二人」の後) (以前「人間の値打ち」で初
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不完全なふたり(2005年製作の映画)

4.7

こんなに病的な不機嫌を晒しつづけても愛されるなんて、、美人(ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ)だから?こういうプレイ?世界中の夫婦のみなさま毎日ご苦労様です

アメリカン・ジゴロ(1980年製作の映画)

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アウトローへの寛容な理解を感じて泣ける
途中でやめようかと思ったタイミングで出てきたド禿げ刑事が好みだったので観続けた、そこから面白くなった
最後好きです

8mm(1999年製作の映画)

-

パンクスなピチピチホアキンは見ものです!!

ハワーズ・エンド(1992年製作の映画)

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高等遊民で変わり者のため皆独身の仲良しきょうだい、って憧れだなぁ、ブロンテ3姉妹なんかもそうかな

「日の名残り」「眺めの良い部屋」ほどではないけどエマトンプソンが主役で見応えがあります
彼女が演じる
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10 クローバーフィールド・レーン(2016年製作の映画)

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ジョングッドマンが見たかったので
デスプルーフのチアリーダーだったのか(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)かわゆ

クリムゾン・ピーク(2015年製作の映画)

-

美意識高杉作品でよく会うトム・ヒドルストン(オンリーラヴァーズレフトアライブ→ハイライズ→今作、で観てるので)どれも狂気の美しき被害者といった役どころ
殺しっぷりがどんな残虐映画よりもいいので子供には
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映画に愛をこめて アメリカの夜(1973年製作の映画)

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神の最高傑作ビジュアルであり私の画像保存回数最多女優であるジャクリーンビセット、今作では人格まで完璧な女神なのであった。。
映画制作の壮絶な苦労話し、撮影㊙︎テクニック、おもしろい。

タミー Tammy(2014年製作の映画)

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美女が出て来ないガールズムービー!
テルマ&ルイーズのスーザン・サランドンが歳をとってもあのままのカッコよさでもう一度テルマ&ルイーズをするコメディ
キャシーベイツとサンドラ・オーのレズビアンカップ
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危険な情事(1987年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます



ストーカー殺人を起こすのはだいたいが男だし、既婚男と独身女の関係で割を食うのは女の方だ(妊娠、慰謝料を請求されるリスク、性病も罹患して困るのは女の方だけ(不妊など))
だからその分をグレンクローズ
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心と体と(2017年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます



愛の告白に使える映画だと思うね
この女性監督にドラマシリーズを作らせたら異色の傑作になりそう、Amazonの「フリーバッグ」みたいな感じで作ってほしい
盗難事件によって二人が結ばれ、恋をして上機嫌
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淑女は何を忘れたか(1937年製作の映画)

4.9


なんてモダンなんだ、、!!!
せっちゃんも装いが向田邦子みたい、上品なマニッシュ美人(といってもモダンの権化である向田邦子が子供のころの作品だがな、どんだけ先進的なんだ)ディートリッヒかな?が出てる
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ラブレス(2017年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます


私も母性がなさそうな母性レス人間だから出産や子育てなんて考えると嫌な気持ちにしかならないという点ではあの母親に共感(誰しもが不安や恐れは感じるのでしょうけど)

この両親は相対的には軽度のネグレクト
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サンドラの週末(2014年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます


同僚のボーナスと引き換えに復職できたとしても、そんな気不味さ地獄の職場に耐えられるような人間だったらそもそも鬱になどならない、旦那はなぜ家賃と妻の命を天秤にかけていることに気付けないのだろうか?この
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サーファーのプライド(2008年製作の映画)

-

Surfer,Dude
サーファーなんて偏見で拒絶反応が起きてしまう人種だが、マコノヒーとウディハレルソンとベンジー(浅井)と加山雄三の四人だけは、ネイチャーボーイ可愛い好感(´∀`)ってなるし、実際
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アリスの恋(1974年製作の映画)

4.7

ちょっと単純で感情豊か(激しめ)な女性って生を謳歌してそうで羨ましい、人の機嫌をとるのではなく自分の機嫌をとることでしか結局は人を幸せにすることはできない、特に女は
何回もデヴィッドリンチが頭をよぎっ
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カーライル ニューヨークが恋したホテル(2018年製作の映画)

-



インタビューされる人々のハイテンションアメリカーナなノリ(しかもセレブ趣味という二重苦)がちょっと疲れる。紐育ノリはSex and the City以外は受け付けられないのかも。紐育ダサいくらいの
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ダイアナ(2013年製作の映画)

4.7


ダイアナ妃もナオミワッツも両方大好きなので(どんな人なのかよく知らないけど良い人そうじゃん)とても切なくなった。静謐な作風も好みだった。ドライブデートで流されたシャンソン、ジャック・ブレル「ne m
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レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで(2008年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

アメリカン・ビューティより更に好きです、類を見ないほどに暗い大鬱ヒューマンドラマ

この記事「病気を理解したい人」にお薦めの映画(前編) | 斎藤環×與那覇潤『心を病んだらいけないの? うつ病社会の処
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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます


二日連続で渋谷に行って死ぬんじゃないかと思うほど疲れて帰って来て観た。非常に不快な街(レコファン渋谷店は昨年閉店)(たまたま入った西武デパートb2のティ・ロランドカフェは空いてて素敵なマスター?がい
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王子と踊り子(1957年製作の映画)

-

恋をして成長する国王!マリリン版・ローマの休日ですね(男女の立場が逆転、大戦前と戦後の違いも)

ヴィクトリア女王 最期の秘密(2017年製作の映画)

4.8


良い映画選ぶじゃんNetflixえらい
「ガンジー」の後に絶対観たい作品である。(「女王陛下のお気に入り」の後にもいい)
ヨーロッパ王政の醜悪な歴史、インド人への過去の凄惨極まる迫害…というかもう歴
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トワイライトゾーン/超次元の体験(1983年製作の映画)

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ジョンランディスのプロローグがめっちゃ好きだ〜 ジョンリスゴーに癒された〜!オムニバス映画いいな 
テリテリラリラリテリテリラリラリ 今後まずいものと遭遇したらこのフレーズがよぎるんだろうな

ヴィジット(2015年製作の映画)

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御茶漬海苔先生と伊藤潤二先生の漫画中毒症に困っていたので一旦B級ホラーをはさみホラー熱を鎮めた。後を引かない適度なおもしろさ!

田舎の日曜日(1984年製作の映画)

4.7


それなりには成功した印象派でない画家の晩年、という着眼点がおもしろい。新しいものを産み出さなかった、挑戦できなかったことへの後悔がわずかにある。しかし個性がないことが彼の個性なわけである。

対照的
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ヴィンセントが教えてくれたこと(2014年製作の映画)

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ビルマーレイとナオミワッツのカップルだなんて、アダルトすぎて痺れる

忘れじの面影(1948年製作の映画)

4.8

軽薄な男がタイプという過酷な運命を背負って生まれてしまった自身は真面目な女はどう生きるべきか?どう生きているのか?
こういう人(私も)は幼少期から退廃・堕落への憧れが潜在的にあるのではないか。不幸な死
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ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます


ほぼ人間のようで実は人間ではない生物、を現実にあり得そうな設定で描いていてナイスアイデア。そういう人(?)を妖怪や化け物と呼ぶのか、妖精(トロール)と呼ぶのかでだいぶ印象が変わってくる。「自分は実は
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