大倉さんの映画レビュー・感想・評価

大倉

大倉

ナチュラル・ボーン・キラーズ(1994年製作の映画)

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コレ観てなんだかスカッとしちゃった人は新井英樹のザ・ワールド・イズ・マインを読んで嫌な気持ちになってください。

悪は存在しない(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

水は上から下に流れる
巧は高橋に”邪魔させまい”としたように感じた

マリウポリ 7日間の記録(2022年製作の映画)

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白い鳩、ボルシチ鍋。
美しい瞬間がいくつもある。
戦場という日常を垣間見る

「政権がまともになるほど 生活がひどくなる」

WILL(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

色々考えて疲れた。
東出の「子供を持って死を恐れなくなった」という言葉が印象に残った。そういえば最近別の人が全く逆のことを言っていたな。
服部文祥さん、素晴らしい言語化をする人だと思ったら作家だった

アメリカン・スリープオーバー(2010年製作の映画)

4.0

愛らしいクレア・スロマ。
アマンダ・バウアーかわいー!!!
年を重ねるごとにこういう映画の良さがわかってきたな

スカーフェイス(1983年製作の映画)

4.3

アメリカンドリームを夢見、資本主義に負けたトニー。
苦しくて苦しくて最高のラスト。

女と男のいる舗道(1962年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

私はすべてに責任があると思う
自由だから
手を上げるのも 私の責任
右を向くのも 私の責任
不幸になるのも 私の責任
タバコをすうのも 私の責任
目をつむるのも 私の責任
責任を忘れるのも 私の責任
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ジャッキー・ブラウン(1997年製作の映画)

3.9

セクシーなパム・グリアに釘付け
銃撃戦なしの大人な恋愛映画

街のあかり(2006年製作の映画)

3.8

隙あらば濡れた子犬の目をこちらに向けてくるフーティアイネン。
敗者三部作のトリにふさわしい悲しみの中のラスト
「結婚するか?」はカウリスマキの十八番なの?

過去のない男(2002年製作の映画)

4.3

最高。不幸なのにずっと幸せなのなんなんだろう
カウリスマキの見せる人間は悲しまない。くよくよしない。無表情な佇まいが優しさを一層際立させる。私も彼の映す世界の住人になりたい

ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.3

全然好きじゃねーー
確かに異国の地で戸惑う二人はロボットのように見える
なんだかずっと漂っている不穏な空気が嫌だった

浮き雲(1996年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

優しい。ありがとうカウリスマキ
勘違いして彼らが犯罪に手を染める話だと思ってたから覚悟しながら見てたら全然違った。ジャケ、最高のシーンじゃん。
カティ・オウティネン、赤いコートが本当に似合う

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.3

エンドロールが終わっても泣き止めない映画久しぶりだ
辛い人は優しいんだな

枯れ葉(2023年製作の映画)

4.0

どこを切り取ってもいいのよ
映画館を出て早くあの曲が聴きたい人へ
「SYNTYNYT SURUUN, PUETTU PETTYMYKSIN」
(悲しみに生まれ、失望を身にまとう)

レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで(2008年製作の映画)

3.6

倦怠ものか〜と気軽に見たらホラー映画だった
恋愛は幻想に基づく共依存らしい。落ち込む
しかし、夫婦の真髄をついているような気もする

ディパーテッド(2006年製作の映画)

4.0

過去最高の尾行
辛そうなディカプリオがずっと見られてそそられっぱなし。ありがとうございました😭
適度なおもろカット、うるさくてかっこいい音楽のおかげで湿っぽいダブルフェイスより好き

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

設定上、社会性の会得より先に性への目覚めが訪れることで潔く貪欲に生きていくベラ。
フェミ映画かと思いきや人生のイロハモリモリ映画だった

船上で世界を知り、娼館で自分を知る
マークラファロのドタバタダ
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.8

今度も途中で空気感がガラッと変わる吉田節。
ドラマチックなシーンはやっぱり車の中なんだな
ただ消費されることに必死な彼らを軽蔑しつつ手を差し伸べるようにも見えた

(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

・「世の中みんなけったいや」
・「キスするかビンタするかわからん」シーン。「一筋縄ではいかない人間模様」。おませ本田が言語化してくれて助かった。

ザ・マスター(2012年製作の映画)

3.7

ホアキンとフィリップシーモアホフマンだけの映画
お互いにお互いが魅力的であろうことが伝わる

愛なのに(2021年製作の映画)

3.8

嬉しくて泣くの久しぶりだな。クヤシー!ずっとバカにしてきたけど結局今泉さんの映画好きなんだろうな

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.1

役所さんのアップショットってだけで泣いちゃう。日本の宝

暮らし、仕事におけるルーティンの大切さを最近考える。
社会人の学年が上がったこと 彼の影響もあるかもしれない。

avec mon mari アベック モン マリ(1999年製作の映画)

4.0

"夫と一緒に"
こういういつだって折れてくれて意地っ張りを纏めて抱きしてめくれるような男、一生大事にするべきヨネ
ズボンのシーンはマリッジストーリーの靴紐シーンを思い出した。いい時間だった