建築は癒しのための芸術なんだとか。
癒しという程劇的ではなく、説き伏せずに、時間を待ってくれるのがいいのかな。
おもしろいかどうかじゃない。
ジャッキーと過ごした時間の分だけ涙が止まらない。
ありがとうジャッキーお疲れ様。
これからもよろしく。
中学生の淡い初恋の記憶。
思い出補正込みのような気恥しさがあったドラマ版。
そして10年後、そのままの雰囲気の映画版。
記憶だけが新鮮で、どうしようもなく大人になってしまった自分とのギャップとかないの>>続きを読む
フュリオサの過去に特段発見はなく、ぼくが観たかったのは『マッドマックスイモータンジョー』だったのだと気がつく。
ジョージ・ミラーの『アラビアンナイト』。おもしろくないと思いながら観てたら終わり方がすげえよかった。
関心領域の限定って言葉は使ったことがなかったけど、メンタルヘルスでとても重要なテクニックだと思う。
ただ、この映画はメンタルケアについての映画ではないので、関心領域をバキバキ剥がされて無防備な自分にさ>>続きを読む
映画を観ていて、かっこよすぎて泣くことが、年に1回くらいあるんだけど、今作はそれで3回泣いた。
このシリーズの批評をすること自体が野暮な気がするけど、最近の劇場版は見せ過ぎて薄まっている状態だったのか>>続きを読む
前章が日常パート、後章はディストピアパートって感じた。でもこれって日常であり同時にディストピアってことが大事なんじゃないかな。
そうすると映画サイズでは無理があって、やっぱり漫画で読もうかな、でもあん>>続きを読む
傷ついた心は喪失を2度経験する。
直接傷つけられた時と、騒動が風化する時。
風化する時に心の傷だけが置いていかれるような気持ちになる時があって、ぼくはそんな時につらい映画を観る。
何度も痛みを確認しな>>続きを読む
猿の惑星を観るといつも同じような感想がわく。今回のいいところはゴリラ。
例えば正義の味方になったとして、そもそも守るべき人類がくそだと気がついてしまったら。良くできてるけど、死にたいような時に観るもんじゃなかった。
子どものころの残虐性。
身に覚えがある。
力をもった子どもが1番怖えと思ったら、それも身に覚えがあった。
人間怖え。
色々な人が出てきて、色々なことをしてすごかった。こんなに物語に関わることしていいの?と思った。あと、テロを阻止するためにテロみたいなことをしていいの?と思った。
一年かけて準備したねぶたが開始早々崩れて「あぁーーあ」という感じ。あるいは、気合いが入りすぎてプロレスの段取り無視してガチンコ始めちゃって、盛り上がる前に失神しちゃって「あぁーーあ」という感じ。
スローモーションで農業してる間にやる事があるだろう。
得体の知れないものに振り回される快感は「世の中にはやばいやつが存在してる」前提からくるもの。日本版『最後まで行く』のこれじゃない感のアンサーのような映画。魔女ユニバースやめて貴公子ユニバースをやってほ>>続きを読む
そんなにおもしろくないけどIUがいい娘役の子もいい。ホームレスもサッカーも、こういう題材の映画は最低限の共感とリアリティがないときつい。
おもしろくはねえですよ、他人の性癖の話なんて、例え『普通』の人の話であっても。
ちなみにぼくも、性欲の衝動性に恐怖を感じやすいので、大学生の子に近いかな。人間キモいです。
基本は自傷他害がなければ口出>>続きを読む
ポットキャスト番組がきっかけでできた友達が教えてくれた映画。めちゃくちゃいい映画だったけど、その友達とは今では少し疎遠だったりする。
男女って。
友達でありながら、恋人としての査定みたいなものはあって>>続きを読む
「天才とは孤独なもの。他人とうまく交われないから」
愚かに見える他人を受け入れること。それは、うまくいかない自分をうまくいかないまま認めること。ままならない人生を生きていくということ。
おもしろいのかもしれない。
でも、バキバキの低音を聴きながら会議を3時間は疲れる。
長いのに大したことをしていない。
ぼくがSFを楽しむ時には、世界を楽しむ部分が大きいのだけど、この映画を見ていて登場人物の生活や国の文化が見えてこない。知らん人が出てきて色々話しても何とも思わない。>>続きを読む