後編は原作の漫画表現の方が勝ってる部分が多すぎてちょいハマれなかった…。
映像や演出でもっと驚きたかったかも。
結末は原作も映画もどちらも好きです。
これはぜひとも映画館で観たいやつ。
主人公らの素性も生い立ちもよく分からないまま進むのに、
こんなに感情移入できちゃうのは自分も歳をとったからなのかもなあ。
これから海を見るとき必ずこの映画を思い>>続きを読む
モールの映画館のレイトショーで観たのですが、帰る時ショッピングセンターに誰ひとりいなくて自分死んだのかと思いました。
『過去のない男』は、しんどい時でもささやかな可笑しみに気づけて良いねえみたいな感じだったけど、
こっちの主人公は見事なまでに気づきやしない。
その対比が面白く総じて「人生…」と思った。
もし先にこ>>続きを読む
冒頭の危なっかしげにレコードをかけるシーンだけで、この映画が大好きだとわかる。
ビリーのバレエもタップダンスももちろん素晴らしいけど、親父の全力疾走が一番泣けた。
久々にしっかりコナン映画を観たけどむちゃくちゃ面白い。
コナンでミッションインポッシブルができるんだ!という感動。
ラスト、ぽろぽろと涙がこぼれて気づけば止まらず最終的においおい泣いていた…。
コットは、ちゃんと世界が広がったからきっと大丈夫。
いいなあ。
コンテナ生活初日のお掃除シーンとてもワクワクする。
日々のささやかな幸せにちゃんと気づけたら、人生はユーモアでいっぱいだ。
登場人物たちみんな特段良い人でも悪い人でもないのが何だかすごく>>続きを読む
最っっ高におもしろい!
初期の宮崎駿の活劇の楽しさ全部盛り。
ホームズめっちゃ格好良い。グッズあったら買っちゃう。
キャラクターが活き活き動き回る気持ち良さはもちろんだけど、駿はどの作品でも生活の営>>続きを読む
全編クライマックスとは間違いなくこの事。
主観の試合シーンの鳥肌たるや。
上映時間短っ!と最初は思ってたけど、刹那的でこれで良かったのかもしれない。
本来自分の中に存在しない青春の記憶を勝手に捏造>>続きを読む
終盤二人の逃避行が終わりに向かっていく様子がせつない。めっちゃ旅したくなる。
わずか1分ちょいほどの出演時間にも関わらずTARAKOさんの声優としての圧倒的な存在感。
すべての歯車がしっかり噛み合った、後半も最高に楽しみになる仕上がり!
おんたん、原作読んでるときは結びつか>>続きを読む
皆が校舎を見下ろすシーンなどゾッとするような映像の美しさとか好きなところもたくさんあったけど、自分にはちょっとストレート過ぎたかもしれません。
ものすごいものを見た。
シーン全てに怨念に近い熱情が伝わってくる。
駆り立てられるような陽気な音楽で物語は幕を閉じるけど、観終わった後に強く残るのはなんとも言えない虚無感。
歴史に疎すぎるので、よ>>続きを読む
エンディングの入りが最高。
原恵一監督のノスタルジックが既に全開。
ドラえもんの同時上映でこれを見た子どもたちはどう思ったんだろう。
まさかのめっちゃ作画アニメ。
絵柄は昭和アニメとカートゥーンぽさが融合した感じで
藤子・F・不二雄味は正直薄いけど、それでも藤子先生テイストのキャラがグリグリ動く多幸感があるなぁ。
10話分くらい>>続きを読む
『ボーはおそれている』を観て心から離れないので関連作を観る。
小説とか漫画を読んでいて「あれ、自分なんか1ページ分読み飛ばした?」みたいな感覚がずっと続く。
でもこの不条理そのものを楽しめばよいの>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
いやーーーこれ大好きかも。
冒頭から、他人の生い立ちを追体験させるのにこんな方法があるのかよと度肝抜かれる。
誰しも記憶のすみっこにある嫌ーーーな感覚をしつこく無理やり思い出させて来る感じ。
性>>続きを読む
スリル満点の宮廷サスペンスもの
序盤は結構コミカルなんだけど中盤あたりからどんどん前のめりになって観た!
治療シーンの緊迫感はニヤニヤしちゃう。
主人公の目の色が変わる瞬間かっこええ。
おもしろい。
信仰心が薄れ揺らいでいる中で悪霊だけが確かに強く存在していて、とにかく救いようがない。
面白すぎるでしょ。
監督の過去作のイメージからアート寄りの後味悪い系かと思っていたけど、なんだこの奇妙に清々しい読後感は…。
凝った映像も眼福。
2000年代初期のMVぽいねっとりとしたCGの質感>>続きを読む
爺の存在感と説得力がすさまじい。
小学生の頃、祖父の葬式で
人生で初めて人の死に触れたときの事など思い出す。
「明日遠くへ行くから四時に起きるぞ」
の夏休みのワクワク感いいよね。
激病みサスペンス。
誰かが、何かがいるかもしれない恐怖がすっごい。
黒沢監督の作品は初めて見たけど、この方の撮るホラーめちゃめちゃ怖いんだろうな。
驚かすシーン一切ないのにずっと首をじわじわシメら>>続きを読む
めっっっちゃ良かった。
こういうの弱いです。
好きを貫くって簡単に言えばステキな事だけど、実際結構狂気的。
でもだれもミー防の世界を否定しないのが良いし、
みんないろいろ折り合いをつけて大人になって>>続きを読む
お父さんと弟がシャイングの双子っぽいシーンあって笑った。嫌いじゃない気色悪さ。
人生で一番好きな映画でもう何回も観てる。
映画館で限定上映してるのを知って慌てて滑り込み。
この映画を前にするとどんなナード系青春映画も霞んで見えてしまうほどに好き。
エロ、酒、友情、目先のことに>>続きを読む
すごくよかった。
新しい電車がやってくるシーン、朝露とか夜明けの空気感に不思議と泣きそうになった。
こんな地に足のついた傑作を目にして、
もしや八鍬監督もうドラえもんに戻って来ることはないのかな…と>>続きを読む
かなり面白かった。
自分の立場やものさしからしか物事が見えなくなる恐ろしさ。
授業のシーンやたら長いなと思っていたらどんどん皮肉として効いてくる。
サクッと楽しめる。
結構ヤバいのに何故か安心して見れるグロコメディ。
不摂生続きな自分の肉は不味いんだろうなと思うとちょっと悔しかった。
ストレス指数高すぎて、この映画一生終わらないのかと思った。
絶対にお互いに分り合えない話し合いを見ているときの地獄みたいな時間。
後半、奥さんの村への執着ももどかしかったけどラストのセリフがじくりと>>続きを読む
キリキリとした不穏さと画のカッコよさがバッキバキ。
身近に潜む恐怖。ポン・ジュノの殺人の追憶的な雰囲気もありつつ見応えあった。
今年観た中でベスト級かもしれない。
人間であることを諦めてはいけない。
生きること、愛を育むことに責任をもつ。
混沌とした地上の世界があまりに眩しくておとぎ話のようだった。
舞台っぽさが楽しい。
シン・ゴジラ並みの台詞の詰め込み感。
「形だけだ」という言葉が強く残る。
神も自然も、沈黙の先に何を見出すかはその時代と人間次第なんだな。
90年代のザラッとした映像や音質の色気がすごく良かった。
産まれた世代が違うため乗り切れない部分もちょっとあったけど、すごく誠実な映画だと思った。
エンドロールの役名がおもしろかった。
大ッッッッ好物!
スパイダーバース然り、このCGテイストと思春期の親和性の高さよ。
スパイダーバース以上にラフすぎる、イメージボードそのままみたいな画面がグリッグリ動くし、AC部的な下手ウマ落書きデ>>続きを読む