イーストさんの映画レビュー・感想・評価

イースト

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アダムス・ファミリー(1991年製作の映画)

3.0

一般的に言う「不幸」はこの家族には通じない。彼らはあらゆる不幸や逆境を楽しむ力がある。そんな姿を見ていてこちらも楽しい。

ホビット 思いがけない冒険 エクステンデッド・エディション(2012年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

このシリーズの泥臭い感じが好きだ。泥臭く戦い、泥臭く野営する。これなくしてこの映画は成り立たないのではないか。

「ここに敵はいない。あるのは自分の敵意だけだ。」
旅の一同がエルフの暮らす裂け谷に着い
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

極限モノのよくある展開ではあるが、見ていて手に汗握る映像ではある。極限にヒマならば見ても良いかもしれない。

ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔(2002年製作の映画)

3.9

エント族とホビット族の会話の中で『世界の一員』という言葉が使われる。そのシーンが非常に印象的だった。

個人が『世界の一員』という信念を持っていれば、その世界に対してレスポンシブルに暮らすだろうし、反
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阿弥陀堂だより(2002年製作の映画)

5.0

山村の四季折々の美しい風景が描かれている。それだけでなく人々の文化的な暮らしがそこにある。

文化とは暮らしの構造のことで、現代社会はその構造が良くも悪くも曖昧になっていると思う。どちらかといえば悪い
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

2.9

画は工夫があって魅了されるところがあると思う。一方で内容はよくあるヒーロー映画かな。

海賊とよばれた男(2016年製作の映画)

3.9

国岡商店という会社は血縁社会として、あるいは1つの有機体として動いているように見える。また、理性的というより直感的な組織運営だ。

西洋では理性的もしくは現実的という言葉を数学的という意味で使ってきた
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羅生門(1950年製作の映画)

5.0

面白い。現代と比べてどれだけ映像技術が劣っていても、この作品の素晴らしさは劣らない。

1つの事件を複数の人が証言するのだが、どの証言も全然合致しないというのがこの物語の筋。出来事の客観性とは何かとい
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フランケンウィニー(2012年製作の映画)

3.1

学校の先生が言う「科学は善でも悪でもない。どちらの使い方もできる」という言葉は実に深い。

科学を使う側に道徳観があれば善なる使い方がされるし、道徳観に欠ければそうでない。
道徳観というのは『したいけ
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マーベルズ(2023年製作の映画)

2.7

特に奥深さは求めてないので、お馴染みのキャラクターとヒーロー映画王道のストーリー構造、そしてエンドクレジット後のミニサプライズがあれば完全にOK。

しかしながら、これまでの映画シリーズとドラマ2作品
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シー・ユー・イエスタデイ(2019年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

Netflixのタイムトラベル映画にマイケル・J・フォックスが出演していたという驚きだけ覚えておこう

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

2.0

トム・ハーディもウディ・ハレルソンも好きな俳優だ。それにアメコミも大好きなのでそういう点では見て良かった。

ただ結局はヴェノムvsヴェノムであって、このような同じ能力vs同じ能力という構図は個人的に
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.0

映像、音楽、ゲーム小ネタが良く、楽しめた。かるーく映画を見たいというときにオススメ。内容はいい意味で3歳児でもいける。

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

2.9

肉屋の夫婦がひょんなことから人肉を販売してしまい、それがまさかまさかの大好評。カニバリズムのサイコパス夫婦ではなくて、カニバリズムを密かに供給するサイコパス夫婦という設定が新しい。しかも客たちは人肉で>>続きを読む

終わらない週末(2023年製作の映画)

3.5

どうなるのだろう!?の連続でテンポ良くストーリーが展開され、常に惹きつけられた。また、ドラマ『LOST』やジョーダン・ピール監督の作品などが好きな自分にとってはかなり好みの内容で、結末がどうであろうと>>続きを読む