えくりぷすさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.5

細田守監督作品。幼い頃に母親を亡くしてから歌うことができなくなった鈴(すず)は仮想世界「U」で「Belle」となって歌を歌い有名人になる。「U」で開いたコンサートで治安維持部隊「ジャスティス」に追われ>>続きを読む

ザ・バンド かつて僕らは兄弟だった(2019年製作の映画)

3.5

ロビー・ロバートソンが2016年に出版した自伝「TESTIMONY: A MEMOIR」を元にしたドキュメンタリー映画。トロントでの産まれから1976年に『THE LAST WALTZ』でザ・バンドが>>続きを読む

L♡DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。(2018年製作の映画)

2.5

渡辺あゆの漫画『L♡DK』を映画化。高校生の西森葵(上白石萌音)は同級生で恋人の久我山柊聖(杉野遥亮)とアパートで2人暮らししている。柊聖の従兄弟の久我山玲苑(横浜流星)が柊聖をアメリカに連れ戻しに来>>続きを読む

俳優 亀岡拓次(2016年製作の映画)

3.0

戌井昭人の(ほぼ)同名小説を映画化。亀岡拓次は脇役俳優。主演を務めるほど人気ではないが、かといって仕事が途切れて金に困るほどでもない。そんな彼の日常を描く。地方の居酒屋で美人女将に出会って恋に落ちたり>>続きを読む

うさぎドロップ(2011年製作の映画)

4.0

宇仁田ゆみの同名漫画を映画化。祖父の葬式に訪れた河地大吉(松山ケンイチ)は祖父にまだ幼い隠し子がいたことを知る。大吉は祖父の隠し子である鹿賀りん(芦田愛菜)を引き取り2人で生活を始める。なんといっても>>続きを読む

曲がれ!スプーン(2009年製作の映画)

4.0

上田誠の舞台を映画化。クリスマスイブの夜にカフェ・ド・念力に集まったエスパー(超能力者)たち。そこにエスパーではない神田が紛れ込む。神田はテレビ番組「あすなろサイキック」のADである桜井米(長澤まさみ>>続きを読む

七つの会議(2018年製作の映画)

3.0

池井戸潤の同名小説を映画化。「空飛ぶタイヤ」と同じテーマなのだが「空飛ぶタイヤ」が実際に起った事件をモデルにしリアリティがあるのに対して「七つの会議」は創作の色が濃くリアリティはない。狂言師の野村萬斎>>続きを読む

空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)

4.0

池井戸潤の同名小説を映画化。赤松運送のトラックからタイヤが脱輪し女性が死亡する事故が発生する。ホープ自動車の調査で原因は整備不良とされたが担当した門田の整備は完璧だった。赤松社長(長瀬智也)はホープ自>>続きを読む

パラレルワールド・ラブストーリー(2019年製作の映画)

4.0

東野圭吾の同名小説を映画化。バイオテック社で働く崇史(玉森裕太)は麻由子(吉岡里帆)と同棲している。たまに変な夢を見る。夢の中では崇史の親友の智彦(染谷将太)が麻由子と付き合っているのだ。果たしてどち>>続きを読む

火口のふたり(2019年製作の映画)

2.0

白石一文の同名小説を映画化。賢治(柄本佑)は従妹で恋人だった直子(瀧内公美)の結婚式のために帰省する。賢治は直子に誘われるまま再び肉体関係を持ってしまう。直子の結婚相手が出張から帰ってくるまでの5日間>>続きを読む

渇き。(2013年製作の映画)

4.0

深町秋生の小説『果てしなき渇き』を映画化。

元刑事で警備員の藤島(役所広司)のもとに娘の加奈子(小松菜奈)が失踪したと元妻から連絡が入る。加奈子の部屋に残されたカバンからは覚醒剤が見つかった。藤島は
>>続きを読む

天使のいる図書館(2017年製作の映画)

2.0

図書館司書として働く吉井さくら(小芝風花)は知識は豊富だが他人の感情を推し量ることが苦手。図書館を訪れた老婦人・芦高礼子(香川京子)が見せた古い写真の場所を見つけ案内するうちに2人は心を通わせていく。>>続きを読む

のみとり侍(2018年製作の映画)

2.0

小松重男の小説を映画化。長岡藩の勘定方・小林寛之進(阿部寛)は藩主の怒りを買い猫のノミ取りになることを命じられる。猫のノミ取りとは女性に性的サービスをする売春夫だった。のほほんとしたタイトルと裏腹にセ>>続きを読む

居眠り磐音(2019年製作の映画)

3.0

佐伯泰英の時代小説を映画化。テレビドラマで時代劇の新作は少なくなったが、映画では時代劇も健在。とはいえ昨今は時代劇だけれど敢えて現代風の言葉を使ったり現代的な価値観を描いた"ガワ"だけ時代劇が多いが、>>続きを読む

サマーウォーズ(2009年製作の映画)

4.0

細田守監督作品。インターネット空間でのアバターの戦いが実際に日本を揺るがすという物語。細田守監督の妻の実家が親戚が多い田舎の旧家でモデルになっているらしい。私の父の実家も親戚が多い田舎の旧家で「あるあ>>続きを読む

時をかける少女(2006年製作の映画)

5.0

細田守監督の出世作。後にスタジオ地図が作られるきっかけとなった。筒井康隆の同名小説が原作で、1983年に原田知世が主演した実写映画が有名だが、本作は原作小説の20年後を描いており設定だけ流用したオリジ>>続きを読む

おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

5.0

細田守監督。狼男と女子大学生の間にできた姉弟が成長していく物語。田舎暮らしは「となりのトトロ」を思い起こさせるところもある。

未来のミライ(2018年製作の映画)

2.0

細田守監督作品の中では残念ながら評価は厳しくなる。一番の理由はくんちゃんの声を演じた上白石萌歌の演技。どう聞いても男児ではなく10代の女の子に聞こえる。彼女の演技力以前に彼女をくんちゃん役に抜擢したの>>続きを読む

海月姫(2014年製作の映画)

4.0

東村アキコの漫画の映画化。恋愛やオシャレに縁のなかった地味な女の子がイケメン男子と出会うことで新しい自分を見つけるという中高生向け恋愛映画の典型的な物語。本作の特徴は主人公がクラゲ好きのニートで出会う>>続きを読む

鈴木家の嘘(2018年製作の映画)

5.0

ひきこもりの長男が自殺したことを忘れた母親のために、家族が長男は海外で働いていると嘘をつく物語。てっきりコメディだと思って見たら自殺遺族の心を丁寧に描いた良質なヒューマンドラマだった。妹役を演じた木竜>>続きを読む

サクラダリセット 前篇(2017年製作の映画)

1.0

河野裕のライトノベルを映画化。住人の半数が特殊能力が使える街・咲良田を舞台にしたSF映画。SF映画なので設定を視聴者に理解させることが必要になるが説明的になりすぎ。主人公の浅井ケイ演じる野村周平も説明>>続きを読む

サクラダリセット 後篇(2017年製作の映画)

1.0

河野裕のライトノベルを映画化。住人の半数が特殊能力が使える街・咲良田を舞台にしたSF映画。SF映画なので設定を視聴者に理解させることが必要になるが説明的になりすぎ。主人公の浅井ケイ演じる野村周平も説明>>続きを読む

ザ・ファブル(2019年製作の映画)

4.0

南勝久作の漫画を映画化。どんな相手も6秒以内に仕留める殺し屋「ザ・ファブル」が殺しを禁じられて一般人として生きる物語。ということで殺し屋が殺しができなくなったらというコメディ映画だと勘違いして見たが、>>続きを読む

怒り(2016年製作の映画)

5.0

『悪人』に続いて吉田修一の小説を李相日監督が映画化。殺人事件が起こり犯人が逃亡する。漁港に、ハッテン場に、無人島に過去を隠した男が現れる。この3人のうち誰が殺人犯なのか?という物語。リンゼイ・アン・ホ>>続きを読む

楽園(2019年製作の映画)

4.0

吉田修一の短編小説を瀬々敬久監督が映画化。短編集『犯罪小説集』に収録されている「青田Y字路」と「万屋善次郎」が原作。前者は2005年に起こった栃木小1女児殺害事件、後者は2013年に起こった山口連続殺>>続きを読む