月下美人さんの映画レビュー・感想・評価

月下美人

月下美人

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昼顔(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

不倫っていうベールがかかってお互い良く見えているだけ、というどうしようもない二人を上手に演じられていました。
幸せと思われる生活の中で、疑いが生じてくるのは当たり前。自分達も裏切ってきたのだから。なる
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ミッシング(2024年製作の映画)

3.9

父親という者はそこまで自制できるものなのか?母親とは相容れないのか?と思って観ていましたが、父親の時折、堪えきれなくなる表情にグッときました。

登場人物のいろいろな思いが重なってきて、自分に置き換え
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一命(2011年製作の映画)

3.5

現代版としてわかりやすくしており見やすい。ただし、求女の苦悶の表情は見ていられない。オリジナル版を超えていました。

武士に二言はない...ゆえに。

碁盤斬り(2024年製作の映画)

3.8

格之進が誇りを傷つけられ、怒りを露わにするところの演技が素晴らしかったです。
格之進と源兵衛の関係性が徐々に変わっていく様子はじんわりと温かいものがあります。
碁がわからなくても、碁盤の上で交わされる
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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.9

再鑑賞。
タランティーノならではのぶっ飛んだ展開と結末。長丁場だけど一気に畳みかけるところがスカッと
する。グロが苦手な人は要注意。

煮立ったコーヒーと熱々シチューを食べたい

胸騒ぎ(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

洗脳されていたのかな?
戦闘能力が低すぎる。家族を守る気ある?

終始、不穏な音楽と映像が不安を煽ります。

ニヌスはいつまでも一緒だよ

鬼平犯科帳 血闘(2024年製作の映画)

4.6

藤枝梅安に感銘を受け、鬼平を鑑賞。いずれも先代を観たことがないが、時代劇ってとてもいい!

キャストは素晴らしく魅力的な演技で見応え充分です。
残酷なシーンはサラッと流せるよう配慮がなされているのが今
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.0

再鑑賞。緻密な計画を立て、実行できる才能に感服しました。
完遂することに快感を覚えている?
そこまでできる?

なす術なし!

ちひろさん(2023年製作の映画)

4.0

ちひろさんは他人や自分の孤独に敏感過ぎる。人と接しながら何かを探しているようにも思える。

多恵さんは見えなくても、ちゃんとちひろさんを見ている。

どこにいたって孤独を手放さずにいられる。

オットーという男(2022年製作の映画)

4.0

なんだか憎めないオットーという男、現代には馴染まない男を見たくなり再鑑賞。

面倒な男の心を解きほぐすマリソル。信頼関係を築いていく様子は心温まる。

生きていればこそ

ターミナル(2004年製作の映画)

3.5

言葉が通じない閉鎖空間でどうやって生きていくのか
人混みの中の無人島かと思いきや、世の中捨てたもんじゃないね

私のピーナッツ缶はいずこに?

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.3

お仕事痛快ストーリー。
がむしゃらに働くことにも意味がある。そんな時期があるかないかは大きい。
家族や恋人を顧みていないわけではないのに、選択を迫られるようなシーンは感じが悪い。「仕事と私」はどっちも
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変な家(2024年製作の映画)

3.5

ミステリーではなく、ホラーですね。ドッキリしました。
ウジ虫嫌い

LIFE!(2013年製作の映画)

3.7

カメラに邪魔されず、一瞬を楽しみたい。写真家がいうと説得力が違うなぁ。
人の内側にある魅力は外からは容易にわからない。察知できるアンテナを持ちたいです。

空想は人を救う

スティング(1973年製作の映画)

4.3

テンポの良い音楽と展開が気持ちいい。おしゃれなスーツや帽子にキザな合図もカッコいい。
電話、車、バー等々古き良き時代。ラストも爽快!

真実の行方(1996年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりの鑑賞。初めて観た時は震えた。
敏腕弁護士の取り返しのつかない大ミスが後味悪し。最後に堪えきれずネタバレするところが本当の悪人!
しばらく立ち直れなさそう。

切腹(1962年製作の映画)

4.8

慣れない言語に戸惑いながらもストーリーに引き込まれます。苦しみ、哀しみが充分に伝わってくる。細やかな表現ができる日本語って素晴らしいなと思わせられました

昔も今もカッコいいものは変わらない

銀河鉄道の父(2023年製作の映画)

3.8

我が道を行く、家族の愛に支えられた生涯。それがあっての作品なのでしょう。
短いながらも、恵まれた人生だと思いました。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

日本アカデミー賞後、やはり映画館で観ておこう。
ゴジラの破壊力に圧巻。海より陸がお似合いです。

あの風圧で生きていたとは

ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

予備知識なしで鑑賞。中学生と大人の悪だくみ、サイコパスな対決が楽しめました。岡田&羽村の演技も素晴らしいけど、星乃あんなちゃんもすごいなと思いました。

お手紙の内容が大人です

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.2

落下したことの謎を解いていく話ではない。裁判では知られたくない事までどんどん明かされてしまう。勝つことに意味があり、真実は二の次。

舟を編む(2013年製作の映画)

3.8

言葉を知り、自分の思いを適切な言葉で表現したい。稚拙な自分が恥ずかしい

劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

4.0

ライバルっていいですね。特にスポーツにおいては青春そのものです。当人達しか知り得ない五感以外の感覚...大人になっても味わいたい、忘れたくない感覚のひとつかと。
館内にさわやかな風が吹きました

カラーパープル(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

人間の誇りを失わずに生きられるのがいかに幸せなことか。卑劣で劣悪な環境でも生きていかねばならない。自分ならカミソリを引くかも。
投獄されたソフィアを支え続けたセリーに強さを感じた。希望を見いだす力に脱
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「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ(2024年製作の映画)

3.6

大迫力の映像は文句なし!
闘いをもっと見たい。
禰󠄀豆子ちゃん愛しや〜

ほつれる(2023年製作の映画)

3.5

非日常だから幸せに感じるのだろう。向き合うことから逃げて楽な方へ漂うだけ。それすら正視していない。
理屈じゃないってことがよく表れていました。

1秒先の彼(2023年製作の映画)

3.0

主演お二人の雰囲気もあって、リラックスして鑑賞できる。話が進むにつれ、辻褄が合っていくストーリー。1秒先か後かで人生は違うものになるのかも

ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

3.5

原作未読。どこまでが嘘なのか、演技しているのか疑いながら観ました。あんな嘘はいかんでしょ!

CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

3.7

思春期を思い返さずにはいられない。いろんな感情を持て余し、周りを傷つけるとわかっていても抑えられない。
それらを乗り越え、レオとレミのまま大人になってもらいたかった。

127時間(2010年製作の映画)

3.5

痛みと喉の渇きが苦しい。じわじわと死が迫ってきたからこその行動ですね。精神も肉体も限界にきて麻痺していないと決断できないのかも。
行き先を伝えていたとしても、見つけてもらえない気がする

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.5

人それぞれの世界があり、自分が納得する生活を続けていいのだと思える。
新年に向けて気持ちを新たにしていこう。
足るを知る。

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.9

湿地で孤独に暮らす女性に殺人容疑がかけられる。随所で雄大な自然がカイアを見守っているよう。排除しようとするのは人間。それでも人を信じようとするのだけれど、見分けがつかなかったのね。自然を見分けることは>>続きを読む

ウィッシュ(2023年製作の映画)

3.8

ディズニーらしい、どんな時も希望は捨てない。当たり前のストーリーなのにやっぱり感動的。歌が荒んだ心に響いてくる。
世の中の汚ないものをザーッと洗い流し、私たちを鼓舞してくれる。
良いところに目を向けて
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仕立て屋の恋(1989年製作の映画)

3.8

2度目の鑑賞。年を経て感じ方が変わりました。
イールの堅い表情の奥にある機微を感じられるように。覗きはダメだけど、あの丸見えの状況なら見ちゃうよねー
アリスの立場だと覗き主の部屋に入るか?と思うけど、
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市子(2023年製作の映画)

3.5

救われない気持ちだけが残ってしまう。どんな境遇で生まれてきても何か報われてほしいと願う。市子にとっては精一杯の選択だったのだろう

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.5

チャーリーとチョコレート工場を知らなくても大丈夫。
ウンパルンパや仲間たちのキャラも素敵。
どこまでも夢とチョコを愛するウォンカにつられて、こちらまで温かい気持ちになりました。親子、友人、恋人等々心温
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