痕跡さんの映画レビュー・感想・評価

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ろくでなし(1960年製作の映画)

4.5

パーティーのシーンが白眉。津川雅彦が高千穂ひづるの家を出た後、ずっとフェンスが続く道を帰るとこも良い。発砲とその後の一連のシーンはあまりにも露骨すぎるところが引っ掛かる。しかし最高。

人情紙風船(1937年製作の映画)

5.0

映画と歌舞伎の幸福な結婚。しかしアマプラじゃ何をやってるか分からんな。4k版を買うべきなのだろう。

ブレイキング・ニュース(2004年製作の映画)

3.5

男女の関係を匂わせつつ、すぐに阻害され、結局勇敢な「男」同士の絆で終幕。
最初と最後にある長回しも何かモサっとしてる気が。

エグザイル/絆(2006年製作の映画)

4.0

密室で敵と落ち合うというスラップスティック。銃弾を吐き出すところから笑いが止まらない。この映画の色彩、陰影それ自体が香港ノワールを体現している。特にニック・チョンが死亡する車内シーン!

紳士は金髪がお好き(1953年製作の映画)

3.5

『Diamond's Are a Girl's Best Friend』より『Bye Bye Baby』の方が好き。

戦艦ポチョムキン(1925年製作の映画)

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全てのカット繋ぎが完璧。まさに教科書的映画と言えるのでは。改めて見ると軍艦との戦いに備える場面の周到さ。くどいなーと思いつつもそこの着実な描写が案外良く感じてもいる。

アンダルシアの犬(1928年製作の映画)

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久しぶりに見たけどけっこうまともに見れたな。まあ意味不明ではあるので謎の説得感を映画が獲得しているということなんだけれども。あとWikipediaにブニュエルが映画に抗議が殺到した時のためにポケットに>>続きを読む

バーニー・オールドフィールドの人生競争(1913年製作の映画)

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ぎりぎりの身のこなしのスリル。ほんと、この時代ってムチャするよなぁ。

ラ・シオタ駅への列車の到着(1895年製作の映画)

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ここから映画史が始まるのだという悦びが列車の到着と共に襲ってきてメチャ感動する。