難波の怪人さんの映画レビュー・感想・評価

難波の怪人

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街の上で(2019年製作の映画)

4.0

なんか心に残ってるし、なんかふと観たくなる映画

WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

家族。薬物。衝動。未成熟。教育。加害者。加害者家族。被害者。被害者家族。親子。人と人の繋がり。

ベイビーティース(2019年製作の映画)

3.8

幸せとは、
娘のバイオリンに合わせてピアノを弾くこと。
幸せとは、
楽しげに演奏する妻と娘の姿を見ること。
幸せとは、
家族と過ごす何気ない1日のこと。

ミラが最も生きていると実感できたのは、モーゼ
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.1

この恋愛映画は、若手イケメン俳優や売り出し中の女優のプロモーションのためのその辺の恋愛映画とは違う。

誰もがしたことあるような、でも誰もが出来るわけではない純粋な恋。
その辺にありふれていそうな、で
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

1400万人の命を救った数学者の一生。

"普通"なんて言葉、愚か者たちが自分たちの都合の良いように定義したものに過ぎない。
その"普通"の枠を飛び出した異端者が、人々の命を救い、文化の礎を築き、文明
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ターミナル(2004年製作の映画)

3.9

ヴィクターの人柄で、周りの人が変わっていく様子が心地いい。
普通の人ならうろたえてしまう様な状況に置かれても、ただ前向きに生きる姿が眩しい。
あんな人がいたら、魅了されるわな。素直で愚直でまっすぐ。人
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ロケットマン(2019年製作の映画)

3.9

愛に飢えた天才音楽家の半生。
愛を求め、愛に惑わされた。

父に捨てられ、母は愛してくれなかった。
そんなレジナルドだが、絶対的な音楽の才能でスターダムを駆け上がっていく。エルトンという名で。
世界的
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パターソン(2016年製作の映画)

4.0

自作の詩を秘密のノートに留めることが趣味の平凡なバスドライバーの日常。

1シーン1シーンが美しい作品。
マーヴィンを連れて歩くパターソンの街並み。
行きつけのバーのネオンサイン。
山中にかかる鉄道橋
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シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

3.9

警察組織、検察組織、司法庁、FBIに中央政府。
権力を持つ者が、目障りな丸腰の一般市民を全力で潰しにくる。
とても恐ろしい現実。
市民のためにあるべき行政・司法機関がその存在目的を見失って、モンスター
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.7

2020年とりわけ多く話題に上がった人種差別・人種間格差問題について、実話をベースにポップに仕上げた作品。

ただラスト数分で現実の映像が怒涛の様に襲ってくる。ここで、映画とリアルがリンクする。
人種
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ノーマ、世界を変える料理(2015年製作の映画)

3.8

料理に人生を懸けるということ。
仕事に命を燃やすということ。

一皿一皿に料理人が心血を注ぐ様に自分も働いているだろうか。働けるだろうか。
仕事へのモチベーションをあげてくれる映画。

ジョーカー(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

バットマンのジョーカーというよりは、また別のJOKERというキャラクターとして観た方がしっくりくる気がした。
精神を病んで無意味な殺戮を繰り返すJOKERが悪なのか、アーサーの様な社会的弱者を生んでし
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

3.6

観始め「愛とは、もう片方の自分を見つけることだ」その通り。
観終わる頃には「愛とは、努力」そうなんだよな。

イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.8

ちょっとさえない売れないシンガーソングライターの夢と恋の話。

自分の心に正直に生きること。嘘をついている事は、誰より自分が1番知っている。

やっぱりビートルズって凄いわ。奇跡。観た後にビートルズが
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

3.9

若さゆえの無鉄砲さと前向きなエネルギーが眩しい。
前向きに夢を追いかけたくなるような作品。

僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

4.0

映画の作りがとてもシンプルで、"イヌ"の健気さと従順さがストレートに伝わってきます。
子が親を選べないように、犬も飼い主を選べない。だから飼うなら責任を持って愛しましょう。
120分で5回泣いた…。

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「普通じゃない」カップルは、「普通じゃない」子を愛した。
そんな「普通じゃない」家族は、ただ「普通」の日常を送ることを望んでいた。
しかし、「普通」な人たちが「普通」の枠に当てはめて、「普通じゃない」
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美術館を手玉にとった男(2014年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

自ら描く名品の贋作で全米中の美術館を騙し続ける男がいた。しかし、彼はその贋作で一銭もお金を稼ぐことはせず、その全てが寄贈だった。
人に感謝されたかった、社会に認められたかった。その手段として最も最適だ
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博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

4.0

被介護者の人生、介護者の人生、お互いの関係、変容していく愛の形、変わるもの、変わらないもの。それぞれの登場人物について「もし自分だったら」を考えさせられる作品。

(500)日のサマー(2009年製作の映画)

4.2

この映画を観て
「サマー、b****」とトムに肩入れするか
「トム、アカンそうやない…」となるかでその男の恋愛力が測れてしまうモテない男の恋愛バイブルのような映画。

まあ、初めてこの映画を観た19の
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