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虐待という冷徹、残酷な内容にとても胸が痛い。殴られたらお金を貰えるなんて9歳の少女の口から発せられる一つ一つに苦しくなる。無言の助けを求める幼い手や眼差し、途切れそうな声で必死にミスペクを呼ぶ彼女の姿>>続きを読む
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パリ同時多発テロ…自分の記憶にないという恐ろしさにまず慄く。
当事者にしか理解できない感情だと思うので、映画を観て安易に理解出来るはずもないが。主人公による発信内容、憎まないことにするなんて出来ない>>続きを読む
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バリーコーガンが演じるキャラクターは大抵曲者だが、今回も凄かった。いや〜やられた、気持ち悪い描写も多いが、それを超えて演技が良い意味で凄まじい。
ただ機内で観なくて良かったと思った。
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飛行中のトラブルによりフィリピン沖の島に緊急着陸。助けてくれる人はおらず、外国人を人質にし身代金を要求する悪人たちが蔓延る島だった。
適度にチープでツッコミどころのある描写も多い印象。ジェラルドバト>>続きを読む
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コマ撮り映画で作風がとても個性的だが終始怖い。重たい歴史をファンタジー風にイマジネーション等も交えて出来上がった模様。
知識がないと何が何だか分からない。
メモ
児童への性的虐待で西ドイツからチリに>>続きを読む
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本を熟読した上での鑑賞は正解だった。
登場人物が多く(あれでも少ない方)、時系列も前後する描写、白黒とカラーの使い分け方が巧妙なため、予備知識がないと全体を把握するのに時間を要す内容かもしれない。
2>>続きを読む
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脱獄犯を家に匿うことになった母と息子のひと夏の出来事。パイが美味しそうだった。
ジョッシュブローリン演じる何でも出来る頼れる男フランク、優しさも兼ね備え、その風貌はずるい。5日間で関係性がそんなに進展>>続きを読む
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ドイツのユダヤ人迫害からアメリカに逃れたアインシュタイン。平和主義者の彼が何故原爆に関与(本人は否定)することになったのか。アメリカンプロメテウスにも登場するアインシュタイン、背景がわかり合点がいった>>続きを読む
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展開は早くストーリーも分かり易いが、唐突に不思議な世界がスタートするためちょっと困惑するかもしれない。
ハルコネン家は生理的に無理なレベルで気持ち悪い…というかどういう意味であんな事しているのかよく分>>続きを読む
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ヴァンゼー会議が舞台で、粛々と会議の様子が描かれている。欧州のユダヤ人1,100万人排除を目的とした"最終解決"を話し合う会議であり、アウシュヴィッツ村の話がもちろん登場。こんなに淡々と平然として話し>>続きを読む
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人は信じたいものを信じる。
神のご意思、神の使者と言えば何でも罷り通る世界が不思議でならない。最初から最後まで自作自演でしょう。よく出来たショービジネスなのでは。狂気じみたベネデッタの上り詰め方が恐ろ>>続きを読む
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個性的な焦点から描かれる、マルセルと家主のドキュメンタリー風映画。
ちょっとした提起を含ませながらマルセルが直面する問題や心情が描かれており、マルセルの可愛さとクセになる魅力に引き込まれた。