秋さんの映画レビュー・感想・評価

秋

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

オープニングから鳥肌がたった。
当時のスラダン世代が今大人になり、この映画を観るのは本当に意味あることだ。この世代でよかった。感謝しかない。

私はもともとリョータ推しだったが、今回さらに好きになった
>>続きを読む

トールガール 2(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

私も学生時代、容姿にコンプレックスがあった。今もあるにはあるが、ただ形を変えて別のコンプレックスになっただけのようにも感じる。
外の世界に出ると、心の声が聞こえる。私を一番に非難する私の声。それは、世
>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

人に薦められて観た映画。内容と同時に、紹介していただいた方からのメッセージを感じ、涙が止まらなかった。私もたくさんの方にこの映画を薦めたい。
西島秀俊演じる舞台の演出家、家福を主人公に物語が進んでいく
>>続きを読む

THE LAST -NARUTO THE MOVIE-(2014年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

私は好きでした。ナルト、というよりラブストーリーです。かなりよかったです。
ナルトの幼少期を知っているからこそ、ヒナタの気持ちに気づいたあとのナルトの行動がめちゃくちゃいい男になったなぁと感じさせられ
>>続きを読む

クリスマスがくれたもの(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

王道のラブコメ。
パーティーガールの主人公が自分の愛に気付き、与えていく話。
彼女の父が娘に教えたかったこと、

traditional, friends and love

現代へのメッセージかも
>>続きを読む

ラブ・ハード(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

マッチングアプリでの出会いはどうしても期待しすぎてしまう。リアルはそんな簡単ではないし、夢もない。でもひとつのきっかけとしてマッチングアプリを使うのも、恋の戦略かもしれない。

スイッチング・プリンセス(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ラブコメシンデレラストーリー。恋する気持ちは女の子の特権ですね。ステイシーのような強い女性も、マーガレットのような純粋な女性も、どちらも愛らしいですね。すべての人にメリークリスマス。

ニーゼと光のアトリエ(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

豊かな心を持ちすぎたのかもしれない。
心を病んでしまうのは、そういうことなのかもしれない。
しかし、病んでいる、ということは、心がまだある、ということだ。人の心を大事にできないとはきっと、もう自分の心
>>続きを読む

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

もう一度STAR WARSシリーズを観たくなった。キーラの「あなたはいい人」が泣けてたまらない。いい人、が生きていくために必死にやってきた姿は素敵だ。そして、そのなかでもユーモアと勘を頼りに突き進むハ>>続きを読む

ラーヤと龍の王国(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

「信じる心」の大切さ。
世の中がますます分断していく中、お互いを知り、わかろうとしていくことはこれから益々必要になっていくだろう。

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

「傍観」「ジャッジ」「正義という暴力」「価値観の固定化」への問題定義を受け取りました。

ファザーフッド(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

親になる、とは覚悟を持つ、ことだと思う。覚悟が持てた時点で、ひとまず合格なのだ。
ただ、試行錯誤し、自分の過去と向き合い、周囲と調和し、こどもを尊重し、その上食べていかなければならない。自分の幸せも追
>>続きを読む

劇場版 Fate/stay night Heaven's Feel Ⅲ.spring song(2020年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

桜が大好きだ。
ここまで生き延びてきた自分自身に、よくがんばったね、と言ってほしいが、過去を考えれば、そんな簡単に言えてたら人間じゃないだろうし、そんな簡単にできているような人間なら、もしかしたらもっ
>>続きを読む

るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

IMAXレーザーで観ました。
迫力があり、アクションシーンがかっこよく、縁の感情に深く入り、涙がでました。
柔らかく暖かいこどもの心に深く突き刺さった傷が人をこうまでしても生きることに駆り立てるのだと
>>続きを読む

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

初めて観たのは、大学生の頃。もう亡くなられた当時の恩師に薦められて観て、号泣した。生き方に迷い、自暴自棄になっていた私は、マッドデイモン演ずるウィルに自分を重ね、抱えきれない感情につつみこまれた。
>>続きを読む

SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

3.0

私より世代は少し上ですが、こんな時代はあったよなぁと感慨深くなりました。女子校育ちのため、あのノリも懐かしい気持ちに。まさに女子高生が中心にいた時代。
大人になっても、いろいろある。こどもの頃と違うの
>>続きを読む

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

派手な映画ではなく、それがまた、生まれる、と同意な気持ちがしてよかった。見終わったあと、ほっとする、そんな映画だった。
幼い頃は、私も22番のように、小さいことに感動していた気がする。大人になってほと
>>続きを読む

今日も嫌がらせ弁当(2018年製作の映画)

3.5

毎日お弁当を作る(しかもキャラ弁)って、尋常じゃない大変さだ。私もお弁当を作る身だが、今のところ毎日ではないからやっていけている。
父も母も、親になる覚悟を持った者は強し。

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

5.0

遅ればせながら、TVアニメをなんとなく見たら、まんまとはまってしまった。映画も大興奮して見た挙げ句、ここまでではダントツ炭治郎が好き。現実世界にいたら、結婚してほしいほど好き。心が優しいもしかりだけど>>続きを読む

おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

5.0

子育ての終着点は、地球がはじまった頃から変わらない。【親から自立すること】だ。親の都合でこどもは産まれているので、親の苦労を背負う必要はないし、どんなに寂しそうでも離れていい。それこそすべての生き物は>>続きを読む

記憶にございません!(2019年製作の映画)

4.0

「きーおーくーにごーざーいーまーせん」という中井貴一さんの映画予告で思わず笑ってしまい観た作品。
悪徳総理が、頭に石をぶつけられたことで記憶をなくし(まさに、記憶にございません。)総理としてあるべき仕
>>続きを読む

劇場版ポケットモンスター ココ(2020年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

親になってからの初めてのポケモン。ココを拾って、右往左往しながら一緒にいるザルード父を見て、初っぱなから泣きそうになった。(思わず夫と顔を見合わせてしまった。)

ただ、親の数、子の数だけ映画への感想
>>続きを読む

STAND BY ME ドラえもん2(2020年製作の映画)

3.5

私は小さい頃からのび太が好きじゃなかった。言い訳ばかりで、逃げてばかりで、頭も悪いし、情けないし。ジャイアンやスネ夫との関係も、しずかちゃんとの関係も、決してポジティブなものではなくて、単に子分や可哀>>続きを読む

2分の1の魔法(2020年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

 エンドロールまで号泣した。
 最高だった。主人公イアンの兄、バーリーに泣かされた。
 かなり非常識で、ヲタク気質、隠したいほど恥ずかしい兄だが、父を復活させる冒険を通じて兄の人となりがよくわかってく
>>続きを読む

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

5.0

心が苦しくなった。何もできない自分に腹がたった。私は貧困への理解がなかった。貧困は、お金だけの問題ではない。お金で助けてあげられなくても、他のなにかで助けてあげることができる。
もし私がダニエルブレイ
>>続きを読む

ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣(2016年製作の映画)

5.0

幼少期、超スパルタ教育を受けていた方は心を大きく揺さぶられるはず。こどもとしての幸せを放棄する代わりに与えられた教育に関して、私は断固反対であり、今もそれは変わらないが、しかし芸術家として完璧な技術を>>続きを読む

コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

5.0

最高に面白かった!!
前作に引き続き、俳優人が豪華。特に東出昌大さん、ビビアン・スーさん、三浦春馬さん、古川雄大さんは、私にとってひたすら美しかったです。目の癒しでした。
そして今作もまた、ダー子、ボ
>>続きを読む

劇場(2020年製作の映画)

3.0

ハタチくらいの頃の恋を思い出した。まだ大人には程遠いのに、大人になってしまった当時の私も、同様のどうしようもない恋(恋ではないかもしれないが。)をした。恋愛としてはどうしようもなくとも、人間の姿として>>続きを読む

メイジーの瞳(2012年製作の映画)

3.0

子供は大人がいないと生きていけない。大人になるには、お金や教育だけでなく、愛と優しさが必要だが、残念ながら世の中すべての子供たちが平等にそれらを享受はできない。親にも、社会にも当たり外れはある。
ただ
>>続きを読む

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

DVDが出たら、欲しい。役者が美しく、個性が際立つ綺麗な映画だった。
数年前から、シアーシャ・ローナンに注目している。彼女の声がマイルドで好きだからであるのと、彼女の出演映画が、女性の生き方に関する作
>>続きを読む

天使のくれた時間(2000年製作の映画)

5.0

『こんなはずじゃなかった。』主人公のごとく世界が丸ごと変化しなくとも、そう思う人は多いのではないだろうか。かくいう私も、20代後半まで同様に思っていたし、今も同じような惨めさを味わうことがある。

>>続きを読む

トールガール(2019年製作の映画)

3.7

なんだかパッとしない、元気がない日に観ると最高の映画。
理想の女の子、理想の男の子、など世間の評価とはかけ離れた自分をもて余している方には、明るく前向きになれる要素が盛りだくさん。

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

9.11で最愛の父を失った生きづらさを抱える少年のグリーフワークと自立の物語。
アスペルガーの傾向のある少年オスカーが、父を失い、同時に生きる支えを失った。知性と感情のバランスが取れない。相手との境界
>>続きを読む

500ページの夢の束(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

自閉症の21歳のウェンディのロードムービー。
彼女は『普通の人』が当たり前にできることがほとんどできない。
バスのチケットを買うこと、禁止されていることを守ること(犬をバスに乗せないなど)、知らない人
>>続きを読む

人魚の眠る家(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

私は、娘を亡くした母の狂気の映画でも、ホラー映画でもないと思う。
娘を突然失った母親の深い喪失の物語だ。物語の背景や、彼女の言葉から、この母親にとっての生き甲斐は良い意味でも悪い意味でも子供であっただ
>>続きを読む

>|