毬藻さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

毬藻

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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.4

至極普通な恋愛映画。
でもだから共感があって、嫌悪もあった。
台詞が心地いいしカルチャーワードのセンスが素晴らしすぎる。坂元さんの言葉は本当に今この時に痺れをくれる。
終盤の熱量凄かったなぁ。
30代
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銀魂 THE FINAL(2021年製作の映画)

3.7

2021年初劇場映画観賞!!!笑

不覚にも泣いた。
最後だからってどんなやりたい放題が待ってるのか構えてたけど、実際放題が過ぎてたけど所々みんなちゃんとかっこよすぎた😭
DOESとSPYAIRがもう
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ミッドナイト・スカイ(2020年製作の映画)

3.5

素敵だったなぁ。
『世界の終わりの天文台』読もう。

おじさんと少女の組み合わせなバディムービーが大好きなのだが、その中でも偏屈なおじさんと無垢な少女は最高に凸凹でたまらない。

美しすぎるラストを劇
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天外者(2020年製作の映画)

3.0



過程や経過の地味な部分の一切を語らず、ドラマチックな時間だけを切り取って繋げたような内容だったな。
五代友厚が成したことを表面的に知ることはわできても、
1人の人間を2時間で語るのは、どう繕ったっ
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ノッティングヒルの洋菓子店(2020年製作の映画)

3.1



とてもあたたかくて優しい、始まりと再生の物語だった。


でもお菓子を語るのも、人間関係語るのも、もう少し凝ってほしかったな。せめてどちらかをとことん魅せてほしかったな~って。


物語のきっかけ
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魔女見習いをさがして(2020年製作の映画)

3.7



おジャ魔女が始まったとき4歳だったわたし、最初こそあんまり記憶にないけど、プリキュアよりもセーラームーンよりも幼女期のわたしの憧れを占めていたのはどれみちゃん。
ちなみに推しはあいこちゃん。
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水上のフライト(2020年製作の映画)

3.5



いい映画だった!

自分に絶対の自信とそれに見合う力があって、その全てを失ったとき、見向きもしなかったまわりの人の力や助けを知る。

すごくシンプルに描かれた喪失と再生の物語は、イレギュラーなカヌ
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きみの瞳(め)が問いかけている(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます



たまに浸りたくなるんだよね。
現実離れしたドラマチックな純愛映画に。
泣けはしなかったけど、感動した。

三木監督らしい光たっぷりのきらきらな画は相変わらず美しい。


病院で再会したシーンで、た
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461個のおべんとう(2020年製作の映画)

3.7



中学は不登校で学校行けなかった息子の高校生活応援するために、料理全然出来ないけど頑張ってお弁当を作る父親、そんな親子の成長物語かと思ってたら、1個目からめちゃくちゃ美味しそうな綺麗なお弁当作るじゃ
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ウルフウォーカー(2020年製作の映画)

4.0



面白かったな~!夢中で見てた!
森と人、獣と人、宗教、大人と子供、様々な相反する立場の間で戦う主人公の少女たち。
神話的ファンタジーであると共に人間社会への強いメッセージもあって、すごい見応え!
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羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(2019年製作の映画)

5.0



“人間と自然”
対立するもの共存を目指すもの
どうしたって埋まらない溝があって、それ故に淘汰されるものがある。

シンプルな物語、尚且つ多くの作品で語られるテーマ。だからこそ色んなことを思うし魅せ
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異端の鳥(2019年製作の映画)

3.8


メインビジュアル見てから、「どんなショッキングでも見届けよう」と腹括ったけど、想像を絶した。



「ホロコーストを逃れ疎開した先から、家に帰ろうとする少年」

話題の問題作には、悲劇が終わったかの
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罪の声(2020年製作の映画)

3.6



キャストと主題歌で観にいったけど、見入ってしまった。面白かったなぁ!


真相を追えば追うほど見えてくる真実は悲しみばかり。
希望に触れられたと思ったら、拭いようのない悲しみと隣り合わせ。


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パピチャ 未来へのランウェイ(2019年製作の映画)

3.9


ファッションデザイナーを夢見る少女の青春を、アルジェリアの負の時代と共に描く。


苦難を乗り越えていく輝かしい青春映画かと思ってたらとんでもなかった。


横行する暴力、差別、狂った宗教観念によっ
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朝が来る(2020年製作の映画)

3.7



実の子をもてなかった夫婦・母親
実の子を育てられなかった母親
どっちがどうって偏りなく、両方の喜びや悲しみや痛みを丁寧に描いていたからとてもよかった。


許す許さないとか、問題の解決とか、そんな
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フェアウェル(2019年製作の映画)

4.3



笑って、泣けて、観たあとはとても満たされた幸せの余韻が抜けない。あと、なんだかお腹すいた。笑


シリアスの裏に描かれるシュールさがどのシーンも本当に面白くて、本当に泣いたり笑ったり忙しかった。
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博士と狂人(2018年製作の映画)

3.9



博士と狂人 或いは“博士で狂人”


まず何よりも、この2人の共演が成立するなんてすごい世界ができたもんだ。観る以外無かった。



権威あるオックスフォード英語大辞典編纂に、こんな壮大な物語があ
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

3.8



韓国映画には珍しい、オーバーな感情表現や作り込まれた世界もなく、淡々と、しかし丁寧に描かれた日常があった。
だからこそ、精神が壊れていく様が恐ろしかった。

少しずつ少しずつ彼女の中で積み重なって
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.0



漫画からアニメへ順当にハマっていき、待ちに待った劇場版。
原作読んでるから物語はわかってるしな~ と静かな期待を持ちつつも心穏やかに劇場へ行ったが…
泣いた。大いに泣いた。

音と映像の力っていう
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浅田家!(2020年製作の映画)

4.0



時代の流行り廃りに価値を無くしていくものが多くある中で、写真というものは時間が経つほどその価値を増していく。
家族写真ほどその真髄に触れているものはないだろう。


人を思い、家族を思い、愛を絶や
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BURN THE WITCH(2020年製作の映画)

3.6


漫画でも可愛かったオスシちゃんは
アニメになっても可愛かった!!

世界観はオシャレだし、ドラゴンたちはかっこいいし、バトルシーンとかもう最高でした!!