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賛否両論ありますが、私は観て良かったかな。独特の世界観ではありますが、中高生のドス黒い青春の刺々しさ・痛々しさがうまく描かれています。それを懐かしく感じる部分も。
15歳前後の頃の、燻った思いや、実>>続きを読む
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坂本裕二のオリジナルの脚本
や、その評判の高さ、「花束みたいな恋」とはなんだろうと気になっていましたので鑑賞しました。
山音麦(菅田将暉)と八谷絹(有村架純)が過ごす5年間が描かれた映画。
(※>>続きを読む
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SF要素が加わっている恋愛作品であると、公開当時から話題だったのでこの度鑑賞しました。
時間の進みが真逆の男女の30日間の恋が描かれた作品。
時間の進みが異なる二人のどうすることもできないすれ違い>>続きを読む
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徐々に見えてくる悲痛な展開に、最後まで没頭して鑑賞することができました。久しぶりに大満足の邦画です。
高校生の息子が家に帰って来なくなった時に、身近で起きてしまった男子高生殺人事件。事件後、3人の高>>続きを読む
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ある日突然、殺人犯の妹となってしまった少女と、彼女をマスコミなどから保護する刑事の逃避行を通して日本社会を映し出すような作品。
加害者の家族に対しての世間の風当たりの強さ。無責任な正義感を振りかざす>>続きを読む
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『ラブライブ !』2期の後日譚が描かれた作品。
3年生の卒業式を終えた彼女たちがスクールアイドルとしての活動を今後どうするのか。その答えが出される形でした。
テレビアニメの2期の最終話にて、はっき>>続きを読む
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ドラえもんの傑作回を纏めて3Dアニメ映画として再編成したような作品。
名場面だけを繋ぎ合わせた印象が強いので、割とあっさりしている雰囲気はありました。もちろん涙を誘う場面もありましたが、原作漫画やテ>>続きを読む
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運命の恋や愛を信じる男の子・トムが、それを頑なに信じない女の子・サマーと出逢うボーイ・ミーツ・ガール。その500日間が描かれています。
少し前の記憶ですが、おすすめ恋愛映画特集の記事などで常に紹介さ>>続きを読む
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TV放映されたアニメの満足度が高かっただけに、期待し過ぎてしまったのか…。続編となる本作にはあまり満足できませんでした。
前作の後日譚。最終話で、帰ってきた未来ですが、記憶が失われており…。彼女が再>>続きを読む
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TV放映されたアニメのダイジェスト版という印象で、新たな部分も少しありますが、感覚的には1割にも満たない感じです。
確かにTV放映から2年ほど空いていたので、おさらいするのには丁度良いような気もしま>>続きを読む
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元ヤクザの殺人犯・三上正夫(役所広司)の再出発が描かれた作品。
情に厚く、頭に血が上りやすい性質もあり、堅気として社会に馴染むのに苦労する三上。時代の変化で、今はヤクザとして食べていくのが厳しい現実>>続きを読む
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可愛い女の子としてうまくいかない現実が痛々しく、その生き辛さが妙にリアルで身につまされるような感覚もある作品でした。
所謂、裏表のある露骨な態度をみせるモテる女の子・キリコ(森川葵)が主人公。男性に>>続きを読む
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いつまでも色褪せないですね。この切なさがたまらないです。
お使いに行っている間に、家族を殺された12歳の少女マチルダ(ナタリー・ポートマン)が、その隣に住んでいた殺し屋レオン(ジャン・レノ)の部屋に>>続きを読む
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第3回 日本アカデミー賞 最優秀作品ほか多数受賞した作品。
当時、日本を震撼させた西口彰事件(1963)を扱った原作の映画で、5人を殺害したシリアルキラーが逮捕・死刑執行されるまでが描かれています。>>続きを読む
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実際に起きた、暴力団同士の抗争を扱ったヤクザ映画として名高い本作ですが、ついに鑑賞することができました。
原作も元ヤクザで組長だった美能幸三の手記がベースとなっているので、終戦後の広島の出来事として>>続きを読む
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公開当時、この作品を観た友人が、気分がとても悪くなったと言っていたのでこれまで躊躇していましたが、この度鑑賞。
上申書殺人事件(1999)が扱われた作品で、一連の事件について詳しく描かれています。>>続きを読む
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どこまでも人間臭さを感じるような作品で、心の奥まで訴えかけてくるような重たさもあり、鑑賞後は少し疲れました。
ヤクザの道を選んだ青年の1999年から2019年に至るまでの20年間が描かれた作品。>>続きを読む
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『万引き家族』(2018)においてもそうでしたが、社会問題として問いかけられている形であるのが印象的で、鑑賞後は深く考えさせられます。行動に繋げなくては意味がありませんが。
1988年に発覚した事件>>続きを読む
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「なりたかった大人に
なれなかった人へ」
なりたい自分に簡単になれるほど人生が甘くないこと。それでも、そんな人生も素敵であること。それがじんわりと伝わる良い作品でした。本作の登場人物たち>>続きを読む
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柳楽優弥初の時代劇ということで、とても楽しみにしていました。色々なことがありますが、基本的には彼の勇ましい姿が素敵でした。
上野戦争が扱われた作品で、彰義隊の隊員3人にスポットを当て、開戦前から戦後>>続きを読む
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いいですね。温かくてずっと観ていられそうな作品でした。
鎌倉の家で暮らす三姉妹の元に、腹違いの妹がやってくることで始まる物語。
可視化できない分、それを伝えるのも難しいはずですが、人間同士の心の触>>続きを読む
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柳楽優弥さんが素晴らしいと公開当時から伺っていましたが、ようやく鑑賞することができました。
全体を通していえますが、台詞はあまり多くなく、とにかく泰良(柳楽優弥)の暴力・喧嘩が描かれおり、彼の衝動性>>続きを読む
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人はいつでもやり直せるのではないかという希望を感じる作品でした。
妻(深津絵里)を事故で亡くした衣笠幸夫(本木雅弘)が、友人の子供たちとの触れ合いを通じて自分を見つめ直していくというような内容。>>続きを読む
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記憶が80分しかもたない数学博士(寺尾聰)と、その家で働くことになった家政婦・杏子(深津絵里)、その息子ルート(齋藤隆成)の交流が描かれる作品。
とても温かい作品で、心癒されました。鑑賞後にジーンと>>続きを読む
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奥田民生を敬愛する35歳のコーロキ(妻夫木聡)が、男性を翻弄するあかり(水原希子)と出会い、彼女に魅了されていくが…。という内容。
魅惑的な女性に翻弄される男性目線で描かれている作品で、3人の男性が>>続きを読む
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主人公の高倉夫妻が気持ち新たに越してきた新居。しかし、隣人・西野(香川照之)にどこか違和感を感じる…という出だしから始まる本作品。
香川照之が強烈でした…。彼が演じる西野があまりに気持ち悪く、最後の>>続きを読む
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胸が痛むな…。
鑑賞後は少し疲れてしまう一作でした。
鬱病のために過眠症も併発している寧子(趣里)と同居する恋人の津奈木(菅田将暉)の生活が描かれた作品。
まず、全体的に不思議な人物ばかりで面白か>>続きを読む
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好みが大きく分かれるようですが、私は好きな作品でした。
原作の表紙に描かれているような淡い風景は見事に映像化されていましたし、作品の叙情的な雰囲気に満足しました。
登場人物の若さゆえの危うさや、屈>>続きを読む
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便利屋の男・多田啓介(永山瑛太)と同級生の行天春彦(松田龍平)が過ごす一年間が描かれた作品。
メインの二人も、便利屋に訪れる人間も皆それぞれ何かを抱えて生きており、それぞれの日常の一部を観ているよう>>続きを読む
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不安を煽るような場面が度々登場するのでそのインパクトがありますが…。最後まで鑑賞すると、その部分ではなく、切なさや遣る瀬無さが強く心に残る作品でした。
印象的な場面は、やはりトムとフランシスによるタ>>続きを読む
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トラウマを抱えた天才青年と心理学者のやりとりが沁みる一作。
複雑な生い立ちの為にねじ曲がってしまったウィル(マット・デイモン)の心が少しずつ変化していく過程が丁寧に描かれており、良かったです。
ウ>>続きを読む
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全員悪人のような一家に、これまた悪女の三谷幸枝(若尾文子)が関わり、一家を翻弄していく…というような内容。
一家の人間がまあ悪い方々ですが、上には上がおり…。欺かれていく様が滑稽で良かったです。>>続きを読む
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住職と愛人の関係、そこに小僧がどう関わるのか…。現在では観光地として親しまれている寺で起こった過去が描かれた作品。
本作では、愛人・里子(若尾文子)よりも小僧・慈念(高見国一)が何より目を引く存在で>>続きを読む
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2人の"ミツオ"の関係性の変化が描かれた作品。
愛と一口にいっても、簡単には形容できないような形で、主従関係を遥かに超えた共依存のような関係性が確かにあったように思えました。
壱河光夫を演じた淵上>>続きを読む
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時代は売春防止法が施行された頃。戦争孤児であり、芸なし芸者の小えん(若尾文子)が男を渡り歩く中で自分を見つめ直していく…。
まず、主人公である小えんが飄々とした女性で、へこたれない強さがあり印象的で>>続きを読む
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孤児院で育ったマイク(リヴァー・フェニックス)と、市長の息子だが親に反発しているスコット(キアヌ・リーブス)の二人の男娼が主人公のロードムービー。
なかなか辛い展開が続く映画でしたが、二人で焚き火を>>続きを読む