2016/11/19 DVD
内容はノワールっぽいけど、タッチはむしろコメディっぽい。人物もカメラも忙しなく動き続け、劇中みんな畳み掛けるように話し続け、疲れる。それでも照明とか絵が全体的に良い感じ>>続きを読む
2016/11/19 blu-ray
黒沢清の『大いなる幻影』とは全くの無関係。WW1終戦から20年くらい、WW2開戦までの不穏な動きがあった時期の映画で、反戦映画的な位置づけだろうけど、軽やかであ>>続きを読む
2016/11/15 渋谷ツタヤ DVD
邦題と英題のBarren Illusion(不毛な幻影)とのギャップがすごくしっくり来る。
ちょいちょいおかしな瞬間が入ったり、セリフが少なく人物の些細な>>続きを読む
2016/11/14 amazonビデオ HD
数年ぶり、十数年振り?くらいにホラーを観て、元々苦手ではなかったけれど序盤は「今晩寝れるかな」と不安になった。でも慣れたのか、描写的な怖さから心理的な>>続きを読む
2016/11/13 イメージフォーラム
『オルエットの方へ』から15年後の作品。ジルベール役で散々なバカンスだったベルナール・メネズがまたトンデモなバカンスに引き込まれる。前作みたいにどっかんと笑>>続きを読む
2016/11/12 シネマヴェーラ
ラットゥアーダ監督の妻デル・ポッジョ(イングリッド・バーグマンを薄くした感じで間違いなく美人)とフェリーニ監督の妻マッシーナが競いながら、苦しい旅芸人たちを描く>>続きを読む
2016/11/12 blu-ray
Not as concise as "Stranger than Paradise", and not as many definitive shots, bu>>続きを読む
2016/11/11 渋谷ツタヤ DVD
Often lingering on scenes without much happening, the film seems to be awfully>>続きを読む
2016/11/10 DVD
セリフも展開もほとんど無い、捜索映画。イケメンだから許されてる感はある。確かにストラスブールを訪ねた時の美女率はパリなんかとは比べものにならないくらい高かったけど。。>>続きを読む
2016/11/8 岩波ホール
良い話だし、やっぱ戦争は悲しいなと思ったけど、映像はあっさりめ。意図して閉塞感を出してたのかもしれないけど、良いロケ地があまり活かせてなかった印象。タイトルからみかん>>続きを読む
最高。うなぎシーンは今年一番笑ったかもしれない。穴子も扱いが雑。キューカーの『女性たち』をも凌駕するくらいの、常にラリってるんじゃないかって女子たちのテンションで押し通すかと思いきや、細やかな心情の変>>続きを読む
2016/11/4 新宿ツタヤ DVD
序盤はあまりにもクサい台詞回しや人物の不自然なテンションに辟易するも、吉永小百合のキャラの異常なぶっ飛び具合や祖母のフリーダムっぷりが愉快になってくる。左卜全>>続きを読む
2016/11/3 ユーロスペース
ソクーロフのルーブルリスペクトが史実とチャーミングな幻想を交えて、様々な映画的技法を用いながら繰り広げられる。ドキュメンタリー要素が強いので『太陽』とかよりは歴史>>続きを読む
ラヴェルの音楽が美しすぎてずるい。「序奏とアレグロ」のハープとかずるい。克明な白黒美で子供時代の断片的な記憶をたどる。断片を繋ぎあわせるとその時代の空気感や、家族の立ち位置などが見えてくる。
夢シー>>続きを読む
2016/10/30 渋谷ツタヤ DVD
「血と砂」並みにもっと惜しげなくボンボカやって欲しい気もしたけど、やはり爆弾を巡るサスペンスが愉快。終盤の幻想的な合奏シーンは「ジャズ大名」にも通じてる。伝>>続きを読む
笠智衆がまさかの役、出番は少なめ。歌い始める人がやたら多く、カメラのズームイン・アウトも小津にしては多い。
本作も「東京の合唱」みたくタイトルの由来がわかるシーンが感動的。「東京の合唱」で開店してた>>続きを読む
2016/10/30 キネカ大森
デビュー作『一瞬の夢』に続いて二本立てで鑑賞。相変わらずキマッててかっこいいショットは冴え渡るけど、随分とポップになった。3つの時代それぞれで画角が違うのは面白いし>>続きを読む
2016/10/30 キネカ大森
2018/3/20 早稲田松竹
衝撃のデビュー作。
カラオケシーンの赤が生々しい。
ラストも秀逸で悲痛。恥や世間体の文化は日本に通じる。
プラットフォームでも吸い>>続きを読む
鬼才ソクーロフは最初から不穏だった。第1部では常に蚊かハエが飛ぶ音がしてどことなく嫌な空気を醸し出し、第2部の冒頭ではシュニトケのイカれた音楽でロシアの田舎道を延々とドライブする。過去はカラー、現在は>>続きを読む
2016/10/27 新橋ツタヤ DVD
話としては穏便なロミオとジュリエット。年老いた大学教授が青春時代の旅芸人との儚い恋を回想する。映画のほとんどを占める回想は鮮やかなカラーなのに対し、現在は白>>続きを読む
紀子三部作が喜劇だったくらいの錯覚に陥る小津ダウナー。オープニングからして光の当たり方が陰鬱だし、映画もほとんど夜が舞台。主に雀荘で流れている妙に陽気でちょっとセンチな音楽は、その後も明子(有馬稲子)>>続きを読む
2016/10/24 DVD
クライテリオン版のピアノ伴奏付きで。主人公の岡田時彦も、先生役(生まれてはみたけれどの」の父親役)の齋藤達彦も現代のイケメンよりよっぽどカッコいい。7歳くらいの高峰秀子>>続きを読む
2016/10/24 DVD
静かにムシャクシャしてる台湾の田舎の青年たちの青春。エドワード・ヤンが勧めたというヴィヴァルディやバッハの使用はメランコリックではあるけどあまり効果的ではない。ワキ毛ぼ>>続きを読む
2016/10/23 Blu-ray
Despite being a 40 years old classic, the film is still a captivating, timeless >>続きを読む
2016/10/23 TOHOシネマズ日本橋
3回目くらいの鑑賞で、初スクリーン。今まではクライテリオンのブルーレイを英語字幕で観てたけど、今回の4Kリマスター版は音声も大分改善されて、かなり台詞が>>続きを読む
2016/10/21 新宿ツタヤ DVD
これなら50作弱あっても楽しめると思った。マドンナの光本幸子より中心的な人物の妹・倍賞千恵子が良い声してる。笠智衆は最高だし、志村喬の虚ろな眼差しも「生きる>>続きを読む
2016/10/21 blu-ray 2回目
2016/12/28 bluray ③
爽快度マックス。グロは前半がピーク。アクションはもちろん言うことないし、全く中身のない会話を長いワンカットで撮っ>>続きを読む
クライテリオン版ピアノ伴奏で鑑賞。社会の不条理を子供目線で批判する。お父さん役の齋藤達雄が普通にイケメン。雀の卵が神アイテムだったのか。。電車の本数が多い。まだ技法的な意味での小津調は確立されていない>>続きを読む
最近観た中華圏の冷淡な犯罪モノではジャ・ジャンクーの『罪の手ざわり』を思い出したが、あっちは社会の歪みから生まれた実在の事件をゆるく繋ぎ合わせていたのに対し、こっちは都会であればどの場所、どの時代にも>>続きを読む
2016/10/16 渋谷イメージフォーラム
ロシアの少数民族、マリ人の女性24人の短編を繋ぎ合わせたオムニバス作品。それぞれの関連性はない。自然崇拝や、寓話をそのまま実写化したような話が多く、ファ>>続きを読む
2016/10/15 blu-ray
人生初サイレント。BGM付きで見たし、窓割れる効果音とかあったけど。
チャリティー精神とかキリスト教的なメッセージがあるのかと思いきやそうでもなく、オチは雑だけ>>続きを読む
2016/10/10 新宿ツタヤ DVD
若かりし頃の吉永小百合が超かわいい(もちろん今でも麗しい)ってのは写真で知ってたけど、動くのも観たいと思って17歳の頃の本作を鑑賞。
結果、サユリストにな>>続きを読む
2016/10/10 飯田橋ギンレイホール
"On the first day, He created Brussels.." ha! That is basically the disclaime>>続きを読む
いわゆる紀子三部作の最後。2日で三部作を制覇すると、役者、登場人物の名前、続柄など色々被りまくって混乱するのであまりオススメしない。
笠智衆は『麦秋』では不機嫌なお兄さん役だっけど、『晩春』のニタニ>>続きを読む
神懸かり。いわゆる紀子三部作の第二作。最初はまた北鎌倉駅。『晩春』で紀子の父役だった笠智衆が本作では兄役だけど、正面カットになるまで気づかなくてビビった。あんなにニタニタしてたのに本作では終始不機嫌。>>続きを読む
念願の初・小津鑑賞、いわゆる紀子三部作の一作目。能面棒読みの演技に慣れると堪らなくなってくる。ただただ全員不気味なまでにニヤニヤして終わるのかと思いきや、ちゃんと一悶着ある。父の説得は随分とアッサリ聞>>続きを読む