Fumieさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

北イタリアのどこか田舎町の景色が最高じゃないですか。古い家に住み、川やプールで遊び、サイクリングで街へ行き離れた秘密の場所へ行く、なにこれ、最高すぎる。

とにかく美しい景色と共に儚いティモシーを見る
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メッセージ(2016年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

この不思議さ難解と思わせて実は単純なのかもなストーリーはドゥニヴィルヌーヴって感じ!
ずっとグレーがかった景色も不気味でいい。
そして綺麗。

未確認生命体の伝えたいことは何か、時間軸の方向とは、途中
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暗数殺人(2018年製作の映画)

4.0

ジフンさんが不気味で狂ってるのにカッコいいから困ってしまう、ただ怖い。
実話ベースと知らずに観たのでびっくり。なお恐ろしいわ。
地味だけど見応えあり、誠実な刑事さんだけど金品渡しててそこはどうなのかな
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トランスジェンダーとハリウッド: 過去、現在、そして(2020年製作の映画)

4.5

やっと見た。とりあえず見てよかった。
とても勉強になった。まずは誰でも発言する前に知ることからだと思う、そして知った気にならないことが大事。

ハイウェイの彼方に(2019年製作の映画)

3.8

イーサンが本当に良い、不安げな表情も笑顔も全てにおいて喋らなくても演技できる雰囲気で演技できるイーサン最高!
三振法については黒人の人たちが多く影響あるけれどこうして白人の人にも同じことがあるわけで、
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ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

4.2

ドラン独特の窮屈で閉塞感強めの表現はとても苦しくなる。
覆い隠してきたものが何かの拍子にパラパラと剥がれて、気がついたら覆い隠していたことで自分を苦しめ孤独となる。
嘘つきはきらいよ、あなたのことは分
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

3.9

事件の凄まじさ残酷さで辛くなる。
映像がリアルであるし、色合いや今回で言えば煙も全体の恐怖感や不安感を煽り韓国映画のこういうところ本当に好き。
実話として観る価値はもちろんだけど、ソンガンホさんの演技
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.7

なんとなく理解しながらほぼ混乱しながらストーリーは進み、なんとなく分かったような気がして終わった
絶対1回観ただけじゃ分からないよ、かと言ってもう1回観ようとすぐには思えない、なんだろう、まあなんとな
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.9

色とりどりの花に生き生きとした緑、青い空、清々しい景色の中で執り行われる浮世離れした世界が気持ち悪さを助長してる。
老年のお2人が高台登ってった時点で次起こり得ることは想像できるしその通りだったんだけ
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私というパズル(2020年製作の映画)

3.9

出産シーンの長回しと緊張感すごい、目が離せない。
母娘の関係性って簡単じゃない、自分が子を持たない限り分かり得ない気がしてる、分かりたいけど深く理解するのは難しい。
結局これはそういう話よね。
子を亡
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ザ・ホワイトタイガー(2021年製作の映画)

3.7

カースト自体は差別的で賛成しうるものではないけどそれができた経緯などを知るとそれを正義とする人がいるのも分かる、ただ非人権的なのことには間違いないので今では消えつつあるといえど根強く残るこの制度に問題>>続きを読む

マ・レイニーのブラックボトム(2020年製作の映画)

4.4

戯曲が元作品の会話劇(と言っていいかな)とってもとっても良かった!!戯曲の良さをそのまま映画にした感じ、ヴィオラデイビスの歌最高、ブルースカッコいい!!
人種差別、文化の搾取盗用、メッセージ性高くチャ
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ミナリ(2020年製作の映画)

3.7

話はとても淡々と進むのだけど、ユンヨジョンさんの表情だけで涙が出てしばらくじんわりしちゃった。
とてもPLANBぽいなと思ったし、話題作観たいライト層には向かなそう。ムーンライトの時みたいに...。
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スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

3.7

まさかコメディータッチの内容とは思わずガチの社会派の気で観たので驚いたw
とはいえシビアな社会派内容であり、朝鮮戦争の無意味さを痛感する。
今もなお終戦していないわけで、個人的意見ではあるけどアメリカ
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.0

ゾンビ映画で泣かされると思わなかった!
さすが韓国ゾンビ、迫力が桁違いすぎて本当にこわい!!
演技力もさすがです。
生き残り予測が出来ないところに感服。

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.0

後半ほとんど泣いてたなあ。
ケイシーの演技すごく良かったさすがだった。
ミシェルもさほど登場しないのに強烈なインパクト与えてくるからやっぱり凄いんだよなあ。
胸が張り裂けそうになったもの。

以下やや
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アス(2019年製作の映画)

3.8

なにやらあまり評価されてないみたいだけど、
私はこういう深読み系は大好物なので面白かったです。
ホラー苦手なので最初は少し怖かったけど中盤からは大丈夫で、まあ慣れるしw、これどうなるの?ただ地下の人た
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MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.6

重い。
どうして?っていう疑問ばかりで理解し難い。
全く共感できないししたらダメなやつ。
どうして働かないのか不思議すぎてw
もういい加減しろて!って何度も思った。
ただこういう世界もあるということを
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ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.6

はーん、なるほどー、という感じ。
ユージャルサスペクツ的な。
完全に私はユーロポールのお姉さんと同じ思考回路で進んでたw

傑作ドラマ「DARK」っぽい音の使い方がカッコ良かったし、DARKのキャスト
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監視資本主義 デジタル社会がもたらす光と影(2020年製作の映画)

4.0

ここ数ヶ月のうちにSNSをほぼ辞めた私にとって、これはその決意間違ってなかったね、と思う内容だった。
完全に生活からSNSを無くしてしまうのは今の時代不便もあると思う。
だからこそ多くのことを意識しな
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失くした体(2019年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

体を失くした手が街を彷徨うって何事?と訳も分からず観たらとんでもなく引き込まれてしまった。
不気味だしまあまあ気持ち悪いし目を背けたくなったりもしたけれど、なにかずっと心に切なさや哀しみを感じながら観
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ビッグ・リボウスキ(1998年製作の映画)

3.7

いちいち面白いのよ、巻き込まれ具合が。
コーエン節がすごいのよw

オールド・ガード(2020年製作の映画)

3.8

昔の写真に現代のそっくりな人いたりするのってそういう事だったのかも、と思ってみてた。
不死身だと安心してみられる。殺しすぎだけど。

ていうかCEOがダドリー(ハリーポッターの)だったことが1番衝撃的
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もう終わりにしよう。(2020年製作の映画)

4.0

これは考察しがいがあり尚且つ議論の余地ありですね。
もう一回観たいけど長いし体力あるときに観たいです。

メッセージ性が高いとは思うけど1度観ただけでは半分も理解できていないと思う。
ただ正解は委ねら
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マッドバウンド 哀しき友情(2017年製作の映画)

3.9

苦しかった。重かった。
ほんとに戦争も人種差別もなにも幸せを生まない、悲しみしかない。
戦争はもちろんのこと、KKKが出てくると恐怖と怒りと軽蔑といろんな負の感情が押し寄せてくる。
キャリー嫁はやっぱ
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search/サーチ(2018年製作の映画)

3.8

全てパソコン画面で繰り広げられて斬新すぎてびっくりした!
ストーリーも面白かったけど、何よりGoogleやAppleツールの使い方が知らないこと多くてめちゃくちゃ勉強になったw

Red(2020年製作の映画)

2.9

登場人物への感情移入が出来なくて共感できないし、子ども可哀想だし、なんかいろいろ勿体ないなと思った。
久しぶりだよ、こんなに共感できない作品。
もっと2人の関係性が分かるような、魅力が伝わるような演出
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エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE(2019年製作の映画)

4.0

ブレイキングバッドの華麗なるファンサービス、あの人もこの人も登場して嬉しい限り。
ジェシーは友達にも恵まれて本当に運がいいね。
スキニーピート良いやつすぎるだろ。

ただスキニーピート以外みんな少しず
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.8

怖いというより悲しきジョーカー。
ホアキンの演技はさすがだった。ホアキンだから出来たよねって感じした。

前情報なしの超期待して観たせいかストーリーはそこまでグッと来なかった。
入り込めなかったという
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スターリンの葬送狂騒曲(2017年製作の映画)

3.7

この辺りの歴史はまあまあ興味あるので面白かった。
ロシアはやっぱり闇深いよね。
クスッとする場面も多いけど、時代に興味があってある程度の知識があるととても楽しめると思う。
観終わってからでも調べてみる
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13th 憲法修正第13条(2016年製作の映画)

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なんかちょっと点数付けられない気持ち。
不自由な国アメリカ、闇が深すぎる。
夜うなされそうなほどの事実に驚愕。
私は無知だったなぁ。

差別問題って他人事ではなく、日本でだって起きているし、ロヒンギャ
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タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

3.6

出産子育ての大変さをこれでもかこれでもか!と見せられた時、私は産んでなければ育てたこともないけど胸が苦しいほどに辛くなって、冷凍ピザ最高と言ったり夜な夜なゲームしてる夫ぶっ飛ばしたくなった。

人1人
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.6

涙止まらない。
弁護士たちの非情な論戦も悲しくなるし、何より当人同士の話し合いから罵倒し合う場面がもう苦しいのなんの。
罵倒場面で泣いたの初めてかもしれない。
それぐらい本人たちの苦悩が伝わってきたし
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