snap鈴木文彦さんの映画レビュー・感想・評価

snap鈴木文彦

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ウィリアムズ(2017年製作の映画)

4.0

中継を見ているだけだと、フランク・ウィリアムズ=名物オーナーくらいの感覚ですが、恐ろしいほどの情熱、チャーミングさ、強さで、F1を戦い抜いてきたことがわかります。

ほんと想像の上をいく破天荒。命知ら
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エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ドラマ本編のような熱量や激しさはなく、ストーリーもさほど大きなうねりがあるわけではないです。(俳優さんの体型変化や老化などが散見し、つながりに難点もあったり)。しかし、ウォルターが回想シーンで出てきて>>続きを読む

恋恋風塵(れんれんふうじん)(1987年製作の映画)

3.8

名匠ホウ・シャオシェン監督作。炭鉱の町で育った幼馴染の男女。貧しさにもがきながら、台北での新生活、逃れられない兵役での別離の中での気持ちの揺らめきを静かなタッチで描いています。

風塵、つまり風のよう
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バベル(2006年製作の映画)

4.0

なにか裏付けがあるわけじゃないんだけども、多分、この時期に監督は娘ができたとか何かあったのだと思う。それぞれの話に共通するのは、被害者・加害者どちらであっても、娘が当事者なにったら最悪なこと。個人的に>>続きを読む

アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

5.0

一年前、最速上映で見たときの記憶は一生の宝物。開始数分から泣き始め、終演までにどれだけ泣いただろう。

映画ではなくアトラクションと言われることもある。でも、エンドゲームまで10年間も共に戦い、そして
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.3

過酷な自然環境のネイティブアメリカン居住区で起きた殺人事件の裏に横たわるアメリカの暗部。言い方は悪いけれど、「底辺」が口を開けて待つ環境でどう生き抜くか。いかに子供を守りながら、引きずりこまれない道を>>続きを読む

機動戦士ガンダム III めぐりあい宇宙編(1982年製作の映画)

4.0

ラストの刹那。ガンダムが、ホワイトベースが。本当に洗練されていたし、子供を子供扱いしない、硬派な作品だったと思います。

まだロボットアニメ然としている「1」を乗り越え、なんとかここまで見てほしい!

機動戦士ガンダム II 哀・戦士編(1981年製作の映画)

4.8

終盤、主題歌「哀・戦士」が流れる中での戦い、地球から宇宙へと再び戻っていく高揚感の描き方はすごい。画は古く見えてしまうけれど、パート2としての出来栄えはあらゆる続編ものの中でも屈指! アニメの中の音楽>>続きを読む

ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男(2017年製作の映画)

4.3

スターの苦悩、世代交代、ライバル、後を継ぐ者。本気で戦う相手と巡り合う辛さと幸せ。かなり胸に迫ります。

主演ふたりが素晴らしい。ボルグ演じたスヴェリル・グドナソンは、長髪というのもあってトムヒのよう
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セントラル・インテリジェンス(2016年製作の映画)

3.4

学生時代と違う自分になりたい。こんな大人になるはずしゃなかった。そんな誰しもが胸に秘めた気持ちを刺激するアクションコメディ。

アクションよりも、ふたりの愉快な掛け合いとドラマを見たいと思わせてしまう
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インビジブル・スクワッド 悪の部隊と光の戦士(2014年製作の映画)

3.0

アマプラで「アベンジャーズ」うんぬんとストーリー紹介に書かれていたものの、イタリアの青春ヒーローもの。でも、なかなかチャーミングな映画。

親子関係、初恋などを描きながら、突然透明人間になる能力を手に
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タイラー・レイク -命の奪還-(2020年製作の映画)

3.6

FPSゲームをCGを極力使わない肉弾戦で再現したかのような迫力のサバイバルアクション。

長回しバトルすごい! 殺し方のバリエーション多すぎ! この殺し方したっけ?とか、現場大変そうー

アクションこ
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プレステージ(2006年製作の映画)

4.2

ライバル同士の興奮のマジックバトル。と言っても、命がけの大仕掛けが求められていた時代の、血で血を洗うバトルに加えて、SFスリラー要素も入って激アツ。何となくマジックがテーマと言うと舐めてかかっちゃうけ>>続きを読む

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.7

長い映画なので「インターバル」という表示が出る。でも、この前半を無事に見終えたもう無敵。後半の涙ボロボロ、痛快ハラハラの怒涛の展開が待っている! ほんと観てよかった。

淡水河の奇跡(2016年製作の映画)

3.3

アイドルとして人気者だったものの失踪した父親が、タイムトラベルで現代に。家族を巻き込んでのドタバタファンタジー。疲れずに見られる佳作。

この街に心揺れて(2015年製作の映画)

3.0

状況的に台湾に行けないので、「台北」で検索したら見つけた作品。メトロの駅を題材にしたシリーズのひとつとか。

リラックス雰囲気の大人のラブストーリー。カメラマンが主人公ということで、いま写真好きとして
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台北に舞う雪(2009年製作の映画)

3.5

有名な九份で乗り換えて辿り着く菁桐が舞台。美しく懐かしい街並みを舞台にした、才能溢れる歌手と田舎の青年の身分差の恋。

少しこそばゆい描写もあるけども、ふたりが結ばれるといいなと応援してしまうし、台湾
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

2.0

7鑑賞後→これからだ!
8鑑賞後→あれ?
9鑑賞後→あれ?
反乱者たち最終話+マンダロリアン鑑賞後→789まとめてふう、、、

時間をかけて作る、語るべきことがあるから作る、ルーカスが大切にした子供が
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ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

4.7

初見の時、思わず本当にみんながんばった!!と熱くなった。アニメ「反乱者たち」を観るとまた格別。そろそろ二桁見ているかもしれない。ほんと正史がくたばったのが悔やまれる。

アラジン(2019年製作の映画)

4.8

イッキ見レベル100
予告見た時の悪い意味の衝撃が全てすぐに愛らしく見える。まさに魔法かかってますね。

イップ・マン 継承(2015年製作の映画)

3.8

タイソンのありすぎる存在感はなんだかなあと思うけれども、三作通じて苦労ばかりの奥さんとの愛情物語がうるっときます。こういうストレートなところも香港映画の良いところ。

イップ・マン 葉問(2010年製作の映画)

3.4

1よりもストレートでエンタメ寄り。サモハン貫禄ある! ロッキー4に似てます。

イップ・マン 序章(2008年製作の映画)

3.8

21世紀のカンフー映画。香港映画に燃えたな、という経験があるとたまらない

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

5.0

一生記憶に残るラストシーン。いまだに、ラストを思い出すだけで胸が熱くなる。一度でも愛し合った時間があったこと、例えそれが過去のものになったとしても、心を通わせたという事実があったことの素晴らしさを教え>>続きを読む

台北の朝、僕は恋をする(2009年製作の映画)

4.1

ああ、台北に行きたい、と確実に思わせるのだからすごい映画。

メイド・イン・ホンコン/香港製造 デジタル・リマスター版(1997年製作の映画)

4.0

香港返還を背景にした切ない青春ラブストーリー。香港映画黄金期の熱が詰まってます。屈指の名作だと思ってます。完成度は低いかもですが。そんなものを凌駕する熱量。

カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

3.7

お笑いネタみたいなすれ違い恋愛、ハリウッドアンチ、モラルの低さなど、かなり偏屈な立ち位置なので、アレン好きなら冒頭からワクワク、アレン嫌いならイライラのはず。もちろん僕は大好き。会話多いことよく指摘さ>>続きを読む