三遊亭シャラップさんの映画レビュー・感想・評価

三遊亭シャラップ

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名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

3.7

幽霊はいない。そう信じ続けたポアロだからこそ辿り着けた真実。そしてそのポアロが最後にみた幻想か現実。ノワール色強めの、後味はやや悪い結果。どんどん続編出してください。

グランツーリスモ(2023年製作の映画)

3.2

漫画や映画みたいなことって現実でも起こるのか。シュミレーションシステムと考えるなら、確かにノーリスクで何度も走れるゲームは優秀だ。
実際に事故や命の喪失を経て、プロとしての自覚を持ち始める主人公が良い
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ドラキュラ/デメテル号最期の航海(2023年製作の映画)

3.2

ブラムストーカーのドラキュラの内、第七章が原作なのか。はじめに座礁した船から映し出され、恐ろしいことがあったことを期待させた。
女子供にも容赦しない地獄展開が続いたなー。風景も、クリーチャーも綺麗なん
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映画ドラえもん のび太と奇跡の島 〜アニマル アドベンチャー〜(2012年製作の映画)

-

冒頭で出てきた出木杉くん、鼻につきすぎて「そりゃあ映画出れないよ」って納得。夏の爽やかな冒険に理屈で固めて子供らしさを失った人物は登場しちゃダメだよ。
子供の頃のパパがサイヤ人の声しててダメだった。笑
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アアルト(2020年製作の映画)

-

都市計画の意見を聞きにナチスが軍用機で迎えに来たり、ロックフェラーの自邸を設計したり、コルビュジエが朝食の席で一緒だったりと凄い時代だ。
アイノが無くなったところで涙出そうになってしまった。だからエリ
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ドラえもん のび太とブリキの迷宮(1993年製作の映画)

3.8

機械ではなく、ブリキで栄えた星という設定がロマンあって好き。草も雪も、生き物もブリキという可愛いのに不気味で、レトロ感がある。
序盤も序盤でドラえもんが拷問による故障で離脱することに、絶望感を感じる。
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.1

冒頭がブルックリンの実家住まいのマリオとルイージ2人から始まって、子供部屋オジサンの異世界転生なの?って不安になったけど、どっこい、任天堂愛に溢れた素晴らしい作品だった。
クッパは太眉でぽちゃぽちゃ体
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ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

3.0

ダメだよ翔太くん!こんなに浅いバックボーンじゃ、せっかくのヒーロー映画も台無しだよ!バットマンもベンアフレックも好きだし、ワンダーウーマンもアクアマンもフラッシュも好きだ。なんならサイボーグの吹き替え>>続きを読む

武士の一分(いちぶん)(2006年製作の映画)

3.8

今年二作目でがんす。ポスターはキム拓主演だはげ、写真が使えねぇがら文字だけになってるあんが?ながなが良がった。
冒頭の毒は仕込まれたものと深読みしていたけど、結局は季節による赤貝の毒で、調理のミスだっ
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スクリーム(2022年製作の映画)

3.2

スクリームって一作だけではないんだね。前作観なくていけるかなーの気持ちだったけど、そんなにシーリズあるならいきなり観てもフルには楽しめないかな。前作のレジェンドキャラ出てきても「誰だ?」としかならなか>>続きを読む

劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME(2013年製作の映画)

3.7

YouTubeで一気観して、その微かな喪失感を埋めるべく視聴。相変わらず癒される。時系列は本編の最終回までの間で、外伝になるのか。ミンチ相変わらずの暴言だけど、応援してしまう。お母さんとお父さんの馴れ>>続きを読む

犬神家の一族(1976年製作の映画)

3.1

これが犬神家の一族。スケキヨくんの声で、失礼にも笑ってしまった。犯人がストレートに分からなくて見応えがあった。愛は人を狂わせるし、過ちを犯させるのだ。唐突の湖からの脚2本で笑ってしまった。

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.9

うーーーん、お洒落だ!安定のウェスアンダーソンワールド。色合い、レトロさの全てが愛おしい。宇宙人が好きすぎてフィギュアが出たら是非入手したい。「挑戦する」がモットーの男の子にツボってしまった。ドラマを>>続きを読む

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.3

ロープの先が下に落ちて首が折れそうになる、頭を石にぶつけそうになる、電車の上でトンネルや標識にぶつかりそうになる等々、咄嗟に避けたくなるような表現が上手すぎる。冒頭の回想シーンだけで、映画一本くらいの>>続きを読む

リング(1998年製作の映画)

3.1

思ったよりも静かに淡々と進むストーリー。あんなに有名な幽霊なのに最後にちょろっと出てくるだけなんだと感心してしまった。真田広之が渋カッコいい。剥がれた爪で這いずってくる様子とか、水で腐って髪が皮ごとと>>続きを読む

死霊館 エンフィールド事件(2016年製作の映画)

3.3

ビリーのテントのくだりはわかってたけどビビりました。
ハッキリ姿見えて一瞬で消えるというのは洋物ホラーによくみるやつだけど、ビビるけど怖さはないんだよな。
絵のくだりは、手が出てきたところまではよかっ
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死霊館(2013年製作の映画)

3.4

いいねー、エクソシストものは通ってこなかったけど、不気味でよろしい。ただ取り憑いて暴れてるシーンは、怖いというよりも恥ずかしさや、冷めた気持ちになってしまい、どういうテンションでみてたらいいのか分から>>続きを読む

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007年製作の映画)

3.7

おじさん…。本当に悲しい。どうすれば良かったのかずっと考えてる。3作目から始まるダークな雰囲気がここにきて本気出してきたな。マルフォイが癒しに感じるほどに。
今作のダンブルドアは少し大人気なく感じてし
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アナベル 死霊館の人形(2014年製作の映画)

3.4

普通に良かった。全体通してジワジワと恐怖に蝕まれるホラーは良作だと思う。
最後のあれ、特に何もせずにずーっと待ってたら悪魔さんどうするつもりだったのかな。コンスタンティン的に解釈するならエヴリンは自己
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N号棟(2021年製作の映画)

1.4

「?」ってなるやつ。恐怖とグロさを入れて謎だけ残して終わった作品。これよくみてたら分かるんだろうか。
・急な百合展開なに?
・なぜ死体をバラバラに?
・なぜ復活したら赤い服着るのか?
・一回死んでから
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

ヒロインが前作から全然歳とっていないので、リアルにエスターなんだと感動した。
ネタを知ってるだけに、一作目よりも得体の知れない不気味さは無く、代わりにキャクター化してしまった可愛らさしさがあった。兄が
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ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年製作の映画)

3.9

ダークさとファンタジーが釣り合い取れてた最後の作品だと思う。

犯罪都市(2017年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

グロいところはグロいのに、安心できる展開。味方サイドの人は死なないし、直接的なグロい表現は無いからか(袋に包んで見えない)。マドンソクの兄貴カッコ良すぎて一見の価値有り。

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.4

冒頭と途中に出てきたチンパンジーが暴れた理由がわからない。途中説明あったのかもしれないけど、聞き漏らしてしまった。

なかなか本体が出てこないことに奥ゆかしさを感じた。出てきた後も、今までのクリーチャ
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きさらぎ駅(2022年製作の映画)

3.5

とんでもねぇ映画をみちまった…。唐突に始まるスカイリム風の一人称視点。そこから突然ドアップでうつりこむワンカップおじさんで吹き出してしまった。ここから始まる怒涛の爆笑シーンの連続は必見。爆発シーンなん>>続きを読む

レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

3.1

まぁ、アメリカ文化礼賛というか、美術館に収めることが一番正義という意見を感じる。
緑色のリンゴの意味をようやく知りました。
あと、子供の時は何も思わなかったけど、敵だから、ナチスだからで、どんなに酷い
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死霊館のシスター(2018年製作の映画)

3.0

ちょいグロい。謎を解いていくバディものか、悪魔と戦うエクシスト系かと思いきや、そのどちらでもなく、なんとも言えない映画だった。モンスター系の襲い方をしてくるから、みていて急に音が大きくなるのに疲れる。>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

鑑賞後、考察を見る過程で、様々な感想や意見を拝見したけど、そんなの関係無く良かった。でもポスターの鳥に「いや、ポスター、お前かい!」とは思ってしまった。
今回もジブリらしい躍動感や、建物の可愛さ、表情
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地獄へつゞく部屋(1959年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

「幽霊いつ出てくるんだ→幽霊出た!→幽霊じゃない?→幽霊いない?→やはり幽霊なのか?→幽霊いないわ→やっぱり幽霊いる?」の心の変化が楽しめた。
骸骨の露骨なワイヤー見えてクスクスしてたら、なんとトリッ
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セブン(1995年製作の映画)

3.4

なんだこのラストは。ブラピとモーガンフリーマンの豪華キャストで、途中まで最高の雰囲気からの、クソ鬱展開で観なければよかった。グロシーンなどはあまり無いので、目を背けることはなかった。作後のブラピはどう>>続きを読む

ザ・ディープ・ハウス(2021年製作の映画)

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2023年上半期No. 1クソ映画。彼氏の悪ふざけと彼女のヒステリックに終始イライラ。吹き替えもへたっぴ。映像が水の中のリアルさを追求した結果、画面全体が暗く、カメラもめちゃくちゃ動くため、何がどうな>>続きを読む

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.8

ホラー・サスペンスかと思いきや明るいコメディ色強め。殺害時のシーンも見えないようにするからグロ苦手な人でも身構えずにみえる。真犯人の正体は、思ったよりもあっけなかった。結末が気になるし、途中も退屈せず>>続きを読む

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