濱口龍介の理想の濱口龍介像ってこの映画で描こうとした何かなのかもしれないと思って、逆に作者個人が浮き彫りになる感じの良さがあった。テーマやモチーフを掌握しきれていないところこそが人間界で作られた人間の>>続きを読む
トシのファンなのでトシのことがよく描かれててうれしかった。
菅田将暉の持つオーラと宮沢賢治のオーラが余りに異なり（親から見たら菅田将暉も賢治も同じように見えたかもしれないな、少し逸脱した天才肌のおぼっ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
体感4、5回殺人シーンを見たと思ったが、冷静に振り返ると作中で確認できる形で死んだのは2人。一方は自害なので、主人公がした殺人に至っては一人の女性のみだった。
焼く前のパンを包丁で刺すとか、鳥を捌く>>続きを読む
物語性からの解放。ほんとうの愛は、その人が演じている役割から降ろして真の自由への梯子をかけてやること。それは雲間から差す光のように。あなたの演じていた役を愛していました。そして、役を降りたあなたのこと>>続きを読む
儚いよ……………………永遠
ちゃんと「恋」であることから逃げない描き方がよかった。宝物だね
都会的なルック、成熟した世界観に、昔からあるイニョンの考え方を添えるセンスが高級創作フレンチの料理人のよう。
1st cutの回収とかおしゃれすぎて。才能に溢れてる。
個人的には、来世がないと思って>>続きを読む
エモい恋物語にみせかけて、実は恋は添え物で、もりさきくんと松野くんのドデカ感情物語なのがめちゃくちゃいいです。もりさきくんにとって出会った頃の松野くんはある種のオムファタルで、それがくだらない女にくだ>>続きを読む
心に嘘をつくこと
見てしまったものを見ないふりすること
それらの不自然がやがて、身体を動かなくさせること
身体と精神の繋がりについて。身体と精神の繋がりを無視して生きていくこと、そのあまりの無理につ>>続きを読む
いいものはいい、だが女性の描き方がなんか悲しかった、ちょうど良い差し色だなと思って
ヴェンダースは無邪気だなと思う。
ホームレスの描き方がマジカルマイノリティで、そんなポジティブには捉えられないし、>>続きを読む
ハッピーエンドかどうかじゃないんだ、友達に出逢えたかどうかなんだ！
