ぎょうざさんの映画レビュー・感想・評価

ぎょうざ

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楽園(2019年製作の映画)

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老害の権化、民主主義の最底辺。
久々にこんなに胸糞悪い映画観た。
人々は見たいものだけを見て、見たくないものには本当に気づくことができなくなる。
それが人の「願い」であり、「希望」なんだなぁ。

福田
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ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-(2020年製作の映画)

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良い意味でテレビドラマみたい…良い意味で!!
もう綾野剛の老けたおっさんの演技見るために観てるようなものなので良いのだけど。

演出が分かりやすく、めちゃくちゃ展開が読めてしまうので、脳のキャッシュ使
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シティーハンター(2024年製作の映画)

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鈴木亮平が格好良いのか、冴羽獠が格好良いのか、はたまたそのどちらもか。
日本のアクション映画あまりスタイリッシュじゃないなーと思っていたけど、これはアクションシーンが良いねぇ。

テリファー(2016年製作の映画)

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会社でパワハラ、セクハラを受けた。
満員電車で突き飛ばされ、片足を線路に落とされた。
辛い。憎い。悔しい。悲しい。
どうして私ばかりこんな目に。
そんな感情で心が支配された日、この映画を観てほしい。
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影裏(2020年製作の映画)

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綾野剛、居眠りしたら胸の上に野良蛇乗ってるのめちゃくちゃおもろかった。
田舎だからってそんなことないだろ。

でも昔の綾野剛ってこんな感じだったなあ。
儚くて線が細くて、危うげで。
社宅の中のインテリ
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

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一度“ヤクザ”というレッテルを貼られてしまえば、5年なんてものじゃない。
家族、兄弟の契りを交わして結んだ意志を持った血は濃く、母が子を庇うように、父が家族を守るように、子が親を信じるように、その感情
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花腐し(2023年製作の映画)

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綾野剛にハマり、それをきっかけに観た。
すごくおしゃれな構成の映画だった。
ピンク映画ってこんな感じなのかしら。

さとうほなみ、映画観るたびに裸見てる気がする。
痩せていて胸が大きくて、“良い女”っ
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ミッシング(2024年製作の映画)

3.8

『地味にスゴイ!』の犬猿の仲の二人が夫婦役なのでメタエモでした。
石原さとみの演技がまさに“迫真”。
「迫真」の意味を辞書でひいたら、石原さとみの『missing』のことが書かれていた。

テレビ局の
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

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綾野剛の歌声を楽しみつつ、可愛い男の子が汚物を見るような目をしながらクールに振る舞ったり、ヤクザに小動物のようにビビり散らかしたり、子供らしく不貞腐れてみたりする様を味わえる。
『カラオケ行こ!』から
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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

4.0

全員毛利蘭の気持ちが分かるし、全員服部平次のオタクになっちゃう。
ファンを喜ばせるのが上手いな〜、名探偵コナンという概念は。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.9

量子力学などの科学者にとってはまさに皮肉なく机上の空論。
その画期的でとてつもない壮大な理論を、一つ赤くすれば兵器となり、一つ白くすれば産業革命の担い手となりうる。
分かっていても、残酷だ。
戦争を知
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さがす(2022年製作の映画)

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上手く作られていて、汚いけど、逆に綺麗でした。
“あちら”と“こちら”
誰しもがその境目に立っている世界で、時々どう足掻いても“あちら”の人々がいたりする。
彼らにとっての『正義』、『信心』、『良心』
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劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

4.3

音駒のキャラクターにもスポットライトがしっかり当たっていて、この試合が一生続いてほしいと思った。

鵜養監督の病室のシーンが一番キた。

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

3.6

原作を読んだときのあの喉の奥がつまるような息苦しさや、浅い呼吸を繰り返さないとすぐに涙が出てしまいそうな描写が、分かりやすいテーマに薄められて、少し寂しかった。

お互いの病気でジョークを言い合うシー
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新デモンズ(1990年製作の映画)

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「〇〇村」みたいな、日本のB級都市伝説ホラーのヨーロッパ版と呼びたくなる。
修道院が舞台の割に1ミリも神聖さがなくて、逆にキリスト教以上の信心深さを感じてゾッとする。
ルチオ・フルチ絶対お化け屋敷作る
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アミューズメント・パーク(1973年製作の映画)

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若者にとっては何でもないことでも、老人たちにとっては難しくて、不安で、昔ながらの価値観ってどんどん通用しなくなっていくのだろうか、苦しいな。
老人だからといって区別して、急に個性を大切にしなくなり、一
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.5

淡々とした、静かで凪のような生活。
意思を持って変化しない自分。
だからこそ、この世界の少しの変化にも気づくことができる。
丁寧な仕事をしているからこそ、隙間に挟まったメモ書きに気づくことができるし、
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シャドー(1982年製作の映画)

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コナンで聞いたことある台詞だ…

程良くグロくて分かりやすいけどちゃんとミステリーで、とても観やすかった!

犬叩き女が一番仕方ない。犬叩いたら流石に。

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.6

戦争に意味があるか、この世は人が作った人のための地獄。
そんな主人公がこの世に反吐吐きながらのし上がろうとしつつも、為人の優しさから妖怪と関わることになる話。
多分、一度死んでから見えるようになるみた
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笑いのカイブツ(2023年製作の映画)

3.3

これを面白いと手放しで言える人は天才
みたいな空気感あって苦手だった。
私はサトミツの気持ちめちゃくちゃ分かる側なので…。

「お前が憎い世間と、その世間を笑わせることが仕事。その地獄で生きろや」みた
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閉じる日(2000年製作の映画)

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姉弟なのにカップルというよりは、カップルなのに姉弟に見えるくらい、二人だけの閉じた日々。
全員辛そう…愛のベクトル全部一方通行…きしょすぎる…
“閉じる”………

ビリーバーズ(2022年製作の映画)

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エッチすぎて苦手だった…
ストーリー性のあるAV?

女神の見えざる手(2016年製作の映画)

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ロビー活動って当たり前に悪いことなんだけど、何となく心配と応援しちゃう主人公。
最後は気持ち良く感動しちゃった。
またいつか観直したい。

舟を編む(2013年製作の映画)

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日本の静かな情熱と丁寧さと迫力があった。
宮崎あおいって、国民の“初恋の人”。

#マンホール(2023年製作の映画)

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中島裕翔の演技だけでもたせようとしてるけど、彼って誰かと対話するときの眼差しとかが好きだから、難しかったなぁ。
脚本が少し無理矢理すぎて、コント見てるのかと思った。
もう少し登場人物のバックボーンが描
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僕を育ててくれたテンダー・バー(2021年製作の映画)

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叔父のチャーリーが営むバー、ディケンズ。
下層階級と呼ばれる人々が集い、本を読み、経験し、学び、語り合い、広く深く一つの海を作っていく。
主人公もその中の一人になっていた。
ジョージクルーニーの渋いセ
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リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

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主人公の純粋さや無垢さが、周りの黒い感情に飲み込まれていく様が残酷だったな。

好きなものだけで満たして、嫌なものを見逃し続ける世界がいい。

愛なのに(2021年製作の映画)

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「愛を否定するな」
主人公が誰に対しても一貫して「彼女に言い寄られたから」と言わないところ、博愛だなぁと思う。
『いつくしみふかき』が流れ続ける素敵な映画。
人の痛みが分かる、優しい人に私はなりたい。
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

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親や先輩に、幼い頃から、
「産まなきゃ良かった」
「お前が悪いから暴力をふるわれるんだ」
って言われて生きてきた人生だったから、
私にシィちゃんがいなくて良かったな
と思った。
私にシィちゃんみたいな
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ラブ&ポップ(1998年製作の映画)

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秋元康がアイドルおじさんという伝説のモンスターであれば、庵野秀明は女子高生おじさんという名のモンスターなんだ……

女子高生って良いよね
無敵なのに期間限定で
たくさんいるのに、こんなに儚くて
たくさ
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アイの歌声を聴かせて(2021年製作の映画)

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田舎にテクノロジーをぶち込んだ歪な舞台設定がとてもキュート。
人工知能の学習能力と従順さを上手くストーリーに落としていて、ちゃんとSFとしても楽しめる。
センターの屋上のコードとシオンを繋いでいるとき
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怪物(2023年製作の映画)

4.0

日本映画らしい不気味さと滑稽さの狭間でバランスを取る真面目さの描き方、昔ながらって感じで好きだ。

特に黒川想矢くんの演技、まるで初めて観た『誰も知らない』の柳楽優弥のようで、こんな子が映画俳優になる
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

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初めて観た。
SFとハードボイルドを組み合わせた“正解”のような作品だった。
“無”を“創造”して始まる時の静けさと同じものを感じる。
台風の夜に見るにはピッタリだったなあ。
私たちじゃない私たちの話
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きさらぎ駅(2022年製作の映画)

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最初はただのつまらないJホラーかと思ったけど、急にめちゃくちゃ面白くなるし、なんかちょっと「そう来たかあ!」ってなっちゃうし、もう愛すべきゴミ映画!
いいよ、こういうの大好き!
日本ってダサいことマジ
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.9

ルフィってどこまでも“男の子”だから、女の子の機微には気付けないし、ウタのその切なさと純粋に嬉しい気持ちに泣いちゃった。
サノスみたいな発想。

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