やや白いさんの映画レビュー・感想・評価

やや白い

やや白い

(1963年製作の映画)

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ままならなさが悪夢そのものでよかった。
なんだか訳がわからない、自分の介入できない所でどんどん状況が悪くなっていく話結構好きかもしれない。
細かく語られないがセリフの端々にトラウマがぼんやり浮かんでく
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スナッチ(2000年製作の映画)

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ガイリッチー作品あんまり知らない状態で再生し始めたけど、オープニング見た瞬間全部理解できて引用の強さを感じた。
それぞれがそれぞれの思惑で無軌道に動く、翻弄されているように見えるキャラクター達が最後に
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HOUSE ハウス(1977年製作の映画)

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舞台のような時間、空間の超越の連続。予算軽減のためだそうですがチープにならずにここまで思い切った演出できるんだ…

アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

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「アメリカ最高!!」みたいな映画だと思ってたの謝りたい…
実話ベースなので描写の一つ一つに「向こう側にある現実」として観れるのがより辛い。向こう側でもないんだけど。

妻と子を持つお父さんでありながら
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ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)

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終わり方が好きだな
お互いの居場所になったならいいけど、冒頭の男が主人公の未来かもしれない作り。ループ構造とも取れる。

理性があるならあの場で返事をせず逃げたんだろうけど、子供ゆえの向こう見ずな一途
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カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

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必要な施設であることと、人間の尊厳を守ることのアンバランスさ。

ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

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観たいものリストにずっとあった作品。
ゴーンガール的などっちもどっち夫婦というか…

うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

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高橋留美子の「うる星やつら」を期待してみた人は面食らったろうな

40年前の作品なので「昔の味がする」部分も多くあったが、漫談のようなセリフ回しが心地よかった。

令和にSFジュブナイルをやるとしたら
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スカイ・クロラ The Sky Crawlers(2008年製作の映画)

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学生の頃観てからこの映画の持つ命の気だるさやラストシーンが刺さったままになっている。
原作と結末が違いますが、映画の方が後味が長引くので好き。

落下の解剖学(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

リーガルバトルから見る家族のお話でした。フランス映画だなー

観客も一緒になって「他殺か、自殺か、事故なのか?」翻弄されながら進みます。
一番の証人が言葉を持たぬ犬のスヌープだったのが最高でした。
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バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

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配信終了かも…!という話を聞き滑り込みで鑑賞。
とってもミニマルでのんびりしたドラマで良かった。

「仲良くなりすぎた」と言って出ていった女性、距離感の取り方に共感がありすぎる…

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