Makiさんの映画レビュー・感想・評価

Maki

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戦争の序曲~大戦前夜(1942年製作の映画)

3.6

戦時中にアメリカが制作したプロパガンダ映画なのですが、面白かった!

アメリカ側に都合よく作られているのは承知の上ですが、たまに「確かに...」と思わされるシーンもありドキッとさせられました。

ドイ
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アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男(2015年製作の映画)

3.3

アイヒマン逮捕の裏側を描いた作品ですが、この映画のメインテーマは必ずしも"アイヒマンの逮捕"ではない気がする。そこら辺はあくまで淡々と描かれていた印象です。

バウアー同様、同性愛者として描かれた部下
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ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命(2017年製作の映画)

4.5

舞台は第二次世界大戦下のポーランド。300人近くのユダヤ人を匿ったワルシャワ動物園の夫婦のお話。事実が基になっているそうです。

一匹一匹の動物に名前をつけ、家族のように慈しむ主人公・アントニーナ。象
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ディアトロフ・インシデント(2012年製作の映画)

2.9

ディアトロフ峠事件に興味を持つ大学生たちが同じルートで登山を試みるのですが色々不幸が待ち受けていて...というベタな展開...(*^▽^*)
前半まではまだ良かったのですが、後半からはただのB級映画と
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切り裂き魔ゴーレム(2016年製作の映画)

3.5

19世紀の英国の雰囲気だけでも大満足!です!(笑)

正直よくある英国ミステリー系映画で特別面白い!と言うわけではないのですが、個人的には真犯人が判明してからのテンポの良さが好きでした!ゾワゾワした〜
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マウトハウゼンの写真家(2018年製作の映画)

3.6

終戦間際。ナチが事実隠蔽を企み処分しかけた強制収容所の写真を、命がけで守ろうとした人々の解放までの日々が描かれています。彼らの勇気があったからこそ、今私たちは、強制収容所で起こった出来事を知ることが出>>続きを読む

令嬢ジョンキエール -愛と復讐の果てに-(2019年製作の映画)

3.4

ドレスの美しいフランス映画が見たくて鑑賞〜! ストーリーはグリム童話?にありそうな超王道展開で結末まで読めてしまいますが、フランス映画の雰囲気を楽しみたい方には良いかも。

ウンギョ 青い蜜(2012年製作の映画)

3.0

「あれ〜パクヘイル主演じゃなかったっけ〜?全然出てこないな」としばらく鑑賞してしまった(笑) 特殊メイクでめちゃくちゃ老けてた!!笑

雰囲気は谷崎潤一郎の『痴人の愛』っぽいかな?キムゴウンもパクヘ
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好きにならずにいられない(2015年製作の映画)

3.5

北欧の冷たく重たい雰囲気と、主人公(フーシ)の静かな性格とが相まって、全体的にドンヨリした映画でした。

大柄で無口だけど心優しいフーシの人柄にほっこりする反面、彼の善意がなかなか報われなくてヤキモキ
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チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛(2017年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

チューリップに対する印象が変わりそう。オランダの歴史に疎いもので.... 。チューリップが絵画と並んで二大ブームだったことや、希少なチューリップの球根1つで家が買えたことなど全く知りませんでした。>>続きを読む

キャロル(2015年製作の映画)

3.8

( 何年も前に鑑賞していたのですがレビューを忘れていました。)

ストーリー自体はそこまで印象に残らなかったものの、衣装といい部屋の内装といい 映るもの全てが美しくて いつまでも眺めていられそうでした
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僕の家族のすべて(2019年製作の映画)

3.0

中国出身アメリカ在住のゲイカップルが、代理母に産んでもらった子供を祖国の家族に紹介し カミングアウトを試みるドキュメンタリー映画。

ゲイカップルが中国の伝統を重んじる家庭に受け入れられない現実にも胸
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ゴールデンボーイ(1998年製作の映画)

3.0

ナチスに興味を抱いた天才少年と元ナチ将校との不思議なやり取りが描かれています。

戦後のアメリカで 身分を偽り「普通のおじいさん」として生活する元ナチ将校と 天才少年の偶然的な出会い。
お互い相手の猟
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ブレア・ウィッチ・プロジェクト(1999年製作の映画)

2.2

ドキュメンタリー"風"ホラー映画。

魔女伝説を題材としたドキュメンタリー映画を撮影するため森に入ったアメリカの大学生3名が行方不明に。.....1年後、彼らが撮影したと思わしきスチルが発見され、それ
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ファニア歌いなさい(1980年製作の映画)

3.4

ミュージシャン、FaniaFénelonの自伝『ミュージシャンオブアウシュビッツ』に基づいた作品。歌手であるファニアが、音楽家の仲間たちと共に強制収容所を生き抜く姿が描かれています。

派手なシーンは
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シュガーランドの亡霊たち(2019年製作の映画)

3.0

20分程度のドキュメンタリー映画。

ISISに加わり姿を消した友人のことを、米国在住のイスラム教徒たちが振り返るというもの。

米国人イスラム教徒たちが9.11以降抱えるようになった問題とか、アメ
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ユ・ヨルの音楽アルバム(2019年製作の映画)

4.8

きゅんきゅんのオンパレードで卒倒するかと思った〜!!久しぶりに心温まる恋愛映画を見た(*^o^*)

舞台は90年代の韓国!街並みもファッションも、分厚いパソコンで連絡を取り合うカップルも何もかもが素
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ダレン・ブラウン -ザ・プッシュ-(2016年製作の映画)

3.6

イギリス人メンタリスト・ダレンブラウンの心理実験シリーズ。

今回は社会的追従がテーマであり、「社会的な圧力がかかると、人は殺人を起こしてしまうのか?」を明らかにするために、信じられないような大規模
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ダレン・ブラウン -世紀の絵画泥棒-(2013年製作の映画)

3.5

イギリスで「心の魔術師」と呼ばれるメンタリスト、ダレンブラウン。彼が出演する番組が好きでよく鑑賞するのですが、映画にも出演されていたとは知りませんでした!
(ダレンブラウンの「終末と恐怖」もネトフリで
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背徳の王宮(2015年製作の映画)

2.6

チュジフン主演作がネトフリで観れるぞ〜!と何の知識もないまま軽率に鑑賞したのですが、ビックリ。エログロ映画でした....!!

ただ、美しいエロでもギョッとするようなグロでもなく....。品のない騒
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母なる証明(2009年製作の映画)

3.8

息子を信じる母の行き過ぎた愛を痛いほどに感じる映画でした。

村で起きた少女惨殺事件の犯人にでっち上げられた息子。
母子家庭であると同時に貧困家庭でもあり、息子は軽度の知的障害を持っている。
母親は息
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.8

胸がいっぱいいっぱい。...こんなに映画で笑顔になれたの久々かもしれない。

ロバートデニーロ演じるベンと、アンハサウェイ演じるジュールズの関係性が素敵だった〜!
毎日ネクタイを身につけて、(泣いた
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オペレーション・フィナーレ(2018年製作の映画)

4.0

アドルフ・アイヒマンの追跡からアイヒマン裁判までを描いた映画。

アイヒマン裁判はあまりにも有名ですが(映画「スペシャリスト」がオススメ)、アイヒマンの軟禁生活については詳しくなかったので、こんなやり
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.5

テレビで放送されていたので鑑賞。
我ながら、こういうタイプの映画見るの珍しい気がする。
くだらなくてケラケラ笑ってしまった〜!個人的には面白かったけど、関東出身or在住の方以外はこの感覚がよく分からな
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ミスト(2007年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

鬱映画とは聞いていたのですが想定外の結末。あとSF要素が強い映画だったのですね、知りませんでした(SFちょっと苦手)

ひょっとすると、モンスターよりも人間が怖いかもしれない映画。
(スーパーの中にい
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ホース・ガール(2020年製作の映画)

3.5

ちょっぴり変わっているけれど心優しい女の子が、夢遊病(?)の症状に苦しみ始め、いつしか精神不安定に陥っていくという物語。

なんだかレビューをうまく書ける気がしないので、また後日編集し直すかもですが.
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

4.3

17歳の女子高生とバツイチ45歳ファミレス店長のラブストーリー?!...なんかヤバそう(悪い意味で)....と思ってなかなか鑑賞できずにいたのですが、「ヤバイ映画ではない」とtwitterで紹介されて>>続きを読む

十二人の死にたい子どもたち(2019年製作の映画)

2.5

道徳の授業中に生徒たちが作った学級劇?を見てるようでした....。
登場人物 一人一人の個性が強すぎて作り物感がありましたし、個人的には俳優さんたちに演技力があったとも思えず...。
なかなか映画に入
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殺人者の記憶法:新しい記憶(2017年製作の映画)

3.0

所々新しいシーンが加わっている&結末が異なってはいるのですが、ほぼ一作目で見た映像が流れているような気がしてしまい、前作で味わったようなハラハラドキドキ感は薄れていました。

にしてもキムナムギルのサ
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.4

根は優しいのにとてつもなく不器用で...何とも見ていて歯がゆくなる夫婦でした。

離婚調停中も相手の髪を切ってあげたり、停電を直しに駆けつけてあげたりしていていて......離婚するという気持ちに変化
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ぼくは明日、昨日のきみとデートする(2016年製作の映画)

3.0

小松菜奈見たさに鑑賞。

2人の時間の仕組みが理解できなさすぎて、私が福士蒼汰or小松菜奈だったらおそらく30日間何も理解できないまま過ごし続けそうwwww

(東京出身なのですが)京都在住なので
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貞子vs伽椰子(2016年製作の映画)

2.1

最後意味がわからなくて声だして笑ってしまった!!!! 想像以上でもなく想像以下でもなく、タイトル通りの映画でした。
(途中までは怖かった〜!!!)

母なる復讐(2012年製作の映画)

3.5

どこにでもあるような 温かい家庭が崩壊していく過程を丁寧に描いているのでリアリティがあり 怖かった。
怖くて悲しくて遣る瀬無くて救いようのない映画でした。

性犯罪が無罪になるケースは韓国同様日本でも
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MAMA(2013年製作の映画)

2.9

怖いというよりも突然大きな音で驚かせてくるタイプのホラー映画〜〜!!!鑑賞中何度も肩が揺れてしまった!!(笑)

アースクエイクバード(2019年製作の映画)

3.5

ストーリー自体はそこまで心に残らなかったけれど、東京のネオン街や地方の夏祭り、振袖、ヒッソリとした冷たい和室など 日本の美しさ・怪しくも不思議な伝統行事の雰囲気がギュッと詰まった一作でした。

アリシ
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野火(2014年製作の映画)

3.3

戦争のグロテスクな部分を生々しく描いており、「戦争は美化して良いものでは無い」ということを再確認させられた。

食べ物が見当たらず、困った兵士たちが島の"猿"を狩って食べるシーンーーーそういうこともあ
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