富士山さんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

君の膵臓をたべたい(2018年製作の映画)

1.0

再掲。こんな生理的に受け付けない作品、久しぶりに見ました。泣きゲーをケータイ小説でやってみましたみたいな作品で、主人公はなにもしなくてもヒロインが惚れてくれて、迫ってくれて、泣かせてくれて、しかも人生>>続きを読む

宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち(1981年製作の映画)

4.0

再掲。デスラーとスターシャが主役な番外編と言った感じ。でも、なんだかんだ言って最強のヤマトがジェノサイドを繰り広げる他のものとは一風変わった作風で、ヤマトシリーズの中では一番好きかもしれません。チート>>続きを読む

さよならの朝に約束の花をかざろう(2018年製作の映画)

3.0

再掲。すごい意欲作。こういうのに、これだのの質を保証するほどの予算がつく日本のアニメ業界は、とても愛おしいと思います。全体的に説明がなく、なぜこのような世界で、このようなキャラが、このような物語をして>>続きを読む

蒲田行進曲(1982年製作の映画)

4.0

再掲。活気があって無茶苦茶な映画の世界がとても魅力的に描かれていますが、最後のメタオチは複雑でした。これによって、所々出て来る荒唐無稽なシーンも説明できるという点もあります。しかし、映画だけじゃなくて>>続きを読む

塔の上のラプンツェル(2010年製作の映画)

2.0

再掲。ピクサー期のディズニー作品としてはあまりいい作品ではない気がします。古典的な男と出会って幸せになったり、あるべき場所に落ち着いて幸せに暮らしましたとさ、となるヒロインではなく、テーマは別のところ>>続きを読む

TAILENDERS(2009年製作の映画)

3.0

再掲。似たような設定や展開を見たことのある作品ですが、その分、北海道地方スタジオが創作支援スキームと組んで作ったという作品のわりにちゃんとしたエンターテイメントになっている作品でした。センコロールは知>>続きを読む

大阪物語(1999年製作の映画)

3.0

再掲。昔見た「ざわざわ下北沢」は忘れられない映画です。物語の詳細はあまり覚えていないのですが、いい感じの雰囲気が強く印象に残っています。その時の思い出を頼りにこの作品も見てみました。なるほど、市川監督>>続きを読む

忍びの国(2017年製作の映画)

3.0

再掲。積極的に宣伝をしていたのでよく覚えていますが、その時は軽い感じのキラキラ時代劇としてアピールしていたような気がします。でも、実際はなかなかリアルなハードな内容で、パッと目に映るラフさも、むしろ自>>続きを読む

鋼の錬金術師(2017年製作の映画)

3.0

再掲。このどうしようもない薄さはどうしたものでしょうか。画面の密度が圧倒的に少ない。しかも、それを隠そうという映画的工夫も感じない。見ていてこっぱずかしくなるような説得力のない画面に対して、個々のキャ>>続きを読む

映画魔法つかいプリキュア!奇跡の変身!キュアモフルン!(2016年製作の映画)

4.0

再掲。モフルンがかわいい。それでいい。モフルンは女の子なのか。それはいい。CGの短編の出来がすばらしいですが、頭身が低いのでアメリカのアニメと変わらない感じで、テレビシリーズのダンスアニメのような日本>>続きを読む

テッド(2012年製作の映画)

3.0

再掲。アメリカン下ネタを知りたくて見ました。なかなか、下ネタしてましたが、30代中盤の男友達同士の気の置けない会話となれば、そんなに非常識なものでもない気がします。むしろ、これはテッドがクマのぬいぐる>>続きを読む

劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ(2018年製作の映画)

3.0

再掲。よくある編集映画ですが、作画のむらも目立たず、構成もちゃんとまとまった作品になっていました。チャプターが曲ごとになっているなど、歌をテーマにした作品の最新作にふさわしい映画です。設定やキャラクタ>>続きを読む

我は神なり(2013年製作の映画)

3.0

再掲。オヤジ、クズ過ぎて、タフ過ぎる。タイトルがキツイ皮肉に聞こえる、徹底的に救いがない作品です。こういうテーマをアニメでやろうというところが日本的というか、同じ文化的な土壌を感じました。アニメという>>続きを読む

リトル・マーメイド(1989年製作の映画)

5.0

再掲。ディズニールネサンス期のみならず、個人的には「白雪姫」から今までのすべてのディズニーアニメの中で一番好き。作画的にも、演出的にもトップレベルの出来ですし、音楽も素晴らしい。キャラクターもとても魅>>続きを読む

ポカホンタス(1995年製作の映画)

3.0

再掲。ディズニールネサンス期の方向性が一番強く現れている作品だと思います。キャラデもとても大人っぽくリアルで、ストーリーもシリアスです。それを昔ながらの夢と魔法の枠組みに強引にくっつけようとしているの>>続きを読む

ロジャー・ラビット(1988年製作の映画)

4.0

再掲。神作画とはこういうことを言うんですよね。ものすごい技術だと思います。1920年代が技術をはるかに高めて復活した感じでした。今ではこういう効果はCGでやられるようになると思うので、アニメ史を語る上>>続きを読む

茄子 スーツケースの渡り鳥(2009年製作の映画)

4.0

再掲。作画お化けアニメでした。自転車素人でも自転車愛がひしひしと伝わって来る快作です。もうカリ城にしか見えないのもご愛敬。超作画でむしろジブリではありえないジブリ作品と言ってもいいくらいです。しかし、>>続きを読む

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年製作の映画)

1.0

再掲。なんでこうなったのかというよりも、なんで作らせたのかという作品でした。奇をてらった演出で、スタンダードなドラマをやってしまうと、こうも違和感があるのかと痛感します。広角レンズの利きすぎた構図とス>>続きを読む

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち(2015年製作の映画)

3.0

再掲。おもしろいのですが、映画ではなくてネットフリックスあたりが贅沢めのテレビシリーズにでもすべき作品な気がしました。映画尺では個性的なキャラクターや背景が十分に生かし切れておらず、特撮的なちゃちさが>>続きを読む

お嬢さん(2016年製作の映画)

5.0

再掲。韓国映画の底力をこれでもかというほど見せつけられる作品です。こんなきわどい作品で、密度の高い画面をほとんど切れ目なく積み重ねて一本の映画を作れるのは、今の日本では考えられないことだと思います。多>>続きを読む

シンデレラ(1950年製作の映画)

3.0

再掲。徹底的に無難な物語。あまりに当時のポリティカリーコレクトに忠実すぎて今のポリティカリーコレクトに反しているので、いろいろ批判はあるでしょうし、ロトスコープに頼りすぎている人物の動きは他のキャラク>>続きを読む

|<