香港愛溢れるオムニバス。
個人的に浅くも何か思い入れのある都市なので、それぞれのエピソードと雰囲気を味わっていたのに、ラストのツイ・ハーク監督がメタメタなコメディ過ぎてちゃぶ台ひっくり返しそうになりま>>続きを読む
あのちゃんかきゃりーぱみゅぱみゅがナレーション回の「ザ・ノンフィクション」でありそうな、クセの強い人の密着ドキュメンタリー風から、さらにクセの強い人と出会うロードムービーになり、最後は人生の意味に辿り>>続きを読む
1作目からスケールアップはしてるんだけど、ちょっとインフレ気味で、尺も長くてテンポが悪いかも。
フィジカルがチートなストレンジャー・シングスのエル的なヒロインが無双する、厨二っぽさ強めなサイキックアクション。
キム・ダミの別のジャンルの演技が観てみたくなった。
性をモチーフにしたホラーを観た後にそこはかとなくモヤモヤするのが未だに言語化できないんだが、この作品もそんな感じ。
序盤のロケーションは素晴らしすぎて行ってみたくなった。
滑稽さとほっこりの匙加減なのか、ハマりそうでハマらなかった。「愛なのに」の方が好み。
猫は可愛い。
ソフィー・マルソー見たさに鑑賞。
暴力的でポエムのような台詞回しと、ひたすら喜怒哀楽が振り切ったハイテンションな演出に気持ちが置いていかれる。
捲し立てるようなフランス語のイントネーションのせいか、バ>>続きを読む
1930年代の名作映画のテイストに加えて、主人公をはじめとした登場人物をぐっと深堀りして描きつつ、1作目に繋がる伏線もそこかしこにあってXの何倍も楽しめた。
スターウォーズ・プリクエルのアナキンを観て>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
みんな歪でまともじゃないけど人間臭くて妙なリアリティがある登場人物。
そもそも“まとも”の定義って。
ラストの「あげる」「やった!」が良かった。
今泉力哉の凸凹した一方通行な恋愛群像劇がやっぱりツボか>>続きを読む
酷い(目にあう)内容ではあるけれど、コメディとして捉えればかなり笑えます。
テーマやオチはだいたい同じだが、アリ・アスターの作品の中でも個人的には一番良かった。
人生を折り返し、身近な人や自分が生きてきた時代のミュージシャンや俳優や漫画家などが次々と亡くなっていることもあって、メメントモリな気分になることの多い昨今、人生の最後を描いた映画がやけに刺さる。
死>>続きを読む
公開当時はコロナ禍で観に行かなかったのでWOWOWで。
友情・努力・勝利なコース料理の出される全ての皿がメインでしかも特盛で高カロリー。
「そうはならんやろ」も度を過ぎると「凄い」に変わるが、凄い=最>>続きを読む
ホームアローン+ダイハードにバイオレンスな殺戮(強盗集団を)を軽快なクリスマスソングに乗せて。
ジョン・レグイザモが出演してたので+0.2。
10本に1本くらいのペースでこの手の映画を観るのは丁度いい>>続きを読む
実話ベースとはいえ、わりとアクションファンタジー。
子供の頃の3大怖い映画が「ジョーズ」「13金」「エクソシスト」だったので、どうしても比べてしまって期待してた怖さもなく、ちょっと消化不良。
続編があ>>続きを読む
「小津安二郎監督がSF映画を撮ったような味わい」とレビューされているように、かなり情緒的で静謐でミニマルな映画。
作品の「解」を求めるのも野暮かと思えるほど、映像と音楽と纏っている空気感が美しい。
鑑>>続きを読む
ジブリでもディズニーでもないからこそ、描かれているテーマや裏の意味など気にせずに素直に楽しめる良質で優しいお伽話。
原作を見事に映像化してはいるが、個人的には原作の方がより胸に来るものがあった。
幾重にもフィクションでアイロニカルな抑えの効いたコメディ。
台詞廻しやボストンのロケーションが良かった。
時間の前後やミスリードとラウの妄想が入り混じる構成で少し混乱しがち。
ラウとヤンというよりはウォン警視とサムの話。
だんだんサムが好きになる。キョンも。
全くファースト・キルじゃない無双っぷり笑
前作から十数年経って、しかも前日譚を描くのはCGも無しじゃ女優さん的にも無理があるんだけど、そこがむしろリアルにエスターになっちゃってました。
怖さと不気味さ>>続きを読む
ワンダヴィジョンを飛ばして観たら意味不明だったので、押さえたうえで改めて。
エンドゲームで十数年のピークと区切りを感じてしまって、フェーズ4に何となくのめり込めない部分はあったものの、サム・ライミ作>>続きを読む
数々の名作ホラーのオマージュを盛り込み、70年代の雰囲気と演出と、あえてアナログな技法で見せているからなのか、少し退屈だったかも。
音楽の使い方だけは今っぽく、ポルノ男優が弾き語りで歌う“Lands>>続きを読む
6年ぶり4、5回目。
ストーリーこそ3行で書けそうな内容だけど、30年近く経った今観ても空気感と映像のセンスは頭抜けていると改めて思う。
映画当時の香港も、数年前に訪れた街並みすらも今はほとんど残って>>続きを読む
映画への落とし込み方が巧みで、見せ場が盛りだくさんで素晴らしい。
マリオが実はイタリア系移民のアメリカ人て設定が意外な発見。