作品を受けての感想はひとつ前のポスト『システム・クラッシャー』と同じなので、そちらを参照してください。こちらも素晴らしい作品でした。それにしても佐藤二朗おーっ、おまえなぁーっ!笑
このような作品に対峙すると、自分という人間を見透かされている気持ちになる。この目に映る自分は何者でもなく、個人として社会の一部として何をどのような視点で見たり感じて、その結果なにを果たすことができるの>>続きを読む
前作から9年も経過していたことに驚きつつも、面白かったことは覚えているがストーリーについての記憶は薄い。フュリオサ… どんな感じだったかな。そんな感じでいざ劇場へ!このところ監督や演者の年齢を取り上げ>>続きを読む
今週は『システム・クラッシャー』と『あんのこと』というヘビーな2本を観ていることもあって、シンプルに温かいドラマに映った本作。お互いが歩み寄ったことで踏み出した朝と槙生の距離感は、始まりからそれなりに>>続きを読む
日本では7月公開の本作、渡航中の航空機で視聴しました。アダム・ドライバーが主演ということもあって、フェラーリ版「ハウス・オブ・グッチ」といった温度感。エンツォの人間性を中心とした伝記映画でフェラーリ初>>続きを読む
劇場で見逃していた本作ですが、渡航中の航空機で視聴することができました。想像していたよりもコメディの要素が強く、アメリカのラブコメってこういう感じだよね!といった幅広い味つけで、シドニーとグレンのコン>>続きを読む
ジャッキー・チェン人生の集大成というふれ込みの本作。既に衰退したゴールデン・ハーベスト製作ではなく中国作品であることは残念だが、ジャッキー主演そして吹替には石丸博也氏が復帰(なんと御歳83歳!)すると>>続きを読む
コミック未読、テレビアニメと映画作品はひと通り見ている大好きなシリーズ。今回は苦手な今泉力哉監督が手掛けるということでモヤモヤは否めず。テレビドラマ実写版はすでに終了していたのですね…. その事実を映>>続きを読む
A24、ユダヤ人ホロコースト、『落下の解剖学』のザンドラ・ヒュラー出演と聞いて観ないわけにはいかない本作。それなりのダメージを受けることを危惧し先送りにしていたが、ついに2024年最新ラブコメ『恋する>>続きを読む
原作未読。前章は衝撃的に面白く、2回の鑑賞(やや眠ってしまったこともあり)を経て期待度爆上げの後章となりました。結論から述べるとそれなりに面白く観させてもらったものの、前章のフリを120分全速力で回収>>続きを読む
リバイバル上映していることを知り、滑り込みで鑑賞してきました。新海誠、最初の長編作品。『君の名は。』によって一躍メジャーになる前の、ルーツとも言える作品を劇場で観れたことに感激。入場者特典のクリアポス>>続きを読む
近いうち関心領域でダメージを受けることを想定し、本日はチェックリストにあるエンタメ作品を消化してきました。西部警察、太陽にほえろ、Gメン75、特捜最前線など刑事ドラマ全盛に少年期を過ごした私ですが、こ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
楽しみにしていた濱口竜介監督作品、遅ればせながらようやく観にいけました。事前情報はまったく入れず、たったいま劇場から出てきたところで感想を言語化できませんが、この感覚の記録をしよう綴っています。上映開>>続きを読む
試写会で鑑賞しました。子供には難しく大人には物足らなさすぎ、付け加えて構成が散らかっておりテンポも悪い。本を正せばPIXARに思いを馳せたようなペラッペラな脚本が元凶だと思いますが、その上で邦題を『ブ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
話題になっている吉田恵輔監督の最新作は「石原さとみがスゴイ」以外の事前情報を入れずに鑑賞してきましたが、想定以上にがっつり抉られてきました。石原さとみは評判通り鬼気迫る、もはや演技ではなく憑依。共演の>>続きを読む
近年ナンバーワン胸糞作品。不安、違和感、不快感、居心地の悪さ全部のせ。スクリーンから伝わる不穏な空気でストレスがMAXになりました。心理的に追い込まれる体験が好きで、飛び込んで散る勇気がないと観てはい>>続きを読む
事前情報はティザーアートのみで原作未読。結論から先に言えば、残念な作品でした。アイドルをモデルとした低年齢層向けの青春ジュブナイル。ゆうの打算的な行動はプロデューサーや経営者視点からのもので、そのこと>>続きを読む
最初から最後までノレませんでした。同シリーズは直近のものも含め、何作か観てます(2000年代のは多分コンプ)。しかし記憶が薄い…というか、内容はほぼ覚えてなくて。ストーリーは凡庸なSFで、猿の惑星シリ>>続きを読む
ランタンあたりからずっと泣いてたような。余白の旅が描かれることで、柔らかく物語のピースが埋まる感じが心地よく、じんわり心に入ってきました。人生という長い旅で立ち止まり、自らの現在地を確認することで前を>>続きを読む
行ってきましたモンスター・ヴァース新作のゴジコン!過去作品のストーリーはほぼ記憶にないのですが、予習等はまったく不要のGWにぴったりのアホエンタメ作品でした(良い意味で)。うーん、やりたい放題ここまで>>続きを読む
概ね期待通りで楽しめました!SNS至上主義の女学生vs謎の無敵ナマケモノが繰り広げるコメディホラー。コメディの味付けはまるで往年のドリフターズ、人間とナマケモノの戦闘シーンは飯伏幸太vsヨシヒコ。安直>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
そりゃそうなるでしょ。
鑑賞後、真っ先に浮かんだ感想がこれ。14歳で社会との繋がりを絶たれ、エルビス・プレスリーという稀代のスーパースターに囲われてしまったら。離婚後に様々な分野で活躍したプリシラの>>続きを読む
コナン公開日で大混雑の劇場エントランスの中、同じく初日の本作を観てきました。こちらの劇場にはわたしを含め3人…(そのうちおひとりは上映中にあちこち徘徊する奇行…怖いよ…)
さて、コロナ禍で配信のみと>>続きを読む
ラストシーンの泣き虫ノラにはうるっときたけれど、お話の方にはあまりノレませんでした。わたしは本作で軸となる「イニョン」的な思考を持ち合わせておらず、輪廻転生や現世・来世などの概念は100%ファンタジー>>続きを読む
少年時代からプロレスに親しんできた私にとって、フォン・エリック家 悲劇の歴史はリアルタイムで見ていた。当時、プロレス・スーパースター列伝(というコミック)や週刊プロレスなどの雑誌を通し、フォン・エリッ>>続きを読む
この手のジャンルが苦手で、わかっていたことですが最初から最後までノレませんでした… なのに地味に怖いしグロいしで、体力も消耗。最近ではヴァチカンのエクソシストの時にも同じような感情になったなぁ。悪魔系>>続きを読む
この辺りではもっとも大きなスクリーンのIMAXレーザーで、遅ればせながら鑑賞してきました。予習にかなりの時間を費やしたこともあって、初回からそれなりの理解で受け止められたと思います。ストーリーはかなり>>続きを読む
ポスターに並ぶ3作品の中では、もっともノーマークで期待値も低かった本作。結論から言うと… すまん!とても面白くて好きな作品でした。近年、ピクサーやディズニーを観るときにはポリコレやメタファーに思慮を傾>>続きを読む
先週末公開作品の筆頭は『オッペンハイマー』でしょうが、映像の世紀バタフライ・エフェクトをはじめとする(原作以外の)文献や映像コンテンツの予習、さらにはやや脱線するかたちで第二次世界大戦を掘り続け、疲労>>続きを読む
あまり得意ではないジャンル。予習として未鑑賞だった前作をアマプラでチェック。ストーリーを飲み込めず、解説・考察動画を掘り進めた結果、ジエディプライムからハルコンネン家の襲撃、ベネゲセリットのゴム・ジャ>>続きを読む
2回目…
初回鑑賞時、不覚にも寝オチしました。朧げながら、え、これノーラン作品だっけ?というくらい時系列や内容がぶっ飛んでおり、後章も控えているため2度目の鑑賞に足を運びました。結果、前回鑑賞時はか>>続きを読む
昨年夏に名古屋シネマテークが惜しまれながらも閉館したが、クラウドファンディングを経て3月16日に『ナゴヤキネマ・ノイ』としてオープン。記念すべき上映第一作目は名古屋テレビ制作のドキュメンタリー作品でし>>続きを読む
本作は第96回アカデミー賞で脚色賞を受賞、日本での劇場公開は叶わなかったがAmazon Prime Videoで配信がスタートしており、鑑賞の記録として。人種や差別、スラングなどディテールを見逃してい>>続きを読む
2022年に新型コロナウイルスの影響でDisney+で配信となった本作が2年の時を経て劇場で公開。待ってましたよ〜!冒頭のピクサー短編『猫とピットブル』じんわりする良い作品… 上映開始5分で泣く。本編>>続きを読む