seiichiroitoさんの映画レビュー・感想・評価

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裸足で鳴らしてみせろ(2021年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

久々に良い邦画が見れてよかった(ハマリュウを除く)
さっさと抱き合えばいいのにと歯痒くも、それがほんとに瑞々しかった
最後別々の道に別れていくところとか、もっとドライに描くのかと思ったけど、優しかった
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美しき仕事 4Kレストア版(1999年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

期待値が高すぎた…
どう展開していくのかと期待してたら、そのままというか。ラストシーンはもちろん良いけど。
外人部隊の中年上官の嫉妬と嫌がらせが普通に嫌だった…
もう少し2人のコミュニケーションがあっ
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不気味なものの肌に触れる(2013年製作の映画)

3.7

ずるいくらいにタイトルが良すぎる
面白いんだけど、やはりドライブマイカー以降の方が楽しめる

悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ハマリュウのリアリティの社会への解像度の高さがすごくて、すごくて…。
特にバカみたいな赤オレンジのダウンの男…。
説明会のシーンの空虚さと、まさに「悪は存在しない」車内のシーンで一気に引き込まれた。
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ミステリアス・スキン 謎めいた肌(2005年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

MUBIにて英語字幕で見たから全部が理解できたわけではないけど…怪作…。
性被害の過去と向き合うことで救済的な結末に進むのかと思いきや、ちゃんと向き合うことで、さらに深いところにいっちゃうリアリティが
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ガーゴイル(2001年製作の映画)

3.0

ギャロ美しすぎるが、全体の出来は微妙…
bones and allもそうだけど、カニバリズムを病気や疾患だと捉え、フェティッシュやクィアとして描くのは大変そうだなと…
男は綺麗に撮り、女はそうじゃなく
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天使の復讐(1981年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

エセフェミニズムというか、時代の違いこそあれど、男女の二元論的な方向に回収されてしまう危うさがあって入り込めなかった。

嫌な性欲を向けてきた、実行した男たちを殺すのは全然いいけど、もう全てがどうでも
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ヒストリー・オブ・バイオレンス(2005年製作の映画)

-

王道でちゃんと面白くて草

なんだけど、ところどころクローネンバーグを感じる
階段のシーン、射殺シーンの美術の作り込み
ラストシーンかなり良い

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

ノーランの演出力というか、画面の支配力凄まじい
普通の映画館で見たのに音響で揺れて確実に地震かと思った…

ファニーゲーム(1997年製作の映画)

-

悲惨すぎて途中からちゃんと見れなくなって
コメディと化してしまった
映画とは、、、

金田一少年の事件簿 上海魚人伝説(1997年製作の映画)

3.4

王さんぽいざらつきと色彩
話はまずまず、BL度でいうと圧倒的に人間失格

インフィニティ・プール(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

クローネンバーグの血筋かつ、ほんとフレッシュな血で、お父さんとはまた別のベクトルで楽しませてくれる。
3作目で、どんどん映画っぽい展開になってる節はあるけど、ちゃんと面白い。
(予告編が微妙に刺さらな
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異人たち(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

殴り書き!

大林版を見てから鑑賞したので
大方の流れは把握済みで、どう死を表現するのかが気になっていたんだけど、、、
大林版では女が自殺していて、幽霊のように大暴れして、編集者の男が一生懸命主人公を
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異人たちとの夏(1988年製作の映画)

4.0

コメディだとしたら好き
アンドリューHEY!🫡
の予習として観た

英国式庭園殺人事件(1982年製作の映画)

3.5

画が素晴らしいすぎるからか、脚本の入り込めなさとの解離が大きかった
画は本当に素晴らしい
昔の作品構図バチバチな作品が多いのはなんでだろう。。

狼の時刻(1966年製作の映画)

4.2

前半のくそつまらないシーンから後半のたたみかけが見事すぎ

太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

-

真似でもない、本人の装いを超えた何かがある気がする

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.8

強い女同士の戦い、
男の入る隙のなさが好き
女王の演技凄まじい

キャリー(1976年製作の映画)

-

最後が怖くてびっくりしちゃった
シンプルでいい

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ポリコレ界隈で弱者搾取だとよく言われていて、やや敬遠してたけど良かった。
エンタメとして褒めることも、ポリコレ的に貶すこともできる自分にとっては変な作品。
ヒラヤマが煙草を吸わないのが印象的だった(こ
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アンチヴァイラル(2012年製作の映画)

4.5

有機物の作り、撮影がややチープだけどラストシーンが好き
父より、息子派

ドゥーム・ジェネレーション(1994年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

キスする間合いの良さ
クィアを忍ばせる(全開だが)、"ヘテロセクシャル映画"
騒々しいシーンと静かなラストシーンとのコントラスト
パイプカットシーンはもっと観たい!って思わせるような遅めのストロボが焚
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エム・バタフライ(1993年製作の映画)

4.0

2023締め
特権階級批判?を最後までしてる。
真似しても、真似にしかならない。