cheeeezmさんの映画レビュー・感想・評価

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月の満ち欠け(2022年製作の映画)

3.3

「あなたを幸せにしてあげられる」って言うやつって、大体モラハラだよな〜!!!!

一途と狂気は紙一重。ずっと想い続けた瑠璃やあきらくんも、粘着し続けた正木も、想い続けていることには違いないだろう。ただ
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新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に(1997年製作の映画)

3.8

シンジはただ認められて求められたいだけなのに、それが全部ミサトさんやアスカやレイといった女性に向くの、怖いな。元々は父さんに捨てられたことが原因なのに。
そしてアスカに拒絶されたら手が出る。世界を拒絶
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サンセット大通り(1950年製作の映画)

3.8

人には愛される旬がある。その時期を終えれば舞台を下りなければならないのだ。

ラストの盛り上がりが素晴らしいのは、ビリー・ワイルダーあるあるなのか? 正直途中まではだれた印象だったけど、ラストの階段の
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.5

友情爽快ストーリー。フランクが別に大天才なわけじゃないところが良い。子供が全力で楽しく乗り回していたのが、小さな車じゃなくて世界だっただけ。

愛されたくてでも愛されたいように愛されなかったフランクを
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モエカレはオレンジ色(2022年製作の映画)

3.1

なんだよ〜〜オレンジの使い方最高かよ〜〜!!

高校祭の間は手を出さないし、蛯原さんが徹底して大人なのも良かった。ラストの「オレンジkiss」の入りも良かったです。

「lemon(米津玄師)」のよう
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ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

3.6

可哀想だと思うし、不幸だと思う。でもどうして希死念慮が周囲に向いてしまったしまったのか、それほどまでにこびりついてしまった自己否定がやるせないと、そう思ってしまうような、高みの見物のような感想を抱いて>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.8

「罪を犯したくせに、その結果に同情しろと? 」途中までは、キティのこの台詞が全てだと思ったけれど、最後まで観た今、それだけじゃなかったんだと思える。
罪を犯せば大体はその結果に罪悪感を抱く。その罪悪感
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映画 おそ松さん(2022年製作の映画)

3.3

まじでwwww おばかwwww カオスwwww

でもスノ担としては、カオス展開だからこそ色んな姿の推しが観られたので満足です。こんなのクローズ様とエンドくんが最強すぎるだろ。

おそ松さんに沼ってた
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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ドチャボコネタバレ。




それを映画でやるんか青山剛昌!!!! すっげぇな、目からウロコ、耳から池田秀一、俺の情緒はビッグバン。宝箱をドンガラガッシャーン大放出された気分。これがマジックの種明かし
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この子は邪悪(2022年製作の映画)

4.1

レビュー見る限り後半が不評だけど、個人的には後半が大好きだった。
前半はなにもわからない奇妙さが漂っているけど、ラストの人間を超越した展開からのタイトル伏線回収の鳥肌感、凄くない? 片岡監督ってこうい
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

2.5

フランス映画すぎて、個人的にはあんまりだった。

て思ったけど、これ「夫婦の立場を性別逆転させて考えたら、普通の物語やろ? 逆やったら不快感やら違和感あるやろ? 」てメッセージやったんか。観る側に差別
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ミスミソウ(2017年製作の映画)

3.5

漫画も大好きですが、実写だとより一層クソデカ激重感情バトルになって最高。こういう清水尋也が観たかったオタク、大好物すぎて夜中なのにテンション上がっちゃった。雪の中で壊れるほどの血と激情を浴び、無垢すぎ>>続きを読む

マッチング(2024年製作の映画)

5.0

「愛に溺れる、愛に狂う。愛が深いからと言って、潤沢な愛を持っているわけではない」。
愛は鏡でしかなくて、愛されたいから愛する。でも自分の中の愛の貯蓄が十分でなかったら、理想の愛に溺れる。溺れると狂う。
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劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

4.2

「全員主人公」のハイキューを、映画の尺で描き切れるのかという不安は杞憂に終わる。ないはずの青春の記憶が蘇る没入感、映画という五感の支配空間だからこそ、アドレナリンがドバドバ出て汗腺と涙腺が刺激される。>>続きを読む

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.8

急いで原作漫画10巻まで読んで観てきました〜! でも内容としては2巻くらいまで! 3〜5巻のシーンもちょこちょこ織り込んで、上手く映画にまとめられていました。

話が面白いのは原作ファンならみんな知っ
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

「人間なんて、幸せだろうが不幸だろうがどう足掻いても哀れ」というそこはかとない奇妙で寂しい痛みが映画の中に敷き詰められていて、どうしようもない心地良さを感じてしまう、圧倒的怪作でした。

(2023年製作の映画)

4.3

バチボコに狂ってんのに、いちいち映画の教科書か? ってくらい撮り方バチくそカッコよかった!!
人間なんて全員アホだし、武士の矜恃や憧れや死に様なんて全部まやかしでゴミで〜〜す!! って物語の主役が「
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