一姫二太郎さんの映画レビュー・感想・評価

一姫二太郎

一姫二太郎

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とんかつDJアゲ太郎(2020年製作の映画)

3.9

六本木に好きなトンカツ屋さんがあります。そこそこいいお値段なのですが、トンカツの常識を覆すパクパク行けちゃう油っぽくなさと、ソースでなくて塩、いやむしろそのままで行けるブランド豚の厳選された素材の味が>>続きを読む

透明人間(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

す こ し ま え に み た 。
シンプルイスザベストなタイトルに、なぜか私の大好きなミステリー作家の西澤保彦みを感じ(理由は不明。作風は水と油で揚げたドーナツくらい違う)、コロナ渦に関わらず劇場に
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ごっこ(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

うーん。「ここがすごい!」とかは特になく、「ラストの殺人はしなくてよくね?」とかツッコミどころもあるんですが、結構安心して観れて雰囲気も好きでした。
なんでだろ。映像を包む空気感が好き。
邦画の芝居く
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デッド寿司(2012年製作の映画)

3.2

少し前に観ましたが、あんまり内容を覚えてません。
すげーバカバカして、それが突き抜けてて良かったと思いました。
寿司に食われねえ〜♪

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

「あのノーラン監督の新作だよ。観なきゃ映画好きじゃないよ」と周りの映画好きの人、三人くらいから熱弁され、「なんかよーわからんが、みな!」と思い劇場に馳せ参じた次第でごぜえます。
最近、近所にできたTO
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水曜日が消えた(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

あらすじ
やあ、僕は「火曜日」。僕は一つの身体に七人の人格を持つ多重人格者さ。
僕を含めた七人の人格は、きっちり一週間の曜日で切り替わる。「火曜日」である僕は、現実の「火曜日」にのみ存在し、一晩明けた
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泣きたい私は猫をかぶる(2020年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

劇場上映からネットフリックス配信に変更になったと聞いて物珍しさから視聴。時勢に見合った商業的戦略にまんまとハマった形。なんか悔しい。

「物理的にも、精神的に”猫をかぶる”って良くね」って超わかりやす
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ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

友人に誘われ、3日くらいで、TV版予習して観ましたが、普段、映画も行かないし、アニメもあんまり観ないような友人だったので、すごいアニメなんだなってハードル上がりまくってしまった。

内容としては、確か
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ここは退屈迎えに来て(2018年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

タイトルが唆るんですよ。
ただ、思ったほどではなかったなというのが正直な印象。

登場人物と時系列がぐちゃぐちゃで少し複雑なんだけど、それを乗り越えて理解した後の見返りとしてのオチがなんだかなあ。
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ドクター・ドリトル(2020年製作の映画)

3.2

正直、期待してなかったし、こんなもんかなって感じ。
久しぶりに映画館来れただけで、満足した。
大きい画面って素敵。一度に入ってくる情報力が違うね。

個人的には、ドクターアイアンマンの一挙手一投足を見
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かまいたちの夜(2002年製作の映画)

2.8

唐突に、かまいたちの夜をやりたくなって、対応機種を持ってないから、仕方なく映像で観る。

前半は、ゲーム画面出して露骨に媚びてる感じがして、良かった(?)けど、他の人に書いてるとおり、後半は、とほほな
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遊星からの物体X ファーストコンタクト(2011年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

公開当時、観に行きたいなって思ってたけど、すっかり忘却の彼方だった。
正直、絶対クソ映画だと思ったけど、しっかりオリジナルに繋いでる感じがして、好感が持てた。
というよりも、基本ストーリーラインがオリ
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ダム・キーパー(2013年製作の映画)

3.5

いじめっ子がヒーローになるって日本のアニメで親しんだ展開だけど、そのいじめの部分を強調するとこんな感じかなって思った。
発想は好きだけど、もう少し、時間が欲しかった。

イップ・マン 継承(2015年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

面白かったけど。同門対決をやりたかったせいか、マイク・タイソンとの対決が不完全燃焼感ある。まあ、マイク・タイソンがラスボスと見せかけて実は・・を狙ったのかもしれないけど、少し残念。

奥さんとの絡みは
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ファイナル・アワーズ(2013年製作の映画)

3.5

世界滅亡まであと12時間ですが何して過ごしますかってお話。

これも期待にしてなかった割に良かったな。
ラスト近辺は不覚にもくるものあったけど、他の人の感想読む限り某映画と酷似してるらしく、そっち観て
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ゾンビ・ホロコースト(2014年製作の映画)

3.3

まっっっっっったく期待してなかった割にはかなり良かった。
何も考えず流し見したいゾンビ映画としてのお約束と、再生ボタンを押すための誘引力としての他にない設定がきちんと揃ってた。

設定を逆手にとったゾ
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病院坂の首縊りの家(1979年製作の映画)

3.7

追いかけてるつもりなかったけど、市川✖️石坂の金田一もこれでラスト。
TSUTAYAのレンタルで観てたんでが、何故か上手いこと変わりばんこに一本ずつ棚にあって借りられた。逆に言えば必ず残りの4本(自分
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

3.8

お噂はかねがね。
最近テレビ放送したんですかね。
特に意識せず、レンタルしてた。
殺人鬼vs殺人鬼的なのを想像したら、最後少し違った。
最後、彼が彼女を颯爽と助けにかけつけるのかと思ったのに。
まさか
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インビジブル・ゲスト 悪魔の証明(2016年製作の映画)

3.3

面白いミステリ映画と聞いて観ました。

うーん。二回のどんでん展開としては好きな部類だけど、フェアかというと微妙かな。
1回目の本性現したあたりはかなり唐突感ありました。
2回目のどんでんは、バレバレ
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カラー・オブ・ハート(1998年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

(あらすじ)
白黒テレビ時代のホームドラマ「プレザントヴィル」の世界にひょんなことから紛れ込んでしまった主人公兄妹。そこは、全てが道徳的で順序立てされており安全で愉快な世界。しかし、兄妹の行動により、
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獄門島(1977年製作の映画)

3.2

このあたりまで、市川✖️石坂コンビに慣れてしまった感じ。
なんとなく全て既視感があって、身内感が出てきてしまった。
いかんいかん。

場面転換で、地の文を画面いっぱいに映す演出は他のやつには覚えがなく
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NERVE ナーヴ 世界で一番危険なゲーム(2016年製作の映画)

3.1

お酒飲みながら、何にも考えず観れそうなので視聴。

邦題の副題がクソ煽りなので、最初からトップスピードを期待してしまうと、思ったほどの過激さはなくて肩透かし。

オチはけっこう好きでした。
人間は結局
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バニラ・スカイ(2001年製作の映画)

3.4

"オープンユアアイズ"のリメイク作。

リメイクとはいえビックリするくらい、オリジナルと同じストーリーだった。主演をトムクルーズにして撮り直しただけかよって思った。

もう少しオリジナルを観てから時間
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遊星からの物体X(1982年製作の映画)

4.0

これも多分、2X年ぶりくらいに観ました。まさにX。
子供の頃は、ただただ怖くてやべー映画ってイメージだったけど(グロシーンが苦手だった)
今見ても、見ごたえのあるやべー映画だった。

"THE THI
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イップ・マン 葉問(2010年製作の映画)

3.5

なんとなく、外伝的なお話かと思ったらがっつり続編だった。
なんでや。なんんで本作だけ、アマプラ特典からハブられてるんや!
イップマン継承どころか、類似作の最終章すら、アマプラ特典なのにー_:(´ཀ`」
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.5

名作とはお聞きしてたけど、なかなか観れなかったやつ。
すごい勢いつけて観ましたわ。

時系列バラバラだけど、そんなに置いてかれるほど難しいってわけじゃないけど、敢えて紛らわしい台詞回しで混乱させるよう
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悪魔の手毬唄(1977年製作の映画)

3.5

多分これは読んだことなかった。
手毬唄を聞くに行くシーンがすげえ唐突でギャグっぽくて笑ってしまった。

展開は、よくある複雑にこんがらがった家系図の光も闇も余すとこなくマッパにして、世間様に晒していく
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おとなの事情(2016年製作の映画)

3.8

映画好きの後輩から訓令を受け視聴。

あらすじ観てもっとドロドロかと思ったら、意外とみんな上手く回避してたわね。

スマホを大事な人に見せられるかって現代では永遠の命題やね。
「見せて」ってのは「信じ
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渚にて(1959年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

終末ものが好きです。
狭義のジャンルで言うなら、「心地よい終末もの」
「トリフィド時代」とか、三回くらい読んだわ。なぜ映画化してないのかと不満に思うくらい。

本作もその、心地よい終末ものの系譜で、放
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ディナーラッシュ(2000年製作の映画)

3.2

よくよく考えるとタイトル通りなんですね。
とある人気レストランのディナーの人がごった返すラッシュの時間帯。
ミステリー的に伏線と回収はあるけど、あんまり驚きはなく淡々と進んでいく印象。
映像面だけでも
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ラストレシピ 麒麟の舌の記憶(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ニノがこうばーっと料理作ってどひゃーっと周りが驚いて、うおおーって熱くなる感じかと思ったら違った。
ミステリー的に、全く関係ない話が繋がっていく感じは良いんだけど、過去編の話に飲まれて、現代のニノが凄
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カレとカノジョ(2014年製作の映画)

3.2

奇抜なアングルとコマの多さが、観てて飽きなかった。
アイデアの勝利やね。
ホラー映画見過ぎや。

イップ・マン 序章(2008年製作の映画)

3.6

何年前から色々な人に勧められていたのに何故か観なかった作品を衝動的に観た。
イップマンがボコボコ殴るときの効果音が気持ちいい。
派手なギミックはないけど、わかりやすく手数が多くて強いのは、地力の違いが
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映画ドラえもん のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い(2007年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ドラえもんのリメイク映画って何気に初めて観ましたけど、結構元ネタに忠実でちょっと感動。

原作だと唐突だったメデューサにキャラ付したのは良かったけど、正体バレてからヤケにあっさり退場して、少し不満。正
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ゴーストのおいしいレシピ(2009年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ベタだけどすげー好きだった。
十数分で、起承転結しっかりしてた。慣れ親しんだベタなストーリーラインであるからこそ、細かい説明や描写をカットして、きちんと尺に収まってるんだと思う。

キャストの数や色と
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走れ、絶望に追いつかれない速さで(2015年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

俺この監督やっぱ好きだわって思った。
無言のシーンとか、観てられるもん不思議。

「走れ、絶望に追いつかれない速さで」ってタイトルに惹かれるほど、後半ショックを受ける。
すげー意味深なこと言ってた思っ
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