石焼きビビンパさんの映画レビュー・感想・評価

石焼きビビンパ

石焼きビビンパ

劇場版 おいしい給食 Final Battle(2020年製作の映画)

1.5

全体的に「何を見せられているんだ…」映画だった。この手のコメディドラマでシリアスにすんのやめてくれよ…美味そうに給食食べる市原隼人の絵面で終始ゴリ押してくれた方が良かった

リング(1998年製作の映画)

3.3

見たら1週間以内に死ぬ呪いのビデオ。貞子とかいう国民的恐怖アイコンを生み出したJホラーの金字塔。ポンポン話進むからおもろいっすね。呪いの根本的解決ができないのも最高。有名なテレビから出てくるシーンは恐>>続きを読む

名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

3.0

日本刀を巡るお宝争奪戦。やっぱ永岡コナンはお馬鹿アクションの色が濃いね。コナン映画観たって感じするわ。函館観光映画としても楽しめる。"キッドの真実"もちゃんと衝撃的でしたよ。終わった後の劇場のザワザワ>>続きを読む

名探偵コナン 業火の向日葵(2015年製作の映画)

2.7

ゴッホの向日葵を巡るアートミステリー🌻どう考えてもやり過ぎな破壊も意味不過ぎる犯人の動機も形式美、ツッコミながら楽しむべし。ミステリー要素もキャラ描写もなんかとっ散らかっていて微妙だった。スケボーや「>>続きを読む

アイアンクロー(2023年製作の映画)

3.8

傑作。プロレス一家のド鬱ヒューマンドラマ。輝かしい幸福の日々から不幸のどん底への落差が辛い。実話を下手に美談化せず、家族・期待の呪縛をストレートに見せてくる鋭さを持った悲劇に落とし込んでいる。あまりに>>続きを読む

ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

4.0

大傑作。新世代への継承もしっかりやり遂げ、初代バスターズ同窓会映画としても最高。現代風な作風へシフトしながらも初期ノリも各所に散りばめられ、老若男女楽しめる。ガジェットへの拘りも凄く感じる。ガッシャン>>続きを読む

劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

3.9

傑作。ハイキュー知識皆無の状態で観たけどもう激アツ過ぎて鳥肌立ちまくった。テンポ感は悪くとも、グリングリン動くカメラワーク、時に荒々しく変化する作画、声優陣の演技が試合の熱量を掻き立てる。原作読んでか>>続きを読む

変な家(2024年製作の映画)

3.3

変な間取りの家を追っているうちに後半まさかの展開へ🏠ジャンル的には大好きなんですけどちょっとノイズになる部分が多かった。ホラーに泣かせ要素を持ち込むんじゃないよ…ジャンプスケアもあるけどちゃんと事象の>>続きを読む

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

2.9

地球がクソヤバい。隣り合わせの平和な日常と世界の終末。設定や世界観は斬新で惹かれるものがあるが、結局のところ面白いのかどうかは後編を見ないことには言えない。カタルシスが無いので単体の作品として楽しみず>>続きを読む

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.8

傑作。逆張りして叩いてやろうと思ってたら普通に楽しんでしまった。これぞ映画館で見るべき作品。世界観のディテールが凄いのは相変わらず、大スペクタクルの映像と体の芯に響く轟音、これぞ映画体験。主人公闇堕ち>>続きを読む

名探偵コナン ベイカー街の亡霊(2002年製作の映画)

3.8

傑作。仮想と現実の世界で交錯する二つの事件。他の作品には無いジュブナイル的魅力を持った唯一無二の異色作だが、それがコナンの設定と見事にマッチしている。敷かれたレールに縛られない、子どもの自由な成長を促>>続きを読む

DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

3.0

辛いとき悲しいとき側にいてくれたのは犬でした、みたいな映画🐕ワンコ好きには堪らないっすね。ダークヒーローかと言われると全然そんなことないけど、魅力的な人物ではあったね。演技も良かった。でもね…自分、猫>>続きを読む

オーメン(1976年製作の映画)

3.5

傑作。悪魔の子ダミアン爆誕。こういう鬱々としたオカルト映画も好みです。やはり首チョンパがある映画にハズレは無いな。死亡シーンにこだわるホラーは尊敬できる。恐怖演出としての音楽がバチクソに仕事していて良>>続きを読む

ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

3.8

傑作。現実は小説よりも奇なり。二転三転する展開に気持ちよく転がされた。まあ読めるっちゃ読めるけど。ああいう荒唐無稽アクション、大好きです。動きに無駄が多すぎるダンスガンアクション最高。コミカルにもシリ>>続きを読む

映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)(2024年製作の映画)

3.1

のび太たちが音楽の達人に🌏🎶それぞれの音が重なり合い響き合う、鳥肌が立つあの瞬間を描いてくれただけで満足。ストーリーはあまりにも単調で割とつまらない寄りなのだが、終盤のタイトル回収と伏線回収の畳み掛け>>続きを読む

マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

2.6

未来が見える主人公vs真っ黒殺人鬼スパイダーマンモドキ🕸️所々カット割り過ぎだったりカメラ動かし過ぎなのは映画としてどうかと思うがつまらない訳ではないんだよな…どこら辺がミステリーなのかわからないし泣>>続きを読む

犯罪都市 NO WAY OUT(2023年製作の映画)

3.7

傑作。今度のマブリーは日本のヤクザと汚職警官相手に大暴れ。毎度お馴染みの重量級パンチで悪党一掃!正に爽快なアクションエンタメ。安定の面白さではあるんだけど3作目までくるとアクションのマンネリ感は否めな>>続きを読む

梟ーフクロウー(2022年製作の映画)

3.8

傑作。王宮に渦巻く陰謀を"見て"しまった盲目の主人公。ぶっちゃけつまらなかった前半から急転直下で衝撃展開へ。緊張感溢れる後半に胃がキリキリ。暗闇のショットがカッコいい。最高にゲスい王様を演じたユ・ヘジ>>続きを読む

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.0

大傑作。社会的に生きづらさを抱える2人。患者同士の心の寄り添い合いから、普遍的な助け合いの話まで広がるメッセージ性。ざらついた画と美しい太陽の光も素晴らしい。消化不良な要素があるのは惜しいが全編等質な>>続きを読む

海街diary(2015年製作の映画)

3.9

傑作。べっぴん4姉妹の日常にニヤニヤが止まらん眼福映画。なんて暖かくて優しい映画なんだ。支え合える人がいるって素敵なこと。輪郭をはっきりさせ役者を美しく見せる光の捉え方もいい。こういうただただ雰囲気に>>続きを読む

マトリックス(1999年製作の映画)

4.9

超絶大傑作。世界の真実を知ったネオは人工知能との戦いへ身を投じる。捻くれた嗜好を持って名作アンチしがちな自分がここまで子どものようにのめり込めるとは。なんつー世界観だ。ダークで重たい設定が徐々に明らか>>続きを読む

ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ(2023年製作の映画)

3.2

マスコットたちが襲ってくる廃れたアミューズメントパーク。ダサい恐怖演出や各種ツッコミどころはあるがジャンプスケアの切れ味は抜群。徐々に真相を明らかにしていくサスペンスフルな展開はゲーム原作っぽいな。自>>続きを読む

身代わり忠臣蔵(2024年製作の映画)

3.3

弟が吉良家頭首になりすましてお家を守る🏯絶対に苦手なやつだと思ってたら意外と純粋に楽しめた。画はチープだし展開もご都合的な点が多いが、ムロの成長にフォーカスした物語と考えればストーリーはすんなり頭に入>>続きを読む

映画ドラえもん のび太の月面探査記(2019年製作の映画)

3.8

傑作。のび太と月のウサギと謎の転校生🌕ドラえもんでこんな純粋にワクワクして感動できたのは何年ぶりだろう。楽しいアニメーション、大量の布石が炸裂する展開、人類の発展と歴史を肯定する人間讃歌的な脚本、見事>>続きを読む

コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

4.2

大傑作。1人の少女が親戚夫婦のもとで愛を知っていく物語。徐々に関係性を深めていく様子をセリフに頼り過ぎずに伝えている。現状は何も解決していないが、一夏の経験を経て成長した少女のこれからに微かな希望を感>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.3

大傑作。胎児の脳を移植された女性の奇妙奇天烈冒険譚。主人公の成長過程と共に移り変わる舞台美術、皮肉の効きまくった物語がこちらの心を離さない。強かに生きる主人公に快感すら覚えた。芸術性とエンタメ性は両立>>続きを読む

ドラえもん のび太の恐竜(1980年製作の映画)

2.7

恐竜のピー助を育てるのび太🦕これが最初のドラ映画なわけだが、ドラえもんを映画化するうえで求められるであろう要素は須く抑えられている。一方で生き物を飼うという点に関しては楽観的過ぎる。野生に返すなら野生>>続きを読む

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

4.3

大傑作。弾丸列車に次々と乗り込んでくる殺し屋たち🚄各殺し屋の個性が光りまくり、キャラが立ってる映画大好きなんでめちゃテン上げ。大量の伏線と徐々に全貌が見えてくる話も気持ちがいい。軽いノリの死亡シーンや>>続きを読む

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