「ただ単にそれが起きた」
個人的には、その事実をどうそのまま受け止められるか、がこの映画の評価に直結すると思った。
監督が今回、自然を映画の舞台装置に選んでる所も含めて、理解する態度とは別の、「言葉>>続きを読む
孤独な戦いに身を委ね頂きを目指す孤高なアルピニスト達の物語
山が好きで、日本中のアルプスを登っていた父を思い出し視聴
下北沢が舞台の映画ということで鑑賞
不器用な主人公の対人への距離感に苛立ちを感じてしまってあまり感情移入できなかった。
けども、そういう不器用さを抱えた人間達の群像劇を描きたかったんだろうなと思う。>>続きを読む
まず、シンプルな感想を↓
前半30分の知的興奮と、童心に帰られせてくれるような科学者のピュアな科学的探究心,視点への同一化により、ずっと泣きそうな気持ちになりながら画面を観ていた。またIMAXシアタ>>続きを読む
IMAXにて鑑賞
1よりは冗長感も無く物語を鑑賞できた。ただ、やはり世界観に馴染みきれず…
SFファンタジー
カーゴカルト信仰など民俗的な風習を取り入れたストーリーラインになっておら面白く鑑賞
ただ、ハイテク機器がある中で剣で闘う世界観にイマイチ馴染めず(図らずも、スターウォーズが如何に>>続きを読む
90年代の雰囲気をスクリーンいっぱいに感じる濃密な70分間
どこで切り取っても絵になる構図とレイアウト。そして随所に溢れるカット繋ぎでの静的な画の美しさ。流石ジブリの若手集団が作ったアニメ映画だと感>>続きを読む
1990~1998 フィルム時代の終焉、デジタルフィルムの到来前
ジュラシックパーク,マトリックス,ターミネーター2などデジタルフィルムを活用した新時代のエンタメ映画を軽い紹介で済ませ、花様年華や日>>続きを読む
今回のテーマは自己同一性,性の問い方(1969~1979)
1970年代に入り、ドイツ,イタリア,オーストラリア,日本などにおいて自己同一性を扱った映画が次々と作られる。
ドイツにおいては、ファス>>続きを読む
今回のテーマは「アメリカンニューシネマ」(1967~1979)
1960年代にアメリカのスタジオシネマは終焉を向かえ、60年代後半に入り、新たな潮流としてアメリカンニューシネマという波が来ていた。>>続きを読む
1980's:世界の映画製作と抗議
保守的な政治家は偽りの理想を語り、革新的な映画家はこれらの偽善に抗議する時代
文化大革命により、映画制作の火は消されたが、80年代に入り毛沢東の思想に疑念の目>>続きを読む
今回のテーマは大衆文化の革新
香港,インド,アラブ映画は70年代に入り大人気になる。
当時香港は難民キャンプ,物置,乗り継ぎロビーだった
そんな香港において、優雅かつ精巧に造られた映画が作られ、>>続きを読む
とても余韻のある映画
劇中で通底していると思われる「人を分かるとはどういうことか?」という問いを突き立てられた気がした
まさに絵に書いたようなロックバンド
80年代だから許されたとんでもエピソードの数々に驚愕
今回の主題は米国映画のジャンルと欧州の傑作
ストーリーとスタイルによってジャンル分けされ始める1930年代(以下各ジャンルについて
ホラーは1920年代にドイツで生まれる(表現主義の時代、米国映画>>続きを読む
今回のテーマは、ハリウッドの恋愛映画に対抗する映画たち(幻想的な作品とそれに反抗する傑作)
1920~30年代初頭は映画の黄金期であり、ハリウッドでも大量の映画が作られるが、それに呼応するようにハリ>>続きを読む
1800年代末に産まれた新たな芸術「映画」について6大陸1000本もの映画で綴る超大作の第1作。
米国映画と違い、日本映画こそ古典だ、という文句から入るシーンにいきなりパンチを喰らう。
現代では中々>>続きを読む
定点でのカメラワークが多く、空間と時間を静謐に描いていた。
ただ、間合いがあまり好きではなかった…
単純に人にのみフォーカスしてショットを重ねるのではなく、光や空間、セットなど様々なシーンに対するリスペクトを感じた。
都市と自然、マクロとミクロなどが苔を媒介して表現されていて斬新
ラストシーンのノ>>続きを読む
趣味,嗜好が合っていても価値観が合わなければ瓦解してしまうことをまざまざと見せつける映画
安定を求めるか、自由を求めるか
『始まりは終わりの始まり、出会いは常に別れを内在し、恋愛はパーティのように>>続きを読む