ささみさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.6

特にウルトラマンに思い入れがあるとかではないけど楽しめた。
早口で進む会話も困るほどでは無く、バンバン変わる映像もスピード感として、そしてその中に特撮っぽいと感じる懐かしさをほのかに感じながら、流れる
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CUBE 一度入ったら、最後(2021年製作の映画)

2.0

リメイク作品であることを知らなかったが、菅田将暉さん岡田将生さん出てたので。岡田さんの狂気っぷりに惚れ惚れ(表現としてどうかと思うが、適切な言葉がみつからない)したが、それ以外はなんというか、世界観か>>続きを読む

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

さすが阿部サダヲさん。
これは引っ張られるんじゃないだろうか、目を見つめたらクラッと、、、しそうで落ち着かなくなって、隙のある時見るもんじゃないなと思った。
阿部サダヲさん、毎度プラスにもマイナスにも
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しあわせはどこにある(2014年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

そんなめちゃくちゃな、というかハードな旅だな、と。
終盤、元カノに浅いヤツと言われてて、それだ!と思った。
いろんな幸せの見つけ方があるんだろうね。

愛なのに(2021年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

隙あらば浮気する婚約者の言い訳、その内容も話し方も無理だわー最悪と思ってたら、一花の懺悔でクスッとして、浮気相手からの下手ですよね、のダメ押し連発で笑えてスッキリした。これは予想外。なんだろう、この気>>続きを読む

ツユクサ(2022年製作の映画)

2.3

いいなあと思えるシーンはあるのだけど、連続してというか物語としてはいまいちだった。
ただ、人と関わる事を心待ちにするのと同時に、それに耐えられないというか失敗しそうで踏み出せない気持ちになった。

先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

あはは最高の復讐だ。
最後に微笑む佐和子がいいなと思ってたら、同じように自分も笑ってた。

まあそんな風に思えるのも、夫があわあわと見事に振り回されているからなんだけど。もう佐和子に気持ちがなければ慌
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総理の夫(2021年製作の映画)

2.9

軽やかな、ふふっとなる感じ。
反作用とでもいうのかな、現実しんどいな、と思った。

劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

5.0

素直にあははと笑って泣いてた。
とても優しくて思いやりがあって。
大事にしたい人をちゃんと大事にできる。
簡単そうで全然できないそれを、しっかり温かく積み重ねてた。
こんなに涙腺が緩むほど、たぶん疲れ
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Arc アーク(2021年製作の映画)

3.2

鑑賞後、なんだかとても切ない気持ちになった。言葉にすると切ない、だけど、そこには楽しいも悲しいもあらゆる感情が詰まってた。たぶん、ひとことには収まらない人生の経験全て。

神は見返りを求める(2022年製作の映画)

4.2

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表も裏もというのか、そこに居たのは圧倒されるほどの人間そのものだった。
吐き気のする、でも確かにすぐ横に居そうな人たち。

自覚無しに人の悪口伝達する奴が1番タチが悪い、みたいなセリフを本人にぶつけて
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39 刑法第三十九条(1999年製作の映画)

2.5

題材は興味深いのだけど、揺れたりとか映像としてつらかった。

青葉家のテーブル(2021年製作の映画)

3.0

小さな面倒くさい、がいっぱい詰まってた。遠くの青春と目の前の青春がそれぞれに転がってて、懐かしいような恥ずかしいような気分にさせられながら、でもまあここまでやってこれたんだから良し!と小さく自分を肯定>>続きを読む

余命10年(2022年製作の映画)

3.7

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病で亡くなってしまうというラストは最初からわかってて、わりとある話。
だけどなんだか瑞々しくて、ドキドキした。いろんなカットで流れていく10年。そして未来。それぞれの役者さんの力が大きな重なりを見せて
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街の上で(2019年製作の映画)

3.4

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シュールだなあ、若葉さんの青はぴったりだなあ、などとのんびり観ていたら、最後はギャグなのか?!という感じで面白かった。
シリアス寄りな話かと思ってたので、良い意味で違って、鑑賞後はちょっと楽しくなった
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その日、カレーライスができるまで(2021年製作の映画)

2.9

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哀愁漂うくたびれたおじさんは1人だと切なさが増すなあ。セリフはあんまり聞こえないけど、写真に語りかけて涙するの、わかる。
最後、ビシッと出迎える格好してて、とても微笑ましかった。インタホン、鳴って良か
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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

3.3

ぶっとんだ梨花さんは石原さとみさんだからという強引さで全て納得させてしまうキャラだった気がする。
わかりやすい話でサラリと観れた。
それぞれが納得できていれば、いろんな形の幸せで良いなと思う。

浜の朝日の嘘つきどもと(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

死して尚、周りを笑顔にする先生、最高でした。人として良いも悪いも最高の先生。そしてそれを演じた大久保さんがとても自然で良かったです。
口の悪い高畑充希さんも最高。
悲しくなったり笑ったり気持ちが揺れま
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キャッチ ア ウェーブ(2006年製作の映画)

2.8

夏の夜にぼんやり観れるもの、で観てみた。
夏だー、海だー、サーフィン流行ったなー!
とても青春。若いっていいなあ。あの無謀さってどこから生まれてたんだろう。なんでもできる気がしてたな。とか。

あらゆ
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マイ・ダディ(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ずっとうるうると涙腺ゆるくなるお話でした。
とはいえ、涙が流れ落ちることはなくホッとできる最後。

光石さんの、よっ!ダメ牧師!、の掛け声に映画の中の人と同じように笑えてしまうのが、とても救いがあった
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私は確信する(2018年製作の映画)

3.5

実話を元にしてたのか。以前にもフランス映画を見て、文化をもう少しちゃんと理解しないと上手く消化できないな、と思ったけど、これもかな。
(その時よりはわかりやすいけど)
失踪する人がものすごく多いけど、
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恋する寄生虫(2021年製作の映画)

2.5

ヴィーナスフォートだなあ、懐かしいなあ、と。

ちょいちょいキモい映像でした。

僕たちは変わらない朝を迎える(2021年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

最初、声が小さいのか聞き取りにくくて、なんか無理かも?と思ったけど、最後まで観たら妙に納得した。
遠い過去に置いてきたやつだ。

言葉ひとつがどうって事じゃなくて、全体的な何か。今更どうにもならない何
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.4

Uの空間がとても良かった。美しい。歌も。
ファンタジックな電子世界が楽しいなあ。
しかしながら、物語はアニメだからなのか強引さや都合の良さが目について少し残念。

ファーストラヴ(2021年製作の映画)

3.2

北川景子さんはいつ見ても綺麗だな、と思うのだけど演技は何故か苦手。ちょいちょいそれが気になりつつ、中村倫也さんの男性的な怖さが強く印象に残った。そして窪塚洋介さんの控えめな存在感がとても素敵だった。>>続きを読む

空白(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

重い。だいぶ重い上にずっと周りからやんややんや言われてしんどいし混乱するし、どんどん追い込まれて八方塞がりな気分になる。観てるだけで逃げたい。

でも、なんとか観てたら、船に一緒に乗ってた若いお兄さん
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キャラクター(2021年製作の映画)

3.6

サクサク進む。そしてやはり菅田将暉さんがもうどういうわけかずっと惹きつけられるのと、豪華な俳優陣で飽きなかった。1箇所痛そうで目を逸らしたけど。
深掘りすればいろんな題材が転がってると思うけど、潔く殺
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ピーターラビット2/バーナバスの誘惑(2020年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

シカのはく製見て崩れ落ちたトーマス見て大笑いした。わかってるのに面白かった。

お互いだいぶ酷いことされながらトーマスもピーターも分かり合えて良かったねとほっこりした。
でも映像としてだいぶ酷いことし
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

よく見たら3時間くらいあって、レンタル期限になんとか見終えたくて倍速。
最初は全然気乗りしなくて、原作見て、そうか村上春樹だからこのお洒落な情緒に私がついていけないのか、と思った。たぶん自分に何か欠け
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キネマの神様(2021年製作の映画)

2.8

北川景子さんが吉永小百合さんに見えることがあって、何度か画面を凝視した。こんなところに北川さんがハマるとは思わなかった。

丁寧に作ったんだな、とは思うのだけどゴウちゃんにもよしこさんにも呆れる。どう
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老後の資金がありません!(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

とてもシビアな題材なのにコメディというので気になってた作品。

人生わがままに生きた方が勝ちよ、のセリフで泣いてしまった。まさか感動して泣くなんて思わなかった。

草笛さんも天海さんも美しくて美しくて
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小さな世界はワンダーランド(2014年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

以前たまたまナショジオで見たスコーピオンマウスがサソリにかぶりつく顔が忘れられず、これがあることを知ったので観た。

虫は大嫌いだが、シマリスもスコーピオンマウスも逞しく生きている映像がとても良かった
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朝が来る(2020年製作の映画)

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途中まで。また観ることあるかな?

なんだろう、ミステリーかなと思って選んだけど、どうも感じが違うような重さというか真剣さで気持ちがついていけないため。

僕と妻の1778の物語(2010年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

明るい話を観ようとした時に、何故か選んでしまった映画。
当然のように進むにつれてだんだん悲しみが溢れてきた。
でも牧村夫妻が幸せそうなのが何より良かった。無理に明るくでもなく、夫の毎日小説を書くという
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ある船頭の話(2019年製作の映画)

3.9

圧倒的な景色。そしてそれが映像としてとてつもなくキレイ。川も山も四季折々に温度を感じたし、水面のまあ美しいことと言ったらなかった。

静かな映画ではあるけど、時折激しくちょっと怖い。人間らしさというか
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