あもすけさんの映画レビュー・感想・評価 - 16ページ目

あもすけ

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エリジウム(2013年製作の映画)

3.1

一撃一撃にこっちの感情が乗っかる。油っぽい面々の言い争い、利害が一致するポイントがみつかれば早い。燃える。理不尽に立ち向かう物語が好き。ムカムカをほぼ一掃。最後のほうであまりの決断力に非情さを感じてし>>続きを読む

恐怖ノ黒鉄扉(2013年製作の映画)

2.8

ショートショートドラマを連続で見ているようなテキパキしたテンポでグロい死。ほんとうにテキパキしてて、開始3分でこれは復讐するべきだと納得させられてしまう感じは笑ってしまった。そんなふうに気楽に見てたら>>続きを読む

劇場版プロレスキャノンボール2014(2014年製作の映画)

4.5

木っ端微塵に砕かれてからの反撃が熱いのはプロレスそのものな気がする。バーでの場面のテンションの移行がヒリヒリきてたまらなくグッとくる。そして電話の向こう。いろいろな気持ちが混ぜこぜになったまま汗かくほ>>続きを読む

ガクセイプロレスラー(2011年製作の映画)

4.0

隣に座る先輩の言葉が真面目に丸出しで響きながら笑いながらどうしようもなくたまらなかった。

テロ、ライブ(2013年製作の映画)

3.5

ずっとハラハラしながらあっちこっちに揺さぶられて面白かった。刻一刻と状況が変わりながらそれぞれの都合で重くも軽くもなる命の価値。どうしたって届かない感情を抱えたまま埋もれる気持ちよ。あと中盤の警察の偉>>続きを読む

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.7

これは恐ろしい。話していることも信じられないし、その目に何が見えているのかもわからない。なのに終盤壁にバンと押さえつけられながら言い返す剣幕と言葉に、自分の奥のほうの何かが一瞬掴まれたような気がしたの>>続きを読む

ナイトクローラー(2014年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

一線を越えることに何の気負いもなく、仕事を覚えてスキルアップしてやれることが増えてきただけのようで、徐々に狂気を帯びてくるというより最初からヤバかった。助手がとてもいいキャラで、ヤバいことになっていく>>続きを読む

キングスマン(2015年製作の映画)

4.0

フリーバードのイントロから途中をぶっちぎっていきなり全開のなかのバトルが最高だった。手に汗握りながら切り抜ける快感と熱いストーリー。スカイダイビングのやつは手に汗をこえてビビって全身に汗かいた。

心が叫びたがってるんだ。(2015年製作の映画)

3.5

話せないまま全身から溢れる気持ちも、言葉として溢れる本音も、歌にのせられた想いも全部揺さぶられた。言葉として溢れた本音にはこっちもズバズバ切られる思いだった。それがなんか爽快だった。同時に歌われるふた>>続きを読む

サイレントヒル:リベレーション3D(2012年製作の映画)

2.9

最初の場面でもう「こんな場所でボスと戦った気がする!」とテンション上昇。独創的なクリーチャーとか、ステージの背景として通り過ぎるだけの凝った残虐行為とか、カメラの感じもゲームっぽく感じて楽しかった。

インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

3.6

感情が5つに分かれていてそれぞれ人格を持っていて、というのを自分の頭の中に当てはめようとしても最初はしっくりこなかったけど、外側に現れる表情や言葉との関係がどれも納得させられるものでジワジワ浸透してき>>続きを読む

ロマンス(2015年製作の映画)

2.3

自分の感覚とどこまでもすれ違って、どんより曇った富士山もこれはこれで好きなのに、とか思ってしまった。

ライブテープ(2009年製作の映画)

3.9

歩きながら距離が遠くなったりまた近づいたりするのがなんかドキドキさせられて、前野健太の歌が沁みる。最後の曲の場面ではふわーっと沸き上がりながら胸の奥が締め付けられるような気持ちになって涙が。街ゆく人が>>続きを読む

劇場版 STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)負荷領域のデジャヴ(2013年製作の映画)

3.3

紅莉栖を通じて岡部の味わった苦しみを改めてじっくり思い知らされるようだった。ひとり勝手に悟ったように抱え込まれてしまう切なさとやり場のなさはつらい。クリスティーナの鳳凰院凶真は悶えた。ラストの話をまと>>続きを読む

アフターショック(2012年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

極限状態でもっと人間のえげつない部分が剥き出しになるような感じかと思ってたけど、実際に観たら普段は意識していないそれぞれの大切なものとか、ここぞという時の踏ん張りとか、踏ん張りきれなかった弱さとか、そ>>続きを読む

そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

いつのまにか拓児の喜怒哀楽にそのまま自分も引っぱられていた。一時の感情といわれるようなものも本当は一時ではなくて、だからといって身を任せたら取り返しがつかなくて、後悔するのは目に見えてるはずなのに見え>>続きを読む

オーディション(2000年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ドロドロの畳の異形空間がよくて、跳ねる麻袋とか薬指とかゾワゾワしたし、餌付けは思わず目を閉じた。膝を抱えて座る姿も浮き出る背骨がぬらぬらしてて生々しい。身体の自由を奪われてからのキリキリゴリゴリはもう>>続きを読む

クリープ(2014年製作の映画)

3.0

ジョセフは狂気だけに偏らず、脅かし癖の鬱陶しさが天性。思わず気持ちが揺らいでも脅かされてクソって思ってリセットされて笑ってしまう。

さよなら歌舞伎町(2015年製作の映画)

2.9

気を張って保っていたものが崩れてダダ漏れになる瞬間が、それぞれの抱えた矛盾をひっくるめてどれもいいなと思えた。事情と事情がぶつかって個々の関係が無数に築かれて、そこに生まれる暗黙のルールがあっちこっち>>続きを読む

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