Jさんの映画レビュー・感想・評価 - 24ページ目

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カフカ 田舎医者(2007年製作の映画)

4.0

カフカな世界観を狂言師によって彩られるのは、面白い演出。
難解だけど思わず笑ってしまうところがニクい!

つみきのいえ(2008年製作の映画)

4.4

音声なしでw
哀愁漂う老人の背中
夜、ひとりのときでも大切な人と一緒のときにでも、、年齢関わらず是非!
上質な絵本に出会ったときの感動があります。

レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.4

子どもながら女として覚醒していくマチルダとそれに翻弄される朴訥な殺し屋の行く先には目が離せない。

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

4.3

戦後だいぶ時が経ち、当時収容所にいたことのある生存者もかなりの高齢になってきている。何が真実か見極めるのは、難しいけれど、その入口にこの作品を見てもいいはずだ。
そのあとSHOAHなど見てもいい。

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.1

スカッとしたいときに是非!
上質で贅沢な時間過ごせるはずだ。

セブン(1995年製作の映画)

4.4

設定的にはごくありふれた感もあるものの、ダンテの引用やらグロさに知識欲と目を背けたくなるし、犯人に翻弄されまくっててイラッと来るが、それらも含めて最後が衝撃的で言葉を失う。自分の心までも見透かされた様>>続きを読む

シラノ・ド・ベルジュラック(1990年製作の映画)

4.7

フランス文学の主人公の天才っぷりには誰もが胸踊らされる。レ・ミゼラブルのジャン・バルジャンも天賦の才を持ちながらも最後までパンを盗んだということがつきまとう。シラノも詩的で漢気あふれる天才なのに、鼻が>>続きを読む

12モンキーズ(1995年製作の映画)

4.4

音楽、演出、世界観などテリーギリアムのこれまたうさんくささとか臭い、またジョークなどが多用され、翻弄される主人公や周りの人物たちによる意外と狭き世界観に観る側は何時の間にか魅入ってしまう。

2010年(1984年製作の映画)

4.0

2001年宇宙の旅の続編。
冷戦時代を象徴した意欲作。
元のが好きなら見るべきだと思う。

A.I.(2001年製作の映画)

4.4

とても静かな作品
ノイズだらけの未来に主人公はあまりにも静寂さを持っていて、それがまた切なさや虚しさを感じさせる。
未知との遭遇やETとは違ったSF作品としてアートを感じた気がする。

ブレードランナー(1982年製作の映画)

4.5

色々バージョンがあってどれから見ればいいのって感じがあるが、あまり気にせず見てもいいと思う。
世界に翻弄されるレプリカントの儚さと人間の矛盾やらに、感動させられた。

ネバーエンディング・ストーリー(1984年製作の映画)

4.7

2作目以降とは別次元のものとして。少々アメリカンな結末だが、それでも素晴らしい作品。アトレーユの愛馬が沼にはまって行く姿にはいつも涙を誘われる。
アトレーユの美しさにはまった人なら、現在のアトレーユの
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未来世紀ブラジル(1985年製作の映画)

4.5

うさんくささと生活臭漂う空間を見事に表現するテリーギリアム。彼の作り上げる世界観に子どもぽさを感じながらも、収束する終わりに大人の切れ味が待っている。

2001年宇宙の旅 新世紀特別版(1968年製作の映画)

4.7

宇宙空間の真空の中に、クラシックを流し物語を彩った作品。監督の鬼才っぷりをたっぷりと味わえる前半部と最後の結末。すでに過ぎた2001年だが、製作年から想起される21世紀の未来へ馳せる想いは、いつの時代>>続きを読む

ファウスト(1926年製作の映画)

4.6

原作から想起される表現をこの時代に、見事に表現している
いまの時代ならCGなどでできることを、あらゆる発想で、自然的に。役者の表情の豊かさも必見!

メトロポリス(1927年製作の映画)

4.7

発声なきサイレント映画から聞こえてくる言葉の数々
さすがドイツ人と言える圧倒的な映像美とこだわり

ただ何版を見るかによって変化があるかも。時代的にも、アメリカ版などは、アメリカ的になってしまっている
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