JunkoHayashidaさんの映画レビュー・感想・評価

JunkoHayashida

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.8

クリストファー・ノーランらしい、音の迫力。物理学という見えないものの映像表現も面白かった。

ただ、話が難しいうえに、時系列が混ざっているので、ところどころ話が分からなくなり、一瞬意識を失いました笑
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トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代(2024年製作の映画)

3.8

加藤和彦という人を、点では知っていたけれど、線では分かっていなかった。

だから、あの曲も、この曲も、彼の作品なのかとか、あの人やこの人も親交があったのかと色々気付きがあったし、思っていた以上にすごい
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マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

3.8

前作の勢いでラストまで押し切る感じが好きだった。

今回はストーリーを丁寧に描くことがテーマだったとは思うのだけど、2時間半はちょっと長かったし、途中で一瞬寝てしまった…。
引き込まれれば長いとまでは
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14歳の栞(2021年製作の映画)

3.7

中学2年生が実名で登場することから、配信されることはないと友人から聞いて、映画館へ。

初上映は4年前。そこから細く長く劇場上映が続いている。

中学生の多感な感性に、記憶が薄れつつある自分の中学時代
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BELIEVE 日本バスケを諦めなかった男たち(2024年製作の映画)

3.0

結果は分かっているのに、やっぱり燃える。
ロッカールームや練習の映像があるのもいい。
バスケットボールW杯で感動した人はおすすめです。

あんのこと(2023年製作の映画)

4.2

実話をベースにした映画。
河合優実の演技がとにかく素晴らしい。
コロナにより居場所を奪われ、社会からおいていかれた少女を丁寧に描いていて、揺れ動くカメラワークもすごくいい。
無駄なセリフもなく、それで
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ターミナル(2004年製作の映画)

3.7

旅に行きたくて。久々に見たけど、やっぱりいいなぁ。
トム・ハンクスの存在感がいい。旅に行きたい…。

シティーハンター(2024年製作の映画)

3.0

鈴木亮平の役作りを見るための映画かなと笑

香がとにかくうざくて、3回ぐらい中断しながら見ました笑

ウィッシュ(2023年製作の映画)

3.3

うーん、ディズニーにしては、厚みが足りないように感じた。

スターもできることとできないことが曖昧な気が…。
民衆が立ち上がるときのミュージカル部分にディズニーらしい良さがあったのが、唯一かなぁ。

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.6

思っていたよりも面白かった。

息子役が好演。

それにしても、検事の論理がめちゃくちゃ破綻していて、さらに男尊女卑なんだろうなと感じるモラ感もあり、裁判シーンはずっとイライラ。海外ではそんな決めつけ
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翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~(2023年製作の映画)

3.5

独特な世界観は健在。

SHOGUNを見た後だったので、二階堂ふみの面白さが際立つ。

今回は杏や愛之助&紀香の夫婦共演も。こういうのをやりそうもない人をブッキングして、みんなが楽しんでる演じている雰
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ナポレオン(2023年製作の映画)

3.7

意外にも恋愛要素多めだった笑

冒頭の広場での断首シーン、議会でのシーンのセットや、迫力感は、壮大な物語に対して、ちょっとチープかな。
対して、後半の戦場シーンの迫力、心理戦の面白さ。

ナポレオンの
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プリシラ(2023年製作の映画)

3.6

まずはケイリー・スピニーがめちゃくちゃ可愛い。

ただ説明不足で入るから、プレスリーとの年齢差はどれぐらい?とか、序盤はついてくのが大変。
そしてプリシラの心の動きがもう少し丁寧だと良かったなぁ。
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.8

やっぱりこの世界観は好き。

シャラメもとても良かった!ウンパルバはこういう経緯なのね!とか、悪役が悪役らしいところとか、没入。

キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

3.8

前半ちょっと長かった…けど、後半の戦闘シーンの迫力は健在。この映画はやっぱりここに尽きる。バタバタと敵を倒していくのが続くだけなのに、目が離せない。
大沢たかおの存在感がシリーズが進むごとに増している
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ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

3.5

漫画が好きで、ドラマも見た。このエピソード、長かったからなぁというのはあるけど、映画でなくても良いのではと。。
原作の良さ、漫画で心に残ったセリフは、きちんと生かしてくれているのはうれしい。

せかいのおきく(2023年製作の映画)

3.9

90分という短い尺にとてもきれいに収まっていて、派手さはないけど、ところどころに笑えるところもあり、時代のもどかしさもあり、じんわりくる良作。

ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人(2023年製作の映画)

3.6

この時代の世界観が好きなのと、シャネル制作の衣装ということで、これは見なければ!と。

衣装も世界観もものすごく良くて、この世界観が好きな方はおすすめ。
が、ストーリー的にはもうひとつ💦 なんかもうち
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.1

トイレ清掃員の変わらない毎日が延々と続く。
同じ時間に起きて、同じ手順で身支度をし、同じ時間に仕事をして、帰って眠る。

この毎日に何の意味があるのかと思うこともあるけれど、同じように見えて、出会いや
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ビヨンド・ユートピア 脱北(2023年製作の映画)

4.2

すごいドキュメンタリーだった。
祖国や家族、友人を捨てざるを得ない北朝鮮の現実。
そしてベトナムやラオスが北朝鮮と近いというのも初めて知った。

「ラッカは静かに虐殺されている」の時も思ったけれど、危
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茶飲友達(2022年製作の映画)

3.7

社会正義だけでははかれない高齢者問題。

最後の生に縋り付くように温もりを求める老人たちの姿に性欲だけでないものを感じる。

一方で結局のところ利害関係でしか繋がっていなかったファミリーの絆。トップの
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アイ・アム・レジェンド(2007年製作の映画)

3.2

初見だけど、コロナ後に見ると、ウイルスの脅威が遠いフィクションとは思えない、地続きの怖さに感じる。

ゾンビと戦うというよりは、ひたすら見つからないように過ごしながら、ワクチンの研究を続ける主人公とい
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死霊館のシスター 呪いの秘密(2023年製作の映画)

3.4

ホラー得意なほうじゃないけど、全然怖くなくて、映像も雰囲気があって、普通に面白かった。シスターの世界で描かれているのも新鮮。

悪魔崇拝的なものは割と怖く感じないのかも。

シャザム!~神々の怒り〜(2023年製作の映画)

2.7

やっぱり微妙にダサいのが鼻についてしまって。。
ヒーローものっていうか、コメディだと思って見たほうがいい笑

シャザム!(2019年製作の映画)

2.4

かっこよさ皆無のヒーローもの。
なんか戦闘シーンへの盛り上がりが足りず……。
あとダサさが好みじゃなかった笑

零落(2023年製作の映画)

2.4

飛行機で視聴。
プライドの高い中年男のこじらせた話で、まぁ辛かった…。

世間から理解されない虚しさ、満たされなさを風俗嬢で埋め、それを美化して描く、童貞感漂うファンタジー世界に失笑。

斎藤工の演技
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ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

3.3

とにかくガル・ガドットが美しい。洋服選びのシーンなんて、同性ながら、何着ても似合うのねー🩷となる笑

無駄なことは考えず、その美しさを堪能する映画笑

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.9

AI技術など、新しい技術も加わって、ミッションインポッシブルらしいスピード感は健在、

ただ、ヒロイン役がひたすらウザい。もう黙って指示通り動いとけ!と何度思ったか…

そして後半あるんだ…覚えていら
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TAR/ター(2022年製作の映画)

3.8

ケイト・ブランシェットの演技が素晴らしい。
道を極めた人の求める考察と、SNS世代の表層的な思想が噛み合わない講義のシーンと、そこから派生していくキャンセルカルチャーに現代の難しさを感じる。
ラストは
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

3.7

優しい物語。
青春ものだけど、文学的な表現が出てきて、ゆったりとした時間の流れが心地いい。
中華系アメリカ人役のリア・ルイスも可愛い。

80 For Brady : エイティ・フォー・ブレイディ(2023年製作の映画)

2.0

80代のおばあちゃん4人組がスーパーボウルを見に行く話。
主人公たちはとても魅力的。
だからこそ、こんな90年代のステレオタイプのコメディみたいなものを今の時代に作る意味がわからない。もう少しなんかや
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クリスマスとよばれた男の子(2021年製作の映画)

3.5

クリスマスということで、ベタなストーリーであることは想定内で、何かないかなーと思ってたとこほ、レコメンドで画の質感が好みだったのでこちらを視聴。
王道中の王道、善きサマリア人のような主人公。ストーリー
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CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

4.1

思春期の輝きと危うさ。
自分を殺してでも、周りに馴染まなくてはというこの世代ならではの生きづらさや、自分を持て余す感情は、自分自身を振り返ってもあったし、映像の美しさとの対比が、見ていて心がヒリヒリと
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THE WITCH/魔女 —増殖—(2022年製作の映画)

3.0

うーーーん、2作目にして、早々の失速感。。

1作のときに漂っていた悲壮感みたいなものは鳴りを顰め、超常的なパワーだけで引っ張る力技的映画に…。前作の世界観が好みだったので、これは非常にもったいない。
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.0

瑞々しい映像が、寂寥感を漂わせる。夏休みが終わる前のような寂しさだったり、子供のときの夏ってキラキラしてたなと思ったり、余韻の長い映画。

何が起こるわけでもない、だからこそ自分と地続きと思える、大人
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福田村事件(2023年製作の映画)

3.8

集団ヒステリーの恐ろしさ。

見るまではもっとジワジワと追い詰められ、殺されていくのかと思いきや、あれよあれよという間に事件が起こっていく集団心理が恐ろしい。