OSONさんの映画レビュー・感想・評価

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REBEL MOON ー パート1: 炎の子(2023年製作の映画)

2.6

既視感の塊のような映画。ストーリーのほとんどが「こういうのが出てきたらこうなるよね」という予想通りの展開。「このキャラはスターウォーズで言うところのあのキャラか」と味方チームのラインナップもまんま引用>>続きを読む

シューマッハ(2021年製作の映画)

4.1

もし、好きな名前を選べるとしたら?自分は「ミハエル・シューマッハだ」と答えるなーと、たまに考えていた(笑)。名前からして天才の名前。

おそらく、シューマッハは自分の幼少期にすごく活躍したF1レーサー
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ココ・アヴァン・シャネル(2009年製作の映画)

3.4

ずっと気になってはいたが、手をつけずにいた映画。

勝手な想像では「若い時代のココがだんだんと大成していく」みたいな話を想像していたが、思ったよりもココ・シャネルの前の話がほとんどでした。城に住む大富
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ポロック 2人だけのアトリエ(2000年製作の映画)

3.8

ジャクソン・ポロックの伝記映画。彼がまだあのドリッピングをする前、シュルリアリスムっぽい作風を描いている頃からスタート。

伝記なのでちゃんと描けばその人物に興味がある人は(その映画を観てる時点で興味
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TAR/ター(2022年製作の映画)

4.1

謎めいていて説明のないシーンが多いので「一回観ただけではわからないだろうな」というのをすぐに感じる映画だった。そこが、ちょっと残念だったかな。もう少しだけわかりやすくても…なんて思った。

世界的に地
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ダムゼル/運命を拓きし者(2024年製作の映画)

2.8

ミリーBブラウンが出てるので観てみた。

ある王国に嫁ぐことになったが、その王国にはドラゴンへの生贄の習慣があって…というあらすじ。中世の剣と魔法の世界を舞台とした壮大な映画か?と思ったら、生贄として
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.3

基本的に同じ日々の繰り返し。平山はこの生活を好きでやってるのか?仕方なくやってるのか?もしくはそのどちらでもないのか?

観てるこちらとしては、お寺の僧侶の日々を見ているようで気持ち良い。無駄がなく、
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ドント・ウォーリー(2018年製作の映画)

3.8

少し変わった時系列にしてあるけど、シンプルに面白い実話ベース系。ホアキン・フェニックスとジョナ・ヒルの演技が輝く映画。

「水飲めよ」

と何度か繰り返される台詞がジワジワくる。めちゃ強調してたな…(
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アップグレード:どん底女子の幸せ探し(2024年製作の映画)

2.8

何を思ったのか、ドラマシリーズだと思って見始めたこの映画。やけに展開が早いな…とは思ったけど、のし上がってからがテーマの話なのか?と見続け、3/4くらい観たところで「あ、映画か」と気付いたという(笑)>>続きを読む

リターン・トゥ・スペース(2022年製作の映画)

3.9

イーロン・マスクといえば、超富豪で破天荒、みたいなイメージがある。特にTwitterをXに変更してからは、何気なく暮らす私たちにもその変わり者っぷりは感じられた。

もちろん、彼の最大のイメージはテス
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PLAN 75(2022年製作の映画)

3.5

自分は自分がお年寄りになった想像がどうしてもできない。漠然とはできるが、具体的にはできない。それって人間が生きるためにそうなってるじゃ?と思うほど。もしくは単純に核家族の中で、お年寄りを身近に感じずに>>続きを読む

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.8

もう何度も観ているけど記録のためにメモ。

最高。こういう作品を観ると、才能ある監督がちゃんと意思を持ち映画を学び、映画監督になって、センスを爆発させた奇跡のような道筋に思わず感謝する(笑)。Appl
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機動戦士ガンダム 逆襲のシャア(1988年製作の映画)

4.4

amazonプライムにて視聴。

ガンダムはテレビ版や初代ガンダムの映画を何度か後になって観た程度。撫でるように観てきただけ。それでもガンダムは大好き。ちょっとシリアスな設定もいいし、登場人物のキャラ
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.2

あまりに久しぶりに観たので内容をよく覚えてなかった(笑)。

とってもわかりやすく、誰が観ても楽しめるだろう。The映画!という映画な気がした。

場面展開も少ないし、それぞれの俳優さんの演技が楽しめ
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.5

Disney+にて視聴。

なんか暗そうだなーと思って気になりつつも避けていた映画。でもカテゴリーがコメディとあったので、え?そうなの?と観てみた。

変わった映画だった。それまでおそらく何十年も毎日
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ダム・マネー ウォール街を狙え!(2023年製作の映画)

4.2

これもイギリスまでの長ーいフライトの中で観た映画。

経済の話は難しい部分もあるが、これは話が単純化されてて分かりやすい。人気が低迷するとあるゲームソフトショップの株を買う一般市民。どうせ潰れるだろう
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バービー(2023年製作の映画)

3.6

飛行機の中で鑑賞。

前から観たかった映画(そればっかやな)。映画の全体にジェンダー問題?をベースとする皮肉がこれでもか!と散りばめられてて面白かった。

ジェンダー問題と表現すると、自分の頭の悪さを
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マルコム&マリー(2021年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

ジョン・デヴィット・ワシントンが出てる!気になる。けどモノクロか…と距離を置いていた映画。やっと観れました。

始まりからして、もうオシャレ!オシャレ映画好きな人は必ず観るべし。内容もオシャレというと
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だましだまされアート界: 贋作をめぐる物語(2020年製作の映画)

3.8

“人は信じたいことを信じる”とはまさにこのこと。

ニューヨークの老舗ギャラリーに謎の女がロスコやらポロックなどの未発表の小ぶりな絵画を持ち込む。「守秘義務があるからこの絵の持ち主は明かせないが、相当
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ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001年製作の映画)

3.7

かなり昔にレンタルビデオで観た記憶があるが、明らかに忘れていたのでまた観てみた。

ザ・ウェスアンダーソン映画!何か特別なことが起こるわけじゃないけど、なんか少し変わった人々(今回は家族)の話。

S
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カモン カモン(2021年製作の映画)

3.8

amazon primeにて視聴。

僕の好きなマイク・ミルズ監督作品。観たいな〜と思いつつもモノクロというところが引っかかり観ずにいた映画。

それなりに色んなことを人生で経験してきたであろう主人公
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355(2022年製作の映画)

3.6

普通に楽しめるスパイ映画。

悪者が必死に入手を企てていて、それを悪者に渡すまい!とCIAやらMI6などから選ばれてきた女性エージェント達が阻止しているもの、それはデバイスと呼ばれるトランシーバーくら
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ディズニー+で視聴。

近未来SF好きとしては見逃せない、と思い観てみた。ジョン・デヴィッド・ワシントンも大好きなので。

冒頭からこの話の世界に至った経緯を大変わかりやすく説明。ありがたい。というか
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インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実(2010年製作の映画)

4.0

経済の話はちょっと難しいかな…と思いつつも、マネーゲームとかウォール街の話が好きなので観てみた。

アメリカ経済の昔から話を始め、比較的わかりやすかったと思う。CODとかCDSとか(うろ覚え)専門用語
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ざわざわ下北沢(2000年製作の映画)

3.5

amazonプライムで視聴。

自分はその街の生活が濃いめに描かれた映画が好きだ。アメリカでもフランスでも台湾でもシンガポールでも。少しだけその街に暮らしてる感じがするからか?いや、単純にその街の暮ら
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.8

このジャケット写真?が怖すぎて、ホラーが苦手な自分としては”気になるけど怖そうだな…”と遠巻きにチェックしていたこの作品。すでに鑑賞した友人も「そんなに怖くないよ?」と説明してくれるが、予告編を見ると>>続きを読む

終わらない週末(2023年製作の映画)

4.3

友人に陰謀論好きな人が数名いて。個人的には陰謀論を信じる人ってあまりに客観性がないというか、端的に言うと「バカなんじゃない?」と思っている。911は実は自作自演だったとか、世の中は一部の大金持ちがコン>>続きを読む

ザ・キラー(2023年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

たまたま続けて殺し屋の話を観た。前回観た「ベイビーわるきゅーれ」とは正反対ベクトルに向いてる映画と言っていいだろう。結局のところは単純に好みなんだろうな。

はじまりは電気を消した部屋(作ってる最中?
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.2

自分のXのタイムラインでも話題だったこの映画。そういう映画というは得てして、サブカル方面に目配せしてあるというか。個人的にはそういうノリは好きじゃないので少し間を開けてたけども、見てみることにした。>>続きを読む

マルジェラが語る“マルタン・マルジェラ”(2019年製作の映画)

4.1

ファッションデザイナーのドキュメンタリーが好きだ。

マルタン・マルジェラは正直当時から知っていたわけではないが、この映画を観て素人目にもその革新性に驚いた。しかも本人は顔を出していない。謎の鬼才デザ
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ウィークエンド・シャッフル(1982年製作の映画)

3.4

同名のラジオが大好きでよく聴いていたので気になって観てみた。

かなりぶっ飛んでるね!カオス!とまではいかないまでも「もーどうにでもなれ!」とばかりに色んなところで色んな事が同時に起こり(んなばかな!
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

3.9

こういう被害者が最終的に勝つ!という実話の映画はだいたい面白いのだけど、こちらも例に漏れず普通に面白かった。

でも、もうちょっとだけ面白くできたのでは?という気持ちもある。あえて抑え気味のトーンにし
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.2

あまり予備知識無しで観たので、想像していたよりもコメディで、バトル!という感じではなかった。良くも悪くも「実に今っぽい設定だなぁ」というのが最初に思った感想。主人公がアジア人の家族だったり、その中の娘>>続きを読む

ビー・バップ・ハイスクール(1985年製作の映画)

3.6

昔はテレビの再放送をたまに見かけ「あーやってる」と少し見るつもりが面白くて最後まで観てしまう、という見方をしていた。レンタルするほどでもないし(笑)。でもNetflixに入っていたので最初からじっくり>>続きを読む

大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

2.7

レビューで酷い言われようだったこの映画。ガルーダインドネシア航空のモニターは日本語字幕/吹替の映画がなく「じゃあそれらが必要ない邦画を観てやるぜ」と前々から気になっていたこの映画をチョイス。

う〜ん
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

4.3

好き。

確かに細かいことを言えば突っ込みたい部分は多々ある。リアリティーを持たせる部分とアクションでワクワクさせる部分、内面を繊細に描く部分、笑わせる部分、などなど。それらのバランスが独特すぎ(笑)
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