劇場じゃなかったら声出して号泣。こんなに美しい映画、今の日本でなかなか観れないと思う。駿作品のなかでは全く毛並は違うけど、これはこれでむしろ一番好きだ。欲望に忠実じゃない映画なんて映画じゃあない。
黒人が白人にムチ打つシーンの痛快感!こういう歴史最解釈こそ、ザ!映画!の成せる技。今回はキャラ設定とキャスティングが特にハマりすぎてて、そこも最高。やー素晴らしい!楽しい!
人はなぜ物語を必要とするのか?と、自然の超絶神秘の融和。凄いレベルのボーダーレス映画と思うよ。
スタイルのみ、という意味だと村上春樹的な監督だよなあ、この人。中身はいい、とゆーことなんだろうけど、アホかとツッコミたくもなる。
自分ではどうにもならない不条理さが持つ残酷さ、を超極限状態にして目の前に突き出す。
この感じは戦争映画じゃないと感じいれない。素晴らしかった!ワニ!ワニ!!
そういえばこの映画、凄かった。生と性。この世界に生きる事の絶望感と微かな希望感とを、ぼこーんと突き放してゴロンと投げ込んでくる。でもただ残酷なだけな感じは全くしない。こういう目線を保って映画として成立>>続きを読む