かえでさんの映画レビュー・感想・評価

かえで

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母性(2022年製作の映画)

4.4

母と子それぞれの視点で見た世界があまりにも違く、驚きました。
母親は自分が生まれた瞬間からずっと母親という存在だけど、如何に当たり前ではないかを実感しました。
高畑淳子さんの演技にも圧倒。

海へ行くつもりじゃなかった(2017年製作の映画)

4.3

短編だったので気軽に観ました。
こんなよく分からないある1日が、一生記憶に残るものになるのかもしれない。
海ってやっぱり魅力的。

うみべの女の子(2021年製作の映画)

4.5

その年齢でしか感じることが出来ない何とも言えない感覚って沢山あって、その鱗片をを思い起こさせてくれる映画はやっぱり良いなあと感じました。
キャラがすごくはまってた。

ちひろさん(2023年製作の映画)

4.5

漫画も好きだったので鑑賞。
ちひろさんがとっても魅力的な生き方で、真似して出来るようなものではないから余計に惹かれました。
ほっこりするけど、生き方のヒントが貰える素敵な作品でした。

映画 太陽の子(2021年製作の映画)

4.4

科学者の視点からの戦争に興味が湧き鑑賞しました。
言葉では到底表せられないような感情を、仕草や表情の間をたっぷりと作り、我々に伝えてきました。
弾がどんどん分裂し膨大な数になっていくイメージ、果てしな
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ムーンライト・シャドウ(2021年製作の映画)

4.4

抽象的・哲学的な表現が多くあり、好みは別れると思います。
私はとても好きでした。
自分で想像を膨らませたり、表情や描写から深い意味を読み解く楽しさがありました。
観ていると現実から遠ざかっていくような
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オズの魔法使(1939年製作の映画)

4.2

有名だけど全く観たことなかったので鑑賞。
画面が色付く瞬間がとても素敵。
これがあの歌のやつか!ってなった。他の曲も好きになりました。
自分が欲しいものは見つけれられていないだけで自分の中にある。心に
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海底二万哩(1954年製作の映画)

4.2

70年も前のSFとは思えない、、。今ほどの技術はないから勿論クオリティに差はあるけど、それでも関係なく大迫力なのが凄い。
あとアシカ可愛い。
ディズニーシーの海底2万マイル何だか落ち着いて寝ちゃうんだ
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劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

4.3

癒しを求めて鑑賞。料理のシーンが美味しそうすぎて幸せになりました。
2人の関係性も素敵。絶対ドラマ観てからの方が良かったよなあ。
食べることと生きることの繋がりの強さを感じました。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.5

とても良いよとおすすめされたので鑑賞。
是非映画館で観たかったー!!
歌がとっても素敵だし、コメディも愛も友情も全部楽しめた。
演技にも圧倒された。ろう者の役者さんが演じているんだ。
音の無い世界を何
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かそけきサンカヨウ(2021年製作の映画)

4.3

綺麗な映し方。透明感と儚さが魅力的。
定点でのんびりと時が流れる、好きな雰囲気。
心の動きをとても繊細に描いていました。
幼いながらも、それぞれが自分の在り方や幸せを見つけ出そうとする姿に心動かされま
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

4.5

とっても面白い!!!!
ありがちな設定だけど予想以上でした。
テンポ感が良くて、沢山笑顔になれました。
面白さの中にも、今を懸命に生きる大切さや、皆の人生観、大きな愛も詰まっていて素敵。
カラフルで可
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恋妻家宮本(2017年製作の映画)

4.3

重松清さん原作。もう素敵。
思っていたイメージとは違ったけど、心温まる楽しい映画でした。
皆役にハマっててとっても良いキャラ。
正しさより優しさを選ぶ。誰しもが出来ることではないなあと。

マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.5

1番のおすすめに挙げる人が周りに多かったので鑑賞。とても観て良かった。
ベンの魅力がすごい。何もせずとも漂う安心感はどんな経験を積めば纏えるのだろう。素敵な歳の重ね方をしたいものです。
話の展開のテン
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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.3

自分の理想と現状の違いに苛立ったり、素直に感謝を表せなかったり、、高校生ってこんなだったなあと共感が多かったです。
今考えるともっとこうしたかったとかキリがない程あるけど、当時の自分の感情や考え方で選
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TANG タング(2022年製作の映画)

4.3

幅広い世代向けの分かりやすいストーリーですが飽きることは無く、なんだか絵本を読んでいるような暖かい気持ちになりました。
ひたすらにタングが可愛い。
わくわくするCG技術も、二宮くんの演技力も素晴らしか
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左様なら(2018年製作の映画)

4.3

表情には出ない内面の感情を、客観的に読み取れるように映像として表現するってすごく難しいなと感じました。
色んな立場のクラスメイトが登場し、観る人によって自分を投影する人も違ってくると思うので、映画の印
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ラストレター(2020年製作の映画)

4.4

大好きな岩井俊二監督。
全ての映し方が綺麗で儚くて、本当に好きです。
SNS主流の世の中だけど手書きで自分の言葉を綴り、人に送るっていいなと思いました。
激しく揺れ動く沢山の感情を、多く言葉にはせず表
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余命10年(2022年製作の映画)

4.3

命を削って挑んでいるような役作りに心動かされました。
自分の今の在り方についても考えさせられました。

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.4

夜中に1人で観ると、雰囲気に飲み込まれそうになる
幸せもすれ違いも、全てがリアルで苦しい
雑多とした日常感が素敵
各年の誕生日という特別な日に焦点を当てることで、こんなドラマが生まれるのが面白い
端々
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サマーフィーリング(2016年製作の映画)

4.4

ある女性が亡くなった後の、残された者たちの物語。
悲しくてやるせない日々でも、毎日は何事も無かったかのように続いていく。
映される世界はどこを切り取っても残酷な程に美しかったです。
劇的な盛り上がりは
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blue(2001年製作の映画)

4.3

定点で長ーく映す感じ、好きです。
学生の青春や穏やかな日常により入り込めました。
静かな中で時折間延びするようなリコーダー?の音。映像も綺麗です。
漫画が原作だけれど映像となることで彩りが加えられ、青
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たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

4.2

鮮烈な印象のタイトルに惹かれて鑑賞しました。
観ていて虚しさで気持ちが苦しくなるけど、映像の美しさと圧巻の演技で見続けてしまう。
家族のというものについて深く考えさせられました。

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

4.5

大好きな伊藤万理華ちゃんの可愛すぎる少年感と圧倒的透明感、惹き込まれる表情作り。
良い意味で作品の節々に見える芋っぽさの残る雰囲気が、学生の青春をよりリアルに感じられて大好きでした。

昔は今より不便
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浅田家!(2020年製作の映画)

4.3

震災を格好の感動のネタにすることは決してなく、ただそこに居合わせ人々の物語と浅田家の素敵な家族の在り方を暖かく描いていました。
涙の描写は毎回引き込まれるものがありました。
笑いも感動もあり、素敵な作
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わたしは光をにぎっている(2019年製作の映画)

4.3

暖かく静かな日々に心温まる作品。
昔ながらの商店街、長い間そこに在り続けるものの尊さを改めて実感しました。
水に関する描写がある度に、どんな意味が込められてるのかなあと考えながら観ました。
暮鳥さんの
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(2017年製作の映画)

4.5

こんなにも美しく光を映す作品があるなんて。
まさに「光」のタイトルが相応しい。
自分もその場にいるかのようなカメラワーク。
暖かく柔らかい自然光を中心に光の反射なども使い、普段自分が感じている以上に美
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ハチミツとクローバー(2006年製作の映画)

4.3

原作が大好きで不意に気になって鑑賞。
蒼井優さんの役柄に魅了されました。
沢山の色で彩られた生活感のある雰囲気が本当に好き。
現代とはまた違う大学生の青臭い青春も素敵。
大きな感情の起伏はないけれど、
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明け方の若者たち(2021年製作の映画)

4.3

自分の生きている時期がドンピシャだからこそ、刺さるものが沢山ありました。
言葉の選び方も何だか素敵で好きです。
どうして主軸となる人達の名前は明かされないんだろう。まだ何者でもない若者たちだから?分か
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.4

おすすめされて初めてのSF映画。
新たな分野への出会い過ぎて衝撃でした。
全ての出来事のあまりの壮大さについていくのが精一杯。
恐怖さえもを感じました。
難しい内容も多く、色んな知識を総動員して思考を
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Summer of 85(2020年製作の映画)

4.2

美しく描かれる幻のようなひと夏。
誰かを本質的に好きになるって難しい。
このポスターにアレックスの顔だけしか写っていないのも、色んなことへの示唆に感じてきた。
特にクラブのシーンがお気に入り。
アレッ
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.4

何だかすごく好きでした。
共感できる言葉が沢山あった。
育った環境や何かの予兆、孤独感や違和感を表現するための小さな工夫が沢山見られて、それに気付くのも楽しかったです。
何に軸を置いて生きるのが良いの
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キネマの神様(2021年製作の映画)

4.1

映画の歴史の重みを感じる名作。
昔ながらの映画館に行きたくなりました。
観終わって公式サイトを開いて、その画面に不意に涙が出ました。

ソラニン(2010年製作の映画)

4.2

おすすめされて鑑賞。
自分の近所かと思う程そこら辺に転がっていそうなありふれた日々の風景、でも一瞬一瞬が暖かくて穏やかで素敵に撮られていました。
皆今を生きるとは何かについてそれぞれの気持ちを抱えてい
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小さな恋のメロディ(1971年製作の映画)

4.4

可愛らしい世界観が大好き。
Bee Geesの穏やかな曲調もぴったりで素敵でした。
この環境、この年代、この年齢でしか映し出させないであろう雰囲気。色褪せないなあ。
様々なしがらみに囚われることなく人
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