小説を読んでいるかのような
風の心地良さまで感じられる映画、
誰かの想いを感じられる
不思議な力を持つ青年に
起きる不可解な事件…
のんびりと暖かくて
日向ぼっこしながら
考え事なんてないみたいな>>続きを読む
突然姿を消した彼女に
隠されていた秘密とは、
愛を終わらせない方法って
何をすることなんだろうと
問いかけられて考えてしまうが
なにかをする手段じゃなくて
胸の奥底に眠ってる想いが
出会った当時の>>続きを読む
ある一軒家の不自然な間取り
変な共通点をみつけ
事件を辿っていくお話
あなたの住んでる部屋も
もしかしたら……
雨穴さんの意図した
ただ怖いだけじゃないホラー
とは少し違う要素が
盛り込まれていた>>続きを読む
捉え方次第で
こんなにも寛容で優しく
誰からの言葉でも
温和に受け止められる人になるのか
諦めも時には大事だけど
とことん向き合う
自分の気持ちは大切にする
ちひろさんの信念にあっぱれなお話
ただ虚勢を張って
有事には逃げるしかできない男
同情も出来ないような
なんて事ない奴だけど
まともな振りをしている
狂人よりかはマシで
人として、信じれる奴だと思う
冬薔薇
「ふゆそうび」って言う>>続きを読む
プロポーズをうけたその涙は
嬉しいという言葉は嘘だったのか、
翌日彼女は姿を消した。
彼女の生い立ちの真実を見る度
自分が生きていくために、
と奮い立たせている何かを
突きつけられる恐怖を感じる>>続きを読む
あなたの視点で捉える物事には、
本当の真実が写っているのだろうか
ただ愛して欲しかった両者の
気持ちがピッタリと重なった
タイミングと時間が
世間では「誘拐」と呼ばれる
ただそれだけだったのかも、>>続きを読む
前世の記憶をもつ子ども
何か「意味」があって
生まれ変わっているのだろうか
子どもの戯言だ、
なんて決めつけずに
本当に信じてあげる大人の
思慮深いお話。
伊藤沙莉の制服姿は
いつまでも現役だと思>>続きを読む
他人の過去や姿形に
本当の真実を求めて
偽りだと疑っていくのは
どんなに辛いのだろうか、
あの男は私の目の前にいた
ただそれだけの事なのに。
それが嘘だったなんて
私がすれ違ったあの人も
何かを偽>>続きを読む
闇から堕ちた先に
待っているのは
守り守られる仲間か
簡単に裏切られる肉親か
それとも
ただそのままの事実を
信じて向き合える覚悟か。
咄嗟につく嘘は
どれほど人を騙せるのだろう
銃が、目の前に>>続きを読む
普通ってなんなのでしょうか。
他人の視野では見えない感じれない
思考、志向、嗜好を持ってる人々
だからこそ当人はひっそりと
世の中に擬態して生きてるのに
「普通は」「みんなは」「あなたも」と
誰も>>続きを読む
もやもやを感じた時
思いっきり感情を爆発させることが
できる相手はどれぐらいいるだろうか
何をするにしても理由を問われ
そこに存在することに意義がいる社会
なんだっていいだろ、と
突き放してしまえ>>続きを読む
絶望から始まる朝、
穏やかに進む日々の中で
記憶よりも記録に残す少女
少女の足取り軽く
いろんな所へ行ってみる
キラキラした瞳が素敵だった
お昼寝から目覚めて
そんな儚い彼がいたら
脳裏に焼きつい>>続きを読む
正義とは
優しさとは、
自分にとって優しい人が
世の中でのいい人とは限らない
真実を口早に語る彼だから
感情の含まれない語尾だから
聞き入れることの出来る
なにかがあるのかもしれない
#事件に巻>>続きを読む
誰しもが親になれば
子供に対して愛情豊かに
触れることができるなんて
自分が受け取っていた愛より
大きなものを渡せるのかなんて
誰ひとり分からない。
彼女は変わらなかった
ただ1人あの頃のまま
永>>続きを読む
何かの区切りを付けたいかのような
月ごとの、暗転の繰り返し
平坦なようで
心を填めく感情は荒波みたいな
言葉は乱暴にならないのに
沈黙にやられる大人達
自分の過去の行い、
大切な人があの時どう考え>>続きを読む
老若男女、年齢問わず
好きなものを好きと言える
素晴らしい感性の持ち主の人と
巡り逢える確率はどのくらいなのだろうか
誰かの好きを平然と許容できる姿に
普遍的な考え方はあるものの
多様性を認めるって>>続きを読む
升野さん脚本作品
OLのあるあるまでも
細かに散りばめられている
ところに惚れ惚れしました、
日常と混同する
喧嘩の絶えないオフィス
混じり合わないようで
すんなりと飲み込めた設定
#小池栄子は>>続きを読む
キャスト陣が本気で挑んでいる作品
漫画アニメ未読でも
なんとか理解できた、、、
冒頭ひらひらと美しく桜が舞った、
なんてこれは甘く優しい物語ではない
街のパン屋を営む男性が、
若い学生を狙い規則的に
人を殺すことで快楽を得る殺人犯のお話。
連続殺人を犯しているからといって
自>>続きを読む
誰かを悪者にして
穿った見方をすることで
どこか安心する自分がいる
だけどそれは
相手のすべてが悪なのではなく
自分の中の怪物と対峙してるだけ。
「普通」や「あたりまえ」の
価値観や概念が誰かを傷>>続きを読む
岸辺露伴先生の
美しく揺らめく佇まいと
冷たくも優しい言葉。
映画版でも変わりなく
追求するリアルがそこにあった、
幼少期の露伴先生の
青く愁い様子と
しとしとと降る雨に
見え隠れするなにか。>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
私、海がみたいの。
幼い頃に海で感じた
心と体の不一致の違和感。
社会に出るとより大きな弊害となり
自分が自分でないように感じる凪さん
踊りにまっすぐな少女が
親の曲がった愛を我慢してる同級生も、>>続きを読む
壮大な土地で
言葉数も少なくただ流れて行く時間
自分の欲望のためになら
どんな手段を用いても意思を貫く
強い目をした女性の物語
動物たちも人間と
共通の言葉を持たないが
意思の疎通はできる、
目>>続きを読む
絶望のモボ
真っ暗なトンネルへと向かう
青年の「死にたい、」の一言から
映画ははじまる。
長回し特有の間や
電車や飛行機、ビル風のこもった音が
その人の伝えきれない叫びを
殺しきれない気持ちを表し>>続きを読む
人口が多くなった国で
新しく規制されたルール
それは「一人っ子政策」だった
国の至る所に設けられた門には
個人データを判別できるシステムが導入され
兄妹が見つかったら連れて行かれる
そんな世の中で>>続きを読む
発達障害を持つ方特有の
癖や仕草、敏感さなどを
誇張せずリアルに描いた作品
なんだか全ての事象に素直で
愛らしささえも感じてしまう幼心に
小学生の彼は素直に共感し、
偏見や差別もなく関わる姿が
微笑>>続きを読む
友人の死に
絶望と焦燥感を抱き
死の真相と現実に
立ち向かう女性の話
孤独や嫉妬を
他責にして縋りつく人ほど
自分のことしか考えず
その場限りの愛しか
持ち合わせていない
こっちは
あんたの一言を>>続きを読む
大きな組織の中で
上り詰めていく
武闘派の男とサイコな相棒。
ド派手なアクションシーンに
くすっと笑える些細なやりとりまで、、
闇の世界観にミスマッチな
歌声も心地よい。
松岡茉優の妖艶な色気を増>>続きを読む
ある日突然失踪した父親
娘が、探し辿り着いた先にいたのは
父と同姓同名の指名手配犯だった。
父はなぜ、消えたのか
あの指名手配犯は関係しているのか
安楽死を望む人間は罪なのか、
娘、犯人、父
とい>>続きを読む
漫画家の妻が
執筆中の題材は「不倫」
それを見つけた夫は
心当たりのある場面に冷や汗をかき
自分の知らない時間に起こっている
出来事は現実かフィクションか、
ほっとしたのも束の間
裏切りは裏切りで成>>続きを読む
別れた男女の出会いまでを
遡り記録したもの、
誕生日を覚えていたり
好きな映画のセリフで遊べたり
内緒でタクシー走らせたり
あの頃は楽しかった…と
キラキラした思い出が蘇る瞬間
ひとつの物やキーワ>>続きを読む
国家公務員だけれども
無給で働く保護司の女性
ダメなことはダメだ。と
はっきり言葉で伝え、
対象者と心を通わせる仕事
人は誰にでも入られたくない
心のスペースがあり
外の世界と乖離する瞬間もある>>続きを読む
「歌」を聞き歌うことは
彼女にとって自分の世界に浸れる
唯一の手段だった、
音の響きが感じられない
自分以外の家族の日常行動や考え方は
家族だからこそ対応が難しく
愛があるからこそ押し切れない。>>続きを読む
制服を着たあの子の
綺麗な手で殺されたい、、
そのために
僕は教師になった。
死を快楽と結びつけ
その異常な執着のために
誰かの人生をも
意図も簡単に変えてゆく。
運命の巡り合わせで
欲望が叶い>>続きを読む
ないしょ。ってするシーンに
どきゅんとくる
北村匠海と浜辺美波の
透明感溢れるコンビは
儚げで美しい…