趣味さんの映画レビュー・感想・評価

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Saltburn(2023年製作の映画)

4.0

色気のある役者が多いなーと思いつつ、
途中から
おや?、、
え?、、
ってなっていくのが面白かった。

登場人物全員が何かが欠けていて危うく、儚い青春映画にも、苦い恋物語にもなり得る、どの方向にも転が
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メアリと魔女の花(2017年製作の映画)

1.0

中身が無い薄っぺらい脚本を壮大に見せてるだけ。ジブリの絵でもジブリ作品とは天と地の差。

未来のミライ(2018年製作の映画)

1.0

あまりにもロリコンでケモナー。

普段は作り手側のフェチシズムが見えた方が好感を持つ事の方が多いんだが、
子供の可愛さが違う種類の可愛さに描かれていて、不快で胸糞悪かった。
ストーリーも表現も稚拙。
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.8

良い意味で文化祭の催し物のよう。
拙さと一生懸命さに胸が熱くなる。
裏方の格好良さを見せるのはずるいよ。作品の内容というより構造に感動する作品。

イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

4.6

笑えて元気になる、ちゃんと感動する。余計な事に引っ掛からず存分に楽しめる、それがいかに凄い事か。
たまーに見たくなる作品。

そばかす(2022年製作の映画)

3.5

良い脚本。
三浦透子、前田敦子が素晴らしい。

飲み会のシーンの右手前の男性と右女性と伊藤万理華は、見やすい芝居をするが上手いだけで深みが無かった。
ただ脇を固めるには丁度良いのかもしれないが、記号的
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(2020年製作の映画)

1.0

薄っぺらいストーリーで、演出も脚本は普通、見なくても良い作品だった。
主演二人がとにかく見目麗しいが、芝居がいつも以上に良くなかったように感じる。特に菅田将暉。

オーバー・フェンス(2016年製作の映画)

1.0

蒼井優の芝居が個人的にはキツかった。好きな女優さんではあるのだが、この作品ではプランが見える芝居をし過ぎだなと。終始作品に入り込めず。

もらとりあむタマ子(2013年製作の映画)

4.5

脚本がいい。キャストが良い。

面倒臭い女、だらしないのになぜか可愛い女、ヒステリックな女をやらせたら前田敦子の右に出る者は居ない。感情が高まった時のキンキン声が良い。
自分ができない事はしない、無理
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

1.0

さあ泣け!感動しろ!と言わんばかりの脚本と演出だったが、細かい描写で何度も引っかかってしまった。最終的に物凄く萎えてしまいました。奥行きが無い作品だと感じた。

風立ちぬ(2013年製作の映画)

4.9

音楽、演出、台詞全てが素晴らしい。地鳴りの表現が恐ろしかった。
何よりキャスティングが最高である。
庵野さんの不器用で一途な声も、瀧本美織の芯の強さを感じる透明感のある声も、西島さんの湿っぽくないクー
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何者(2016年製作の映画)

1.0

原作を前に読んでいたが、どうしてこうなるのか。
有村架純が一番良かった。佐藤健の芝居は基本的に苦手だが、この作品の佐藤健は好きだ。
二階堂ふみと菅田将暉岡田将生が、なぜあんな役割芝居をしているのか。作
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来る(2018年製作の映画)

4.7

意味分からんが作品の勢いが凄まじく、その強引さに笑ってしまった。
雑にも一周回って緻密にも感じる脚本。素晴らしいエンタメ。嫌いじゃない。むしろ凄く面白かった。

松たか子と柴田理恵がうんまい。
小松菜
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溺れるナイフ(2016年製作の映画)

2.0

主演二人のビジュアルは最高だが、芝居はいまいち。主演二人よりも重岡大毅の芝居が良くて驚いた。
脚本や演出は粗い気がするが、若い話なのでこれで良いのか?好みではない。

テルマエ・ロマエ(2012年製作の映画)

4.0

横目で見てるだけでなんとなく元気を貰える作品は貴重だ。
映画通ぶりたい人が避けて話すようなこういうポップな作品こそ、演技の基礎力、脚本力、全体的なクオリティの高さが必要とされると思う。

ドポップな商
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子宮に沈める(2013年製作の映画)

1.0

実話や劇的な題材を扱えば面白くなるというもんでは無い。話題性はあるし、胸糞作品が盲目的に好きなある一部の人達からは支持されるだろうが、ある意味節操が無いと感じる。

鈴木家の嘘(2018年製作の映画)

1.0

脚本が良く無い。画は良い。
加瀬亮が出演しているシーン、特に父親との土手のシーンは素晴らしい。

だが、感動する為に撒いておいたネタが全て機能していないと感じた。脚本のフリが効いてない。

とはいえ、
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オールド(2021年製作の映画)

3.5

設定が面白い。ちょうど良いB級感。
この設定で思いつく事を全部やった!って感じが好きです。

その場所の設定さえ飲み込めば最終的にはなんとなく回収してくれるし、良心的。

ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

4.5

ディカプリオの熱量にやられる。
スコセッシももう爺さんと呼んで良い年齢だと思うが、なぜこんなエネルギッシュな作品が作れるんだ?

チワワちゃん(2018年製作の映画)

3.0

作品としては好きだが、映像は既視感満載で、もう少し独自性があるエモさが見たかった。
監督が違えば、もっとエモーショナルな作品になった気がする。

キャスト陣はとても良い。特に吉田志織が素晴らしい。あの
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水は海に向かって流れる(2023年製作の映画)

1.0

原作が好きだったが、これは頂けなかった。
広瀬すずの、年上(お姉さんキャラ)を演じる時に芝居がやけに大きくなる癖はなんなんだろうか。
原作が好きなだけに、もっと他のキャスティングあったでしょうと思う。
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

4.8

主演二人がハマり役。
唐田えりかのおっとりした空気感と垣間見える芯の強さ。東出昌大の棒読みにも思える独特の台詞回し、愚直さとサイコパス感。
身体性存在感台詞のリズム、全てが完璧。
この作品はこの二人で
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プリズナーズ・オブ・ゴーストランド(2021年製作の映画)

1.0

見た事を後悔するレベル。
渡辺哲坂口拓以外の日本人キャストが、微妙。特に女性陣の芝居が記号的。監督のドヤ顔しか見えない作品。無責任。
ニコラス・ケイジが金欠という噂があったが、出る作品は選んで欲しいと
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.7

宮崎駿ファンへのサービス作品のように思えたが、最高に風刺が効いていた。

生産性も無く集団でピーピー喚いて糞ばかりを撒き散らし、キャパが狭くすぐパニクっては全てを壊してしまうあのインコ達は、匿名性を保
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エッシャー通りの赤いポスト(2020年製作の映画)

1.0

例のワークショップ作品。
役者を見出しているようで消費している。消費されないよう喰らいつく役者達。
芝居とは何かを感じさせられるが、これが芝居か?オ◯ニーではないか?
全体的に誠実さが感じられない作品
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ひそひそ星(2015年製作の映画)

4.5

隠れた(?)名作。
園子温のオナニストっぷりは好きじゃないが、詩人っぷりは好きである。
この作品は園子温の詩人の部分が前面に出ていて、美しい。

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