カニと夏フェスさんの映画レビュー・感想・評価

カニと夏フェス

カニと夏フェス

不死身ラヴァーズ(2024年製作の映画)

2.8

統合失調症を恋愛映画でポップに包むとこうなるのかなといった感じ
田中という男の立ち位置、アダムの弾き語り、アイスが垂れる寄りのカットが印象的だった

走れない人の走り方(2023年製作の映画)

3.4

今あるものでやっていくしかないなって腹を括る気持ちになった 「この街と私」を見た時も同じようなことを思った気がする

街の上で(2019年製作の映画)

5.0

こないだ散歩してたら、2週間ぐらい前に小田急改札前でちょっと話した今泉力哉似の人にバッタリ会って、軽く立ち話をして「今度機会あったら飲みにいきましょう」とか言って連絡先を交換した そんなことを思い出し>>続きを読む

生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

3.8

どこまでいっても自分は自分から逃れられないんだなーと思った ケッ

(ハル)(1996年製作の映画)

4.5

3年前からずっと観たくてやっと観れた
ネット黎明期のお話 インターネットで出会い、メッセージのやり取りをして少しずつお互いを理解し合って恋に落ちるやつやりたい やらせてください
というか、お互いの内面
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そうして私たちはプールに金魚を、(2016年製作の映画)

4.5

自分の中にある衝動性が爆発しそうになったときに観ることにしてる 大好きな映画のうちの1つ

i ai(2022年製作の映画)

3.6

海に持ち物を投げるシーンを見て、自分にとって何が幸せか・何が大事かをわかってさえいれば、サングラスもお金も、所有物すべて投げ出せるのかもしれないと思った 自分のことをよく分かっている人って格好いい そ>>続きを読む

劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

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終盤辺りに一人称視点のアニメーションが何十秒か続いたとき、おれも春高バレーの舞台に立って歓声を浴びているのかと思った

パプリカ(2006年製作の映画)

2.8

仮に、自分の夢と他者の夢が交差したら冷めるのかもしれない どんな夢でも独り占めして味わいたい

かそけきサンカヨウ(2021年製作の映画)

4.4

木漏れ日みたいな映像がずっと続いて心地よかった 味付けに何か言えるようになるってとても親密な関係なのだと本作を見て改めて感じた

14歳の栞(2021年製作の映画)

4.5

教室にワックスをかけた日の翌朝、みんなの机を元の位置に戻してくれたのは誰だったんだろうとか、しばらく休んでいた子が2学期の初日に登校してきた時、どんな言葉も正解ではない気がして一言も話しかけられなかっ>>続きを読む

モテキ(2011年製作の映画)

4.0

好きな人に「君じゃ成長できない ダメなんだって 出会いたくなかった」と言われたら爆発して死ぬと思う

先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

3.5

現実とフィクションが交差する箇所がよかった 金子大地の艶っぽさも見所のひとつ
それはそうと黒木華みたいな年上女性にヨシヨシされた後に思いっきり騙されたい

(2022年製作の映画)

2.0

初ロマンポルノ
性について興味はあるものの自分にはまだ早かったのかもしれない 面白さをあまりキャッチできなかった くやしー

百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

3.9

2回目の視聴

儚いノースリーブの女性と青々しい山々の画が強くてずっと脳内に残る 餞別としてピエール瀧が蒼井優に桃を渡すシーンで泣いちゃった
自分も「あれ、○○さん明日朝早いって言ってませんでしたっけ
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人のセックスを笑うな(2007年製作の映画)

4.0

ロングショットかつセリフの少なさで単調になるかと思ったけど、全くそんなことはなく映像美に目が離せなかった 綺麗なY字路が出てきて、1,2年ぐらい前に清澄白河で見た横尾忠則の絵を思い出した

みるめとた
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リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

3.7

きっと七海と真白は同じ星の下に生まれたのだと思う 観ながら、最近仲良くなった友達のことを思い出した
終盤にある「私と一緒に死んでって言ったら死んでくれる?」のシーンの、徐々に引いてくカットが1番好き

猫は逃げた(2021年製作の映画)

3.3

何者かになりたい欲が自分の内側にはまだ着実に存在していて、そういったある種のコンプレックスが刺激されて途中から心が苦しくなった あと亜子の色気がすごい

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.8

実家の2階に眠っている、北海道のおじさんからもらったアンモナイトの化石のことを思い出した

映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

4.0

たまたまテレビで放送されててつい観ちゃった
プレゼンのシーンでグッときて落涙

家にいたくない時期に確定で2時間程度潰せるし正当な理由として主張できる、という理由で映画にハマったんだけど、本作を観なが
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市子(2023年製作の映画)

3.4

杉咲花の演技が圧巻だった

生きてると「人を助けたい」とか「話を聞かせて」とか言って、その実結局は「自分が知りたいだけ」ということがよくあるな〜と思った
映画を観ながらぼやぼやとそんなことを考えてまし
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Ribbon(2021年製作の映画)

3.2

監督・脚本・主演をのんがつとめる作品

母親が絵をゴミ捨て場に捨てたシーンが、コロナ禍で政府が芸術分野への支援に極めて消極的で切り捨てようとしていた構図とリンクした

ファッションが独特で非常によかっ
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.4

余白が多く、素朴な作品だと感じた
大好きなスカイツリーがたくさん観れて楽しかったし、スカイツリーの映る画は整ったきれいな画角ばかりでなかったけど妙に惹かれた なんていうか、そういう画角もありなんだ!と
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正欲(2023年製作の映画)

3.0

人を雑にカテゴライズすることのグロさを見た。理解が及ばない範囲で生息している人を想像するキャパを果たして自分は持っているのか…

校舎裏の蛇口から絶えず水が噴き出しているシーンはあまりに甘美だった

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

3.0

イーニドの「あなたがモテない世の中が不満なの」という発言が忘れられない。そういう類の言葉に背中を押されてきた人生だけど、世間一般にはきっとそれ自体がダサいんだと思う

ファッションが非常に良かった
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まなみ100%(2023年製作の映画)

3.8

全体として静かな映画だったからこそ、合唱のシーンが際立っていて印象的だった。久しぶりに合唱曲を聴いた。

自分で自分の髪を乱暴に切るのはやっぱりかっこいい。惚れ惚れする。

異性から「キミ」って呼ばれ
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