ZZtopさんの映画レビュー・感想・評価

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ギャングバスターズ(2012年製作の映画)

3.6

序盤からタランティーノ作品へのオマージュ?的な描写や展開で何度か観るのを止めようか迷ったが最後まで観て良かったな。
タランティーノ作品には感じられないハートフル要素があったり、南部保守層を前面に出した
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87分の1の人生(2023年製作の映画)

3.5

とても味わい深い作品でした。
最初から最後まで「何が悪かったのか」
それが気になって知りたくて目が離せませんでした。

「訳もなく皆んなが不幸になってたまるか」
そんなやるせない気持ち。
そんな気持ち
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顔のないヒトラーたち(2014年製作の映画)

3.4

なかなか満足のいく?映画でした。
「正義」と「悪」の葛藤を描いているように見える作品。

あんなに執着して追っていたのに…。
もーー!
ってイライラします。

今となっては「戦犯」なんて言葉が一般化し
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アルゴ(2012年製作の映画)

2.2

この手の救出劇や極秘作戦的な映画はハラハラさせられて面白い。

ただ何故この時代にこれを映画化したのか考えると
この時期、世界では「アラブの春」後の中東地域の情勢やイランの核問題がありアメリカとしては
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マスターズ&スレイブス 支配された家(2018年製作の映画)

1.8

ドイツの人はこの映画のどの辺で笑うのかが気になる。
全く笑えなくもないがアメリカのようなジョークを笑うのではなく、ドイツではシュールさを笑う感じなのかなと。
毎朝アイマスクやマウスピースを外す絵面が笑
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チョコレート(2001年製作の映画)

3.5

色々と考えさせられながらも面白かった。
アメリカって政治色強い映画多いなあ。
こってり保守層の親子と貧困黒人親子をめぐるリベラルなメッセージをふんだんに盛り込んだお話。

個人的に 保守=悪 という構
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.1

これほど喜怒哀楽を余すことなく引き出してくれる映画は初めてかもしれない!
最高に思い知らされました。

トニーもドン・シャーリーも大好きです。
2人の掛け合いだけでも満足。

その反面、題材は非常にシ
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アイ・キャン・オンリー・イマジン 明日へつなぐ歌(2018年製作の映画)

2.9

面白かった。
しかしお母さんどうなってんだろ
良い母親なんだろうけどさ。

中盤あたりバートにイライラしっぱなしで、観るのやめようかと思うほど。
まあ最後まで観て解消されましたが。

主題となる歌はち
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僕と世界の方程式(2014年製作の映画)

3.3

なんかホッとした映画。
病名が無くても楽しめる映画。

こういった悩みを持つ親や子供って多いと思う。色々と自分や周りを重ねて考えさせてくれた。

序盤からお母さんが辛過ぎて胸が苦しくなるけど、なんとか
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ガラスの城の約束(2017年製作の映画)

3.9

ズルい!
こんなに泣かされるとは!
最高に幸せに溢れた映画。

この家族には常に愛がある。
私にこんな愛に溢れた人生は来ないし、それは死ぬまで変わらない。
羨ましいなあ…。

このお父さんて凄く真面目
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セッション(2014年製作の映画)

2.9

んー
カッコ良かったー!
てのはドラムやバンドだけなんだよなあ。

これほど共感できない主人公ってアリなんですかね。(フレッチャーも)
せめてフレッチャーだけでもなんとかしてくれないかなあ。
そこが「
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.3

面白い。
まず登場人物の「顔」に終始注目してしまう。
喜怒哀楽とかではなく、時の流れを如実に表現しているのに驚きました。
「顔」が映し出される度に色々と推測させられるのが楽しい。

冒頭の脂肪を纏った
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.2

バイオレンス要素強めのカーアクション
製作者の嗜好強めの音楽
気持ち良く楽しめました。

どうせならオープニング〜序盤の軽快な感じで最後まで行って欲しかったな
後半は音楽もただのBGMなのが物足りなく
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コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

2.8

既視感が否めない。
とても面白いけど、スパイ映画全部乗せてって感じです。
何よりもファッションや音楽はショーンコネリーの007臭ぷんぷん。

あの時代に現代の撮影技術を使うとこんな作品になりそうだなあ
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きみがぼくを見つけた日(2009年製作の映画)

2.4

設定はとてもユニークだし、キャストも文句無いし、面白いことは面白い。
でもなんか物足りない
おそらく1週間も経たずに観たことすら忘れてしまいそう。

結論
突発タイムトラベル→したくない
こんな恋愛→
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.2

最高に楽しめました。
ホントにアメリカ好きなんだなあ
って感心させられるくらいアメリカでした。
「フロムダスク…」「キルビル…」「ジャンゴ」にも通ずる序盤はゆっくりとじんわりと時間が過ぎていき、たたみ
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.8

最後の最後まで楽しめました。
辛辣にいえば独居老人の雇用とロマンスという内容ですが
この作品では非常に華やかに表現されていて「こんな老後も悪くないな」と希望が持てるキラキラしたお話でした。

ただこれ
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SHAME シェイム(2011年製作の映画)

2.7

これはなかなか面白い。
田舎者が都会にやってきて社会人として成功?はしたものの、友達も居なく薄っぺらなセックスで無駄に時間を過ごす…。
なんだか日本人にもしっくりくるところも観る価値あり。

どう取り
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二重性活 女子大生の秘密レポート(2016年製作の映画)

1.8

ごく平凡な物語。
自叙伝が元と聞いて存分に頷ける。
作品からメッセージ的なものも感じられず、ただドイツをはじめEUの移民政策と「未知の物」から察するものはあった。

東京も同じような道を進む男女は多い
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アディクション 人妻の魅惑に堕ちた男(2019年製作の映画)

2.4

サスペンスでもエロティックでもないので要注意!!
まあ見始めて10分で気付くはず。

アメリカの極右思想の「こどおじ」のお話です。
近い将来、日本もこのような問題が騒がれるでしょうね。
作品自体は右寄
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フライデイ(1995年製作の映画)

3.5

大好きな映画
20年前ぐらいに観ました。
アイスキューブ目当てで見始めたのにクリスタッカーのキャラが最高過ぎて大ファンになりました。

まるで定点カメラかってくらいダラダラと2人のやり取りが映し出され
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ファーザー(2020年製作の映画)

4.0

認知症の人から見る世界はこんな感じかも。と非常に深く推測されている作品。

父親思いの娘、奥さん思いの夫、要介護者思いの介護人、入所者思いの介護人。
登場人物全てが良い人過ぎて辛い。
これがリアルな世
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運命の元カレ(2011年製作の映画)

2.9

見始めてからしばらくは「ゲスい女の物語だなあ」なんて思っていたが、彼女の行動原理は『結婚』なのかと気付かされる。

数字(number)としてとらえると貞操観念の欠落した女性のような印象だが、
この女
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ブロンド・ライフ(2002年製作の映画)

3.2

予言の結末が気になって最後まで楽しめました。
アメリカの映画で感じる「結婚観」て本当に不思議なんだよなあ
その点で日本人の観点からだと共感してるようでしてないというのが事実でしょうね。
「結婚観」含め
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ピッチ・パーフェクト(2012年製作の映画)

2.5

こういうノリってアメリカらしくて羨ましいです。
ストーリー自体はシンプルすぎるぐらいで展開も予想通りという感じ。
しかしながら映画全体にを「歌」が覆っていることでとても壮大な物語を観ているかのようにさ
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ガール・ネクスト・ドア(2004年製作の映画)

3.9

面白かった。
この手のラブコメだとヒール役が出てくるものだと思い込んでましたが、この作品の登場人物全て憎めない。
なかなか予想を超えてくる展開なので最後まで楽しめました。

ストレンジ・フィーリング アリスのエッチな青春白書(2019年製作の映画)

3.4

日本人の観点からするととても興味をそそられる内容でした。

アメリカでも熱心なカトリック信仰のある地域の少女が、信仰思想と思春期の性への好奇心のせめぎ合いに直面する様は文化の違いや地域性を踏まえてとて
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