KazuyaNaganumaさんの映画レビュー・感想・評価

KazuyaNaganuma

KazuyaNaganuma

映画(1151)
ドラマ(0)
アニメ(0)

リンダはチキンがたべたい!(2023年製作の映画)

4.0

子どもの持つパンク的な何かが鳥料理を食べる(当たり前のこと)をカタルシスに、ストライキと交差して大人・社会の不都合を風刺する。

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.5

子どもとの時間をiPadに任せていると、ダメだよね。

アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

4.0

メラより美しきオーム。
そして、DCECはGにより終わる。

ジェームズ・ワンの垂直アクションは、わかりやすくていいね。
調子がいいと上に上がって、ダメな時は地面に叩きつけられる。カメラもローアングル
>>続きを読む

パウ・パトロール ザ・マイティ・ムービー(2023年製作の映画)

4.0

スーパーヒーロー犬映画。
DCスーパーペッツも記憶に新しい。

映画冒頭でパウっとアベンジャーズタワーが壊され、そこからスーパーパワーの源が届く。

それは宇宙より届いた隕石の中から出てきたクリスタル
>>続きを読む

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.5

他者は不気味な存在。
ベースは他人の子どもを誘拐した夫婦の話。

寓話的に描かれた物語。
おそらく、羊は平穏をモチーフとしながら、
不気味さは、悪魔的な象徴とも見える。

因果な物語は、どこかの民話的
>>続きを読む

マーベルズ(2023年製作の映画)

4.0

いいサイズ感のヒーローもの。
フェーズ6に向かう布石をうって、宇宙を押し広げる。

アソーカでようやく、「宇宙」の外側に旅出たディズニー・スターウォーズとは違う。
世界観の拡張は、キャラごとの持つユニ
>>続きを読む

ファルコン・レイク(2022年製作の映画)

3.0

原作の陽光さす海辺から舞台が移され、陰鬱で閉鎖的な湖へ。

童貞の妄想を描くだけに終わらず、そこに詩情を表現したバスティアン・ヴィヴェス。

本作は、原作にわずかにあった死のモチーフと恋人味を全面に押
>>続きを読む

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.0

言葉は足りないけれど、今も耳に残るのは悲しげな銃声の残響音。

蒲田行進曲な場面も、凱旋門を走る車が止まらないことも、大阪が六本木にあることも。

重力を感じるアクションがつないでいる。

よくわから
>>続きを読む

ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!(2023年製作の映画)

4.5

ティム・バートン感のある「ドロドロ」なミュータントたち。その他大勢とは違う彼らがみんなに認められるまでの話。

トレント・レズナーの不穏なインダストリーの劇伴が、私の知ってるオルタナな90‘sを思い出
>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

4.0

ただ消費されることを良しとせず、ハーレクインはスターチャイルドに。おもちゃの物語は、どこでも最後には自由意志を持つんだね。

レプリカントを先頭に、グラヴィク、シャンチーがリアルワールドを「純粋に」体
>>続きを読む

ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

4.5

「今、観るべき」とする理由は、マルチバースが生じさせる荒唐無稽な宇宙の乱立にフラッシュが向き合っているから、だろうか。

それをオルターエゴと向き合うことに重ねて、乗り越えて成長する。ストレート過ぎる
>>続きを読む

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.0

理解できないものへの恐怖。
ゴーディも、ジュープも、宇宙人のコスプレをした子どもも、あのカメラマンの行動も、ヤツらも、やっぱり牧場の彼らも。

トワイライトゾーンみたいな、星新一みたいな、少し不思議が
>>続きを読む

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.0

ゲームの裏側とピーチ姫への疑問が明らかに。コンパクトで面白いね。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

5.0

ありがとう、ガーディアンズ。
ありがとう、ジェームズ・ガン。
ありがとう、レディオヘッド。

アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.0

笑いがあんまりなかったよ。
マーク・ウォールバーグのテロテロしたジャージ姿がいいね。

ザ・ロストシティ(2022年製作の映画)

4.0

ゴーストバスターズのソーは、こんなマジック・マイクだったら良かったんだろうね。

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.5

どうすれば、良かったんだろう。
父親のわがままも、母親のもやもやも。

子どもに買い与えたLEGOを見て、
ただ、目の前のことに奔走して、
知らぬ間に子どもは、私の顔色を窺うまで成長してきた。

「あ
>>続きを読む

逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

4.0

現実的な問題に、イジワル全開で抉っていく。

表層を文字通りぶっ壊し、あらわにした。逆転が、根本的にフラジャイルな社会を示し、カールが走り出す。

これは、逃走か、闘争か?

シャザム!~神々の怒り〜(2023年製作の映画)

4.0

DCEUは続いていく。
キャプテン・マーベルは、スーパーマンよりも人気のあったキャラクターだった。

子どもがヒーローに変身する、なんとも子どもの欲望をくすぐる設定。
ギリシア神話をモチーフに、ミノタ
>>続きを読む

アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.5

SFコメディに予想される、SF<コメディの比重がSF>コメディになった時、違和感を感じるんだね。超大作としてやり過ぎなほどの背景のつくり込みは圧巻、、、過ぎる。

なんだか、「不気味の谷」のような感覚
>>続きを読む

ホワイト・ノイズ(2022年製作の映画)

4.0

ミステリーである薬があらぬ方向に進む。
正体のわからない恐怖は渋滞で引き延ばされ、スーパーマーケットで平穏を取り戻す。

これはゾンビ映画的。

X-MEN:ダーク・フェニックス(2019年製作の映画)

3.0

宇宙を股にかける原作の一部をベースに映画化ね。
子どもの頃に読んだサイクロプスのかっこよさを映画でも観たかった。

ブラックアダム(2022年製作の映画)

3.5

ブラックアダムはハマり役ですね。何よりホークマン、ドクターフェイトを映画館で観れただけで私は大満足。

アトム・スマッシャーことうっかり八兵衛にサイクロンの活躍も今後に期待。

スーパーマンが出てくる
>>続きを読む

ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

4.5

冒頭のハリースタイルズの前戯が、一段と気持ち悪く思えてくる、最高!

違和感を感じる不穏なサントラが流れはじめ、画一化された新興住宅地から男どもは母性の、女性性の象徴へと向かっていく。

何より、血だ
>>続きを読む

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.5

海底と地底で、似た境遇の二人が国を守るために大喧嘩!
アイアンハートもミッドナイト・エンジェルズもネイモア・ザ・サブマリナーも登場して賑やかでいいね。
MCUフェーズ4で遺産を引き継ぎ、少しだけ前に進
>>続きを読む

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

4.5

PS2用に出ていた『エンター・ザ・マトリックス』。ゲームの最後に監督が登場して、ラスボスについて気の利いた説明をしてたな、と思い出した。

大量のエージェントとバレットタイムを駆使して戦う。そんなダイ
>>続きを読む

アダム&アダム(2022年製作の映画)

3.0

面白いよ。
選曲とキャストのMCU感。

そして、なぜか気分をのせてこない音楽たち。