けんさんの映画レビュー・感想・評価

けん

けん

Groovy(2017年製作の映画)

3.5

ドキュメンタリー風
本気と嘘を行ったり来たりする感じは良かった

白雪姫(1937年製作の映画)

4.0

ディズニーキャラの動きやっぱり良い
子供が真似しちゃうような独特な動き、
どうやって考えてるんだろー

「死んでもまだ美しく輝く白雪姫を
小人たちは埋める気になれませんでした」
これ好き

その
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ダウン・バイ・ロー(1986年製作の映画)

4.5

映画というより、演劇に近い
登場人物とそれを見る自分との間には、壁があってそれがこの映画への侵入を調節している感じ

それによって、この映画との距離が生まれて映画の登場人物と同じ視点から物語を進めずに
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パーマネント・バケーション(1980年製作の映画)

3.9

ジム・ジャームッシュの根底にある感性とか考えが少しだけ見えてくる。この映画には若さゆえの青臭さを彼も持っていたことが映し出されていて面白かった

正解を探してるわけではないけれど、何かを探してる、誰か
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.5

3時間ずっとド迫力

家族愛とか気品とかの魅力がすごい
マフィア映画に限らず、色々な映画に影響を与えたんだろうなー

マイケルの顔つきの変化が、すごく見応えあった。

20世紀ノスタルジア(1997年製作の映画)

4.2

撮り方もセリフも音楽も好きだった

このかなり恥ずかしい感じがノスタルジックな雰囲気と相まってギリギリいい方向に留まってる

人間と人間が演じる宇宙人の映画
良いか悪いかは置いといて、超独創的映画
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裏窓(1954年製作の映画)

4.6

動けない主人公、
動けないからこその緊張感

部屋の窓から見えるのは隣人の部屋
部屋の一部だけが見える

何かが欠けてるからこその面白さ

ローマの休日(1953年製作の映画)

5.0

今は作れないであろう、昔ならではの映画

見応えのある場面が多くて、最初から最後まで面白い、印象的なシーンがいっぱいある

ラストシーンの構図がすごく素敵でした

桜桃の味(1997年製作の映画)

5.0

めちゃくちゃ良い映画、面白い
シーンもほとんど同じで、特別な何かがあるわけでもない。主人公の自殺願望のわけも説明がない。だけどこの映画にはちゃんと質量がある。
見始めには意識してなかった景色が終わる頃
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マイスモールランド(2022年製作の映画)

4.0

同じ人種ばかりの日本で育って、同じような境遇の人が周りにたくさんいるから自分はこの問題に対して客観的に考えられているのか不安になった。

難民が可哀想だと思うけれど、日本にどっぷり浸かった自分が可哀想
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映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2016年製作の映画)

3.7

好きな人を作るにも、生きたい理由を探すことも複雑に考えたくなるけど、単純でいい。

好きな理由なんて考えなくていい
生きたいなら生きればいい

美化のない、等身大な映画だった。

シュールなシーンの入
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ブエノスアイレス(1997年製作の映画)

5.0

どの場面を切り取ってもかっこいい。

セリフも映像も演出もとにかくかっこいい。
個人的にはファッションが今まで見た王家衛の映画の中でも特に好きだった。
内容も余白が多く、見る側に委ねる部分が多いのも王
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誰も知らない(2004年製作の映画)

4.1

子供達が懸命に生きる姿が美しく表現されてて良かった。

全体的に暗めだけど、その中での明るさとかポジティブさを芸術的に表現してる。けど現実的。絶妙なバランス感

トイ・ストーリー3(2010年製作の映画)

5.0

子供の時相手してくれたおもちゃ達、どうしてるかなー

アンディみたいに丁寧なお別れは出来なかったけど、今でもあの頃を楽しかったと思ってくれてるかな

ウッディーがおもちゃの演技がうまかったみたいに、自
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アウェイデイズ(2009年製作の映画)

3.6

カルチャーすごく感じる
ファッションもかっこいい
けど映画にはなってない

リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

3.6

派手な演出とわかり易すぎるテーマで詰めるべき部分が誤魔化されてる感じ

音楽は良かった

怪物(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

事実と真実の違い、そんな映画。
私から見えてる事実が真実だと証明できるのか。
自分の子供ならわかるのか、自分が見ている子供は真実か?
私から見えるあの人が怪物だという事実と、あの人が私の大切な人を救っ
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佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

3.9

佐々木は早く成熟しすぎた。
佐々木が馬鹿になれるのは、よく考えて生きてるから。馬鹿になるって難しいし、簡単なことじゃない。笑われる側に回れる強さを持てるような人になりたいし、そんな人がいたら気づけるよ
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トラスト・ミー(1990年製作の映画)

4.3

セリフの言い回しが面白かった気がする。
話がすごく面白いわけではないけれど、この雰囲気を作り出すのは難しいだろうな。

ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

4.8

流石すぎる。すごく面白い。

なんだか面白い、特別な何かはない。
ただそんだけ、それでいいんだよ。
でもこのなんでもないを生み出すって1番難しい。

ミナリ(2020年製作の映画)

3.8

面白かったかつまらなかったかも思い出せない、あんまり印象ない

PLAN 75(2022年製作の映画)

3.8

選択は自由なのに、世の中の作る流れによって答えのないものに正解と不正解ができることの怖さ

世の中の作り出した正解に自分も加担していたら嫌だし、それを防ぐためには自分で物事に対して考えて生きていかなき
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黒い牡牛(1956年製作の映画)

3.8

世界観が良き、特別面白いわけではないけど、建物の感じとか雰囲気が素敵です。

知らない、ふたり(2016年製作の映画)

4.6

今泉力哉作品はこっち系がやっぱり好き
上手くいかない、ギクシャクしてるのがなんだか面白いこの感じがやっぱり好き
いろんな人に出会いたい、外に出ようって思える。

グラン・ブルー完全版 -デジタル・レストア・バージョン-(1988年製作の映画)

5.0

とてつもなく神秘的。
美しすぎて不安になる

その不安な感じが、話の雰囲気とも重なってすごく重みのある映画だった。
もう一回見たい

トイ・ストーリー2(1999年製作の映画)

5.0

トイストーリー最高
子供の時見てこなかったけど、思い出補正なく楽しめる

アンディのリペアに満足そうなウッディすごく良い

現代の物で、こういうベクトルの良いものって残るかな

かそけきサンカヨウ(2021年製作の映画)

3.7

こういう映画も作るのか
好きじゃない方の今泉力哉作品

引き出しが多いのはいいことだと思います

サマータイムマシン・ブルース(2005年製作の映画)

5.0

タイムループといえばヨーロッパ企画と再認識、やっぱり面白い

この映画みたいなツッコミどころのないタイムループを見せられると、同じジャンルの他のものじゃ満足できなくなる。

ちゃんと考えて、時間をかけ
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