見始めて、初めてドラマ「季節のない街」の元ネタ(原作の方がオリジナル)と知った。
ある貧しい地域に住む、クセの強い住民たちのエピソードを微笑ましく描いていく群像劇。鉄道青年も、「季節のない街」ほど露出>>続きを読む
マーゴット・ロビーのなりきり感が、あまりに自然すぎて。
これはある意味、現代のあらゆる軸で起こっている分断社会の一つのソリューションを提示しているのでは。
酸性とアルカリ性を同量混ぜれば中和。同じ>>続きを読む
1960年代ベトナム戦時下にコロンビア大学で起きた反戦デモが元になったフィクション。
まるで、現在同大学でおきた反イスラエルデモを見返しているような作品。
初めは無関心な学生がどんどん反戦デモにのめ>>続きを読む
その再現度の高さは、数あるアニメ実写劇で群を抜く。
鈴木亮平の冴羽獠は佇まいから声までそのまんま。
神谷明か!? キン肉マンも行けるんじゃね?
特に顔の斜めのアングルなんか、3Dアニメなんか!?>>続きを読む
凄腕殺し屋の内なる思いが溢れすぎて、受け止めきれなかった。
イントロダクションのフェーズ以降が、この作品の醍醐味なんだが、思っていたのとちょっと違った。
デイビッド・フィンチャーてこんな感じだった>>続きを読む
そのハイジとマッドという組み合わせが、公開時から妙に気になってた作品。
まさにエクスプロイテーション映画ど真ん中のb級作品。
なんだろう、マッチョで独裁的でエログロテイストが、ヨーロッパで一番似合う>>続きを読む
何とも精神的にエグい、1970年の作品。
モノクロでなければ直視できないシーン多数。
むしろ白黒のほうが胸に刺さる、現代では到底考えられない物語。
長崎での被爆、部落差別、差別と暴力の応酬。
戦後>>続きを読む
黒澤明名作をカズオ・イシグロが脚本でリメイク。
原作はなんとなく憶えているが、恐らく展開はほぼ一緒じゃないかと。
ただ、オリジナルの方が淡々と物語が進んでいく印象で、こちらの方が叙情詩的なアプローチ>>続きを読む
アマプラ配信になったので早速。
その映像クオリティは凄い。
ゴジラのディテールの描き出しが実にリアルで、今までで一番非情で残酷なゴジラには、人々の絶望感を映し出すの対局として、このリアリティが必要だ>>続きを読む
1970年のオールスターキャストの超大作作品。
今作ったら、100億じゃ済まないと思う。
当然CGがない時代で、戦争シーンや満州、東京の街頭シーン等、スケールがそれ一つで1作品できそうな感じ。
第1>>続きを読む
寅さんと日本昔ばなしを混ぜて、西部劇にしたような話。
仲間に裏切られた主人公が一貫千金を当て、後にその仲間たちに慕われ、美しい女性と出会い、ハッピーエンドを迎えるというハートフル・コメディ。
まさ>>続きを読む
ずっと気になってた作品。
ディズニープラスで配信されたので、ようやく見れた。
よりによって日本はディズニー配給?思い切ってるなぁ。
ベラは常識人間から比べて何が欠落してるのだろう。それを考えながら2>>続きを読む
なんとも表現の難しい作品。
1970年制作、ジャック・ニコルソン主演のアメリカン・ニューシネマ。
当時、ジャックは30代前半なのに、額のシワがそれ以上の年輪の深さを感じさせる。それが彼の色気でもあり>>続きを読む
クエンティン・タランティーノ作品に出演した多くの俳優らが語る、QTへの愛が溢れるドキュメンタリー。
ヘイトフル・エイト以降の2作品以外は全て見ているが、彼の作品の特徴は言うまでもなく、プロット、脚本>>続きを読む
誰もが知ってるWe are the worldのレコーディングドキュメント。
ただただ、これだけのスターが一同に会すってすげえなって今まで思ってたけど、
普通に考えれば、エゴイスト数十人をまとめて、>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
森川葵、堀田真由、西野七瀬、岡山天音、間宮祥太朗。キャスティングに惹かれて観てみた。
結論から言えば、キャスティングミス、無駄遣い。
というより、全員が役者まんまのキャスティングなので、もし久我が間>>続きを読む
1stからグランツーリスモにハマってきた身としては、その世界観を守りつつ、映画としても、ちゃんと王道の展開で見ごたえのあるものになっていたことに一安心。
むしろ、レース映画の金字塔、デイズ・オブ・サ>>続きを読む
いわゆる監禁ホラーものだけど、超常現象との組み合わせが少々難解だった。
子どもたちの演技は引き込まれて、特に前半は目をそらしたくなるようなリアルさ。
黒電話をギミックとして使っていても、ホラーとし>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
3時間長い。心して見るべし。
当初、日本での公開を自粛決めた人、ほんとに作品見て決めたのだろうか?
これはアメリカの日本に原爆落としたことを正当化するわけでも、懺悔映画でもない。
オッペンハイマー>>続きを読む
きっと試されているんだと思う。
自分が日本人としてごくごく一般的な感情と常識の持ち主か、新海誠監督の世界に、違和感なく共感できるか。
見終わったときの感情としては天気の子の時と、ほぼ一緒。
ちゃんと>>続きを読む
70年代半ばの、パルムドール受賞し、スコセッシ監督とロバート・デ・ニーロ一躍有名にした、超名作。
ベトナム戦争から帰還した若者が不眠症を患い、ニューヨークに馴染めず、やることなす事うまく行かず、クソ>>続きを読む
これは非常に難しいけど、誰もが直面するかもしれない問題。
今は安全地帯にいるけど、いつ穴に落ちるか分からない。
作品を鑑賞しているうちに現実が覆いかぶさってくる怖さ。
確かに現代の日本社会は一度穴>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
この作品の存在自体知らなかったが、掘り出し物の良作だった。
ベン・アフレックという俳優は名優なのか、大根役者なのか。見る作品で全く違う印象を持つので、捉え方が難しいんだけども、これは秀作。
>>続きを読む
2回目の鑑賞。
2度目の鑑賞に耐える作品。
この映画、岡田准一のアクションが売りなのだけれど、ストーリーとしてのコメディとシリアス、アクションのバランスがとても心地良い。
そして、主人公のファブルだ>>続きを読む
ヤクザが落ちぶれた学校を立て直すっていう、軽快ファンタジーコメディなんだけど、意外に面白かった。
起承転結のメリハリがちゃんと効いているストーリーと、力のある役者が揃っていることの安定感。
筋肉バ>>続きを読む
「どうして日本地図を初めて作った偉人の伊能忠敬は大河ドラマにならないの?」
「それは地図を作っていないからー」
で、その解説を「多分こうだったんじゃないか劇場」で説明する、というチコちゃんの一連の流>>続きを読む
ユーロスタージャックと英仏トンネルという設定と舞台は、良かったのに。
悪役の女性リーダーがヴィラン臭出しまくりで凄く良かったのに対し、主人公のSAS兵士の普通さがなんとも。
恋人役も90年代のノリだ>>続きを読む
エンニオ・モリコーネの生涯が分かる伝記ドキュメンタリー。
私が最も好きな映画音楽作曲家の一人。
彼の作る映画音楽の音楽のすごいところは、1小節でモリコーネの作品とわかりつつ、その映画のそのシーンが>>続きを読む
イケオジ主人公がメチャクチャかっこいい!面白い!
オープニングからしてガッツリ掴まれた。
普段はなんの取り柄もない工場で働き、家族からも頼りにされない中年男が、実は凄腕殺し屋っていうのは、ままある>>続きを読む
2010年の日本版に続けて見た。
日本版は、主人公とその学生時代の友人との繋がりを深く描いていて、ポップでご都合主義的なギミックが多いのに対し、こちらの方がよりシリアスで、ポリティカルスリラー要素が>>続きを読む
今じゃみんな主役級の人ばかり集めたオールスターキャスト。
2時間超える超大作だけど、あまり頭使わずさくっと見る映画。細かいことを決して揚げ足をとってはいけない。
おそらく今作ったら、もっとシリアス>>続きを読む
1980年に実際に起きた駐英イラン大使館占拠事件でのイギリス特殊部隊SASの活躍をを元にした、実話もの。
平賀キートン・太一が参加した事件と聞いて、見てみた(笑)
実話を元にしてるので華美な演出はな>>続きを読む
進んだ道は、もう元には戻れない。
マーベル映画の中ではかなり短い作品だけど、いい意味でライトでまとまっていて良かった。
3時間ものにするにはキャラが少ないし、重厚感もないので。
キャプテンマーベル>>続きを読む
おそらく、リドリー・スコット☓ハンス・ジマーの最高傑作。
やはり没入感あふれる、その先のあらゆるメディアへの影響力を持つ超大作を作らせたら、リドリー・スコットの右に出る者はいないと思う。
ラッセル>>続きを読む
自分がおかしいのか。。。
あれ?こんなんだっけ?このシリーズ。
失望感ハンパないんだが。
1は最高に面白かったのに。
特に前半部分はダルい。
アクションは一級品だけどコメディは最低レベル。
何とも>>続きを読む
この映画は本当に凄い。
アニメーションで、こんなにもライブ感を感じられるとは。
原作全く知らず、初見。
熱いジャズをやりたい、というのが画を通してビンビン伝わって来るのがすごい。
普段のシーンは素>>続きを読む